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なんじゃもんじゃ どっぷり昭和町 [わが街・下駄ばきドドンパ]

長居植物園(大阪市東住吉区)の入り口に
黄色の花が目立つ春。
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今年もコガネノウゼンが咲きました。
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「花と緑と自然の情報センター」の玄関に
白い花の鉢植えが置かれています。
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「なんじゃもんじゃ」の花です。
季節は忘れずやってきます。

先の秋の台風 21 号襲来(2018/09/05)で
甚大な被害のあった植物園。

「なんじゃもんじゃ」の木は
どうなっているのでしょう。
高木が 2、3 本ありましたよね。

いくつかの樹木はなくなって
林は明るくなっていましたが
なんじゃもんじゃ(ヒトツバタゴ)は
変らず咲いていますね。
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余談ですが
「ヒトツバタゴ」を漢字で書けば
「一葉田子」らしい。



帰宅したら
町中が蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)!
盆と正月と
阿波踊りの団体がやってきたよう!?
人だらけ。

阿倍野区の大阪メトロの
昭和町駅周辺のイベント!
「どっぷり、昭和町。」(2019/04/29)でした。

全国に昭和町は数多(あまた)ありますが
「町」の読み方が「まち」だったり
「ちょう」だったり。
ちなみにここは「しょうわちょう」です。

メイン会場はわが家の前の桃ケ池公園。

朝!出かけるときには
気づきませんでしたが。

なんだか!
戦火をのがれた難民キャンプのような
雑然とした!なんでもありの雰囲気。
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あんまり珍しいものもないような。
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珍しいとは
私の興味をひくものということですよ。

飲食ブースが少ないのかな。
それは他の会場にあるのかな。
昼過ぎているので売り切れかな。



「即応寺マルシェ in どっぷり、昭和町」の
ちらしをもらっていました。

すっかり忘れていました。すみません。

あわてて即応寺にかけつけたら
尺八演奏とオペラは終わり
きれいな先生方の四重奏で
盛りあがっていました。
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笑福亭鶴二の噺(はなし)は
初めから聞けます。
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裃(かみしも)を着て!正座して!
ありがたく聞け!とばかりに
客をおどして強要する落語会が多い昨今!
ここは演者と客(の心)が近く
いっしょになって楽しめていいですね。

おとなの間抜けな噺なのに
ふしぎにも
小さな児童たちが大いに笑っていました。

落語でも他の演芸でも
こどもに提供するときに
こども向けに作らなくても
いいのですよ!きっと。

「卑猥」なシーンでも
「金銭」的な醜悪でも
そのまま見せればいいような気がします。

深窓で育てると
おとなになってから
変になりやすいような。

食べものだっておなじ?

私なんか!幼児のときから
生姜(しょうが)や香辛料を
たくさん摂って大きくなっても
こんなに立派な
おとなになっているではありませんか。

ちょっと違うような気も
いや!だいぶ恥ずかしいような気も
しないこともないですが。



(敬称略)
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春団治まつり 2019 [パパラッチ!ママえっち?]

阪急・宝塚線の石橋駅を降りて
アーケードの商店街を歩いていたら
「1 日歩行者天国」とかなんとか
アナウンスしています。

落語の街(?)池田市で
「いけだ春団治まつり」を
開催しているのですね。

「いけだ落語うぃーく」
(2019/04/22 ~ 04/28)があって
「いけだ春団治まつり」
(2019/04/27・28)が
その掉尾を飾るということらしい。

「いけだ春団治まつり」は
もう 20 回目だそうですが
1 度も遭遇していなかったので
「落語みゅーじあむ」のある
池田駅の近くで行われているものと
なんとなく思っていましたが
石橋駅周辺で騒いで(失礼!)いましたか。

初代・2 代・3 代の春団治の
墓所はどこか知りませんが
「春団治之碑」は
ここから大阪空港に抜けるときに
見たことがあります。(拙ブログ 2014/09/15

そこに行ってみますか。

あ!
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とぼとぼ歩いて!顔をあげたら
「春団治之碑」の前で
法要が始まるところでした。

最初の焼香は 3 代目の筆頭弟子の
桂福団治が務めていました。
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この師匠は春団治を継がなかったのですね。



