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天ヶ瀬ダム 自殺の名所にたどりつけず [みんなで歩けばこわくない]

宇治橋のたもとから出発します。

今日の月例の寄せ集めハイキングは
久しぶりに
「宇治川ライン」をさかのぼります。

初めてきた人のために
少し説明しておきますか。

琵琶湖にそそぐ河川は
たくさんあるのですが
出て行く川は瀬田川だけです。

瀬田川が宇治川と名を変えられ
やがて淀川になって流れて行きます。

私たちが生まれていない大昔!
琵琶湖から宇治まで
「宇治川ライン」という航路があったのです。
つまり!瀬田川と宇治川を通る船。

100 年前に航路の途中に
大峯ダムができたそうな。

そこで琵琶湖から
大峯ダムまでモーターボート。
大峯ダムからトロッコ電車。
さらにプロペラ船を乗り継いで
宇治に到着するルートができたとか。

1964 年に天ヶ瀬ダムが竣工。
大峯ダムとトロッコ電車の線路は
沈んでしまいました。
宇治川ラインの終焉です。

半数のお年寄りは聞いていません。
かれらは放送禁止用語をばんばん使った
エロばなししか興味を示しませんね。

では!行きますよ!
天ヶ瀬ダムまでのハイキングです。



右岸から朝霧橋を
総称・中の島の下流の橘島へ渡ります。
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鵜(う)飼いの鵜は夜の仕事にそなえて
休憩中かな。
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中の島の上流の島は塔の島。
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十三重石塔があるからですが。
このあたりに
宇治川ラインのプロペラ船の
桟橋があったのでしょう。

宇治川の左岸をさかのぼります。
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天ヶ瀬吊り橋を渡り!右岸へ。
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天ヶ瀬ダムの前をよぎる白虹橋。
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ふた昔ばかり前!初めてきたときには
じみな橋だったのですが
とんでもない意匠の橋になっています。

ダムを見ながら左岸に渡って
天ヶ瀬ダムにのぼりましょう。

あ!立ち入り禁止になっています?!
工事中!

駅でもらった宇治市観光協会発行の
最新の地図にも天ヶ瀬ダムは
工事中とはひとことも書いていませんよ。

すみません。
せっかく!
自殺の名所の説明をしようと
思っていたのに。(拙ブログ 2014/08/05

ボランティアの案内ですから
みなさん!口には出しませんが
不満の顔色。
「ちゃんと!下調べしておけよ」
そんな顔。

吊り橋までもどってランチにします。
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バラバラに座って!口数少なし。



時間がたっぷりできたので
平等院鳳凰堂へ。
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拝観料が必要なので!入ってこない人も。

橋姫神社に参拝。
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ここに連れてくるガイドは!
まずいませんがね。

暗闇祭り(拙ブログ 2018/06/06)の
県(あがた)神社です。
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この梵天(ぼんてん)が
町中が明かりを消した深夜に走ります。

興味がなさそうなので!帰ります。

紫式部を見て行きますか。
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見て行きませんね。

先ほどの橋姫さまの本宅(!)の
宇治橋の三の間。
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振り向けば!みなさん!私を置いて!
京阪・宇治駅まですっ飛んで
行ってしまいました。
なぜか!今日は早く帰りたい人ばかり。
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