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行く春に野を食べる [お命!いただきます]

タケノコ(筍)を拾い(?)ました。
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なんの竹の子(!)か分かりません。
みんなおなじ種類のものではないのかも。
うまい!まずいはあるでしょうけど
どの竹でも食べられます!たぶん。

竹の見本園(!)の近くです。
だれかが折り取ってきたものの
ここで呵責(かしゃく)の念が湧き
置いて行ったのでしょうか。

私が持っていたら
私が折ったと思われますね。
あわてて捨てようと思いましたが
指は勝手に動いて
タケノコをザックに入れてしまいました。

捨ててもゴミになるだけなら
食べてあげましょう。

多くもない糠(ぬか)でゆでました。
あまり!アクを感じません。

メンドくさかったので!簡単に
かつおぶしをかけて醤油で食べます。
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タコ(蛸)の塩辛をまぶしたら
日本酒のつまみになりました。
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大阪城の石垣にイタドリ(虎杖)の茎!
そう太くもないスカンポがありました。
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スイバ(酸葉)の花茎といっしょに
摘んできました。
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摘んでいいものかどうか分かりませんが。

食塩水に浸けておいて!
仕事に追われて(それはウソですが)
忘れていました。

思い出して!
かんでみると!とても塩辛い。

塩抜きしてから
昆布と混ぜてみます。
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昆布は切れ端を買ってきたもの。
梅肉のペーストをまぶして!
これまた!仕事に追われて(?)
放置していたものです。

なかなかの味です。



タケノコが到来しました。
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これは孟宗竹の細いものでしょう。

どこから折ってきたの?!
たぶん!泥棒したのでしょう。
これを食べたら
私も罪になるのでしょうか。
ま!御用のお役人がきたら!
そのときにはそのとき!
走って逃げよう。

また!とりあえず!糠でゆでました。

糠が少なかったからか
少々えぐみを感じます。
油を通したらえぐみは緩和するかも。

サイコロに切って
油で炒めて!
昆布と椎茸のだし醤油で味をつけました。

鶏卵だけの焼きめしを作って
タケノコを混ぜました。
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ちょっと寂しいので
鶏肉を焼いて添えましたが。
おいしくできました。



野山を徘徊していると
もうすっかり葉を展開させている
ワラビに遭遇します。

先のほうの芽を摘みながら歩きます。

まことに可愛らしい
ワラビが得られましたが。
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アクを抜こうとして!
お湯を沸かしてから
重曹を切らしていることに気づきました。
そんなおまぬけな人生です。

重曹ならサイダーでもいいですか!
短絡的な考えが
なんだかおかしいような気もしますが。

ワラビをさっと湯通ししてから
三ツ矢サイダーを
ひとひたにかけておきました。

サイダーが桃の味だったので
甘い味と香りのワラビができました。

タケノコとワラビと
カワニナの食料にと多量に植えている
三つ葉とを油で炒めて
昆布と椎茸のだし醤油で調味しました。

ゆであげたスパゲティと混ぜ合わせます。
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行く春を感じます。
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ふきのとうの食卓 [お命!いただきます]

あるおばさんが
小学生の孫娘たちが採ってきたという
フキノトウをくれました。
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だいぶゆるんでいて
おいしそうには見えませんが。

「キツネやタヌキの
「通り道に生えていたんだって。

見たんですか!キツネ!?

「キツネのおしっこがかかっているかも。

見たんですか!おしっこ?!

もし!それがホントなら
そんなものを
よくまぁ!私のところへ持ってきますね。

「あんたなら!なんでも喜ぶから。

私をなんだって思っているの!

ま!キツネやタヌキの心配をしていたら
山菜は食べられませんけどね。

でも!都会育ちで
祖母に似てあんまり学業成績が
よさそうに見えないこどもたちが
よく!フキノトウが分かりましたね。

「蕗のとう福寿草にも似たりけり

正岡子規の句があります。

似ていますか!?
全然似ていないでしょう!姿かたちは。
俳句は写生だ!写実だ!と
主張したひとにしては観察が甘いのでは。

フキノトウはキク科で
食用に問題はないでしょうけど
福寿草はキンポウゲ科で
食用にはならないでしょう。
いや!薬には利用できても
ヘタに食すれば
死に至る毒性があるのでは。

おとなの子規でそうなのですから
あまり賢明でないこどもが
間違えかねないかと心配しましたが。



ま!せっかくの到来もの。
キツネのおしっこがかかっていても
いただきます。

賞味期限の切れている
冷凍のスパゲティを
食べるところでしたので
さっと湯通しして
きざんだフキノトウを混ぜてみます。
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お~!ほろ苦い。
春の味です。



春キャベツと
セリのサラダはどうでしょう。
葉を生のまま!ちぎって皿に入れます。

ヨーグルトに塩とコショウを強めにして
湯通ししたフキノトウをきざんで混ぜて
ドレッシングにしましょう。
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生のキャベツはともかく!
生のセリは私にはおいしくありません。
少し湯通ししたほうがいいかも。



フキノトウをきざんで
セリの軸(葉柄)もきざんで
生のまま!みそに練り込みました。
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どこかの道の駅で買った
おばあさんが作ったという
ちょっと長く寝かせていたという黒いみそ。

みそは塩味が強いのですが
砂糖なんか!なにも加えないほうが
野趣があっておいしいような。

少しずつなめながら
酒を飲んだり!ごはんを食べたり。



ごま油にマヨネーズを混ぜて
うどんを炒めてみます。

前述のフキノトウみそで味をつけます。
みそがかたいので!
日本酒でゆるめて使いましたが。

ちぎって優通しした春キャベツを
だし醤油で下味をつけてから
うどんと混ぜ合わせました。
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ちょっと寂しいので
焼き鳥(皮の照り焼き)を串から抜いて
湯通ししたフキノトウを混ぜ合わせて
トッピングしました。



フライパンにマヨネーズを入れて
鶏卵の焼きめしを作ります。
だし醤油で調味したので
色がくすみましたが!はは。
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湯通ししてきざんだ
フキノトウを加えています。



おかげさまで
なん度か!なん品か楽しめました。

また!採ってきてね。
つぎには!ぎゅっとかたくしまった
フキノトウを希望します。
今季ではもう無理かも。



(追記)
子規の句の「蕗のとう」
「蕗のたう」か「蕗の薹」と書くのでは!と
指摘がありましたが浅学にして分かりません。
嵐雪も
「蕗のとうほうけて人の詠(うたい?)かな
と書いているともいわれていますが。
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うるう餅 どや餅 銀杏餅 [お命!いただきます]

「大空に はばかるほどの 餅もがな
「生ける一期(いちご)に かぶり食らはん

大空いっぱいになるような餅を
死ぬまでに食べてみたいといっています。

400 年前の比叡山でしょうか
年かさの小坊主がそういえば
弟分の児(ちご)が

「大空に はばからずとも 餅もがな
「月のせいにて 星の数ほど

と!返します。

大空に
いっぱいになるような餅でなくてもいい!
月ほどでもいい!
星の数ほどあればいいそうな。

修業といえば!あまりにも幼い。
年中!空腹に耐えていたようです。

夢見るのは「餅」だったのですね。



この飽食の時代でも餅の人気は高い。

ただし!ちょっと表道から
はずれたところのことかも知れませんが。

たとえば
しょんべん小路の吹きだまりの奥の
しけた(というひともいる)居酒屋で
カウンターの上に餅を置いていると
勝手に
自動消火装置も壊れている石油ストーブで
焼いているものが出てきます。



「うるう餅」を食べます。
うるち米ともち米を混ぜてついた餅です。

大阪にくるまで知らなかった食べものです。

どこで買ったか思い出せなかったのですが
長岡京市の
光明寺の門前で撮った写真にあるので
京都でも「うるう餅」と呼ぶようです。
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円盤型だったので切り分けると
細い三日月型になりました。
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焼いて食べるだけでは飽きたので
レトルトの栗ぜんざいをかけてみます。
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ピーマンと
チーズをのせて焼いてもいいかも。
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しけた居酒屋の
くたびれたひとたちの気持ちになれます。



奈良の明日香村で買ってきた
うるち米ともち米でできた餅は
「どや餅」と書いてあります。
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丸い小餅です。

この日のランチに
59 円のカップ麺(ラーメン)に
のせて食べました。
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うるう餅もどや餅も
焼いても大きくふくらんだ
ちょうちんは出ませんね。

タコ(章魚)の塩辛とよくあいます。
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小口切りの青ネギとマヨネーズを混ぜて
だし醤油を落としてみます。
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そうそう!銀杏があるんです。
拙ブログ 2022/12/01

紙の袋に入れて電子レンジで加熱して
殻から取り出し
焼いた餅に混ぜ込みます。
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銀杏も餅も!混ぜるとき!熱いのなんの!

これは茶席に出せますね。
ま!無理ですわね。



(安楽庵策伝著/醒睡笑/鈴木棠三校注/)参照
(敬称略)
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四角豆を食べた [お命!いただきます]

雨模様の空に紛れて
気づかなかったのですが
花が咲いています。
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わが家の庭に咲いています。
庭といっても
あばら家ではベランダともいいますがね。

どう見ても!豆の花ですね。

ん!?
なにかさがっています。
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四角豆ですか。
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早朝か夕暮れかに急いで水やりをすれば
根元しか注意していなかったのかも。

植えたことがなかったので
種子を適当にばらまいていたのですが。

あんまりつるは伸びていませんが
実をつけるのですね。



1 分ばかり熱湯に通してみます。

ほんのり苦味(?)はあるものの
クセの少ない食べものですね。

市販のごまだれで食べてみます。
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かつお節と醤油でもおいしいかも。

小口切りにして
ポテトサラダの彩りにも。
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南のほうで栽培が盛んな野菜でしょうか。
沖縄の「うりずん豆」がこれかも。

では!ランチョンミートと相性がいいはず。

といって!都合よくあるはずもなく
魚肉ソーセージとプロセスチーズに混ぜて
得意(!)の梅干のペーストと
マヨネーズを和えます。
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串を抜いた焼き鳥(皮)と混ぜて
焼き鳥のたれをかけました。
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赤飯で焼きめしを作ります。
白いごはんがなかったので。

鶏卵と麺つゆを加えます。
四角豆を混ぜます。
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500ml 99 円の缶チューハイを飲みます。
安い酒ですが
よく冷やせば!
これほどおいしいものもありますまい。
貧乏人はしあわせだ!

あ!酒は弱く!嫌いなんですがね。
暑いから。
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浜寺公園の消火栓 桜の実の果実酒 [お命!いただきます]

どこまでも!飽きるほど
松(クロマツ)があります。
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浜寺公園には 5,000 本を越える松。
大阪府堺市西区および高石市の沿岸部。
大昔には
白砂青松の浜がつづいていたのかも。

なにか蹴とばしました。
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キノコ!?
おいしそうですね。
近くにいくつかあります。

私の母親なら食べるかも知れませんが。
勇気が出ません。

野生のキノコ好きな母のりくつでは
毒のあるものはほんのひと握りだそうな。
まず!大丈夫だとか。
母のことばといえども信用できませんが。

ただし!毒はないけど
うまいかまずいかは大きな差があるとか。

消火栓!?
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古いものがぽつりぽつりあります。
たぶん!もう使用されていないもの。

明治から昭和初期のころ
このあたりは別荘地だったのですね。

消火栓のある別荘地。
すごい。

さらに先の大戦後
アメリカの占領軍が住んでいて
利用していた設備とも聞きましたが。

戦後は白砂青松の浜の海水浴場が
たいそうにぎわったようです。

その海水浴場がこの浜寺水路かな。
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沖に島ができて工場が並んでいます。

あちら側の水際が
泉北臨海緑地と呼ばれています。
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桜並木がつづいています。
どの木にも「さくらんぼ」がいっぱい。
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ん!?
「さくらんぼ(さくらんぼう)」
ではないですか。
さくらんぼと呼べるのは
セイヨウミザクラの果実だけでしょうか。
いわゆるくだものだけ?!

桜の実の総称で使う単語ではないのかな。

では!
桜の実がいっぱいといい換えましょうか。

スズメをはじめ小鳥たちが群がっている
枝葉の中に混ぜてもらい
200g ばかりいただきました。
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熟したものは黒い。
1 粒が外径 10mm くらい。
苦味があります。

ホワイトリカー(35°)に浸けました。
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すぐ紅色は出るでしょう。

今までの経験でいえば
たぶん!ぼんやりした味になるでしょう。

飲むには
レモンかなにか柑橘の酸味と
糖分を加味したら!おいしいはず。
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