石橋駅にはもどらずに
豊島野公園の会場に行ってみます。
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なかなかにぎやかですね。
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クワガタの幼虫なんかも売られています。
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古本を手に取ったら
お代はいらない!というブースも。

なんだかほのぼのとした祭です。

落語の
「池田の猪(しし)買い」の舞台ですから
「猪汁(ししじる)」(300 円)をもらいます。
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たくさん肉を入れてくれました。

「はりま焼き」(100 円)なるものも。
ここはまた!
インスタントラーメンの発祥の地。
チキンラーメンのあん入りを。
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好みからいえば!
小豆あんのほうが口に合いますが。



公園隣接の池田市民文化会館の
「三代目春団治一門会」に入場。

最近のはやり(?)の
あれをするな!
これをするな!のオンパレード。
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したがって落語会の画像はありません。

会場はきれいな建てものですね。
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どうでもいいことですが。

この日だけは
たぶん!謝恩特別価格の
1,000 円ということもあって
1,000 人も入れそうな大ホールに
人が押し寄せました。
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それで!
入門 25 年の桂春蝶が前座という
豪華な演者。

桂春雨!桂小春団治とつづいて
中入り前のトリが 4 代目桂春団治でした。

中入り後
桂春若が
「三十石舟夢の通い路」をかけていましたが
「麦打ち歌」なるものを初めて聞きました。

大トリは一番弟子の桂福団治が
戦で鼻を落とした
寺子屋の師匠の噺(はなし)をしていましたが
なんというタイトルなんでしょう。
まったく聞いたことがないですね。



3 時間近く聞き入った後は
地元の吉田酒造が造っている
「春団治」という酒をさげて帰ります。
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(敬称略)
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上京大文化祭 日本の奇跡とは [平安京有情]

千本釈迦堂 大報恩寺(京都市上京区)の
大きなしだれ桜は若葉の季節でしたが
八重の桜にはまだ花が残っています。
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おかめさんにも花が散っていました。
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寺では「おかめ発祥の地」といっていますが
発祥の地ですか!
なにか他にいい方はないのでしょうか。

「翔鸞幼稚園」!?
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なんと読むんでしょうか。

これもまた!違う漢字?!
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花街の上七軒の朝。
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くるたびに変化しているような。

日本の奇跡!?
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上京大文化祭!
会場の北野天満宮に向かいます。



北野天満宮はあい変らず観光客の渦。

文子天満宮にはお詣りしておきます。
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若葉の中。
ここにはあんまり人がこないので落ち着きます。

上京大文化祭には「北野の大茶会」もあるので
和服姿の人も多いのですが
このおね~さん方!可愛い!
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上は和服!?
下は西洋のスカート?!

境内に無人販売所(?)が並んでいました。
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郊外の野道のように感じて
相好を崩して!不謹慎で!すみません。
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ハイキング道では
100 円 200 円のものがフツーですが
ありがたい梅干は 1,000 円でした。



「上京の奇跡 現代の技展」を拝見。
手描き友禅やら黒楽茶碗やら
鑑賞眼はないのに吐息をもらして回ります。

画集を差し出されたのでいただきましたが。
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今!見ると!ひぇ~!
定価 3,000 円とありますが
もらってよかったのでしょうか。

「伝統の技を食す 上京の料理店」へ。
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上京区を代表する名店が出店しています。
どの料理も 1 品 500 円(税込み)で
提供していました。

「季節風膳 おかもと紅梅庵」の
「ちらし寿司」をいただきます。
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けっこうなお味ですが。
おなかいっぱいにはなりませんね!
上品過ぎて!貧乏人はつらい。

値段が値段ですから!仕方がありませんか。

すっぽん料理の大市もありました。
すっぽん料理のコースなら
1 人前は 2 万円をはるかに越えます。
その 500 円分だけでも
いただけるのはありがたい。

違いました。
すっぽんの骨粉入りの焼き菓子でした。
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志賀直哉の「暗夜行路」やら
川端康成の「古都」やら
小説や随筆に枚挙にいとまがないほど
「大市」は登場していますが
焼き菓子はどうでしたか。

この焼き菓子!
正価はもっと高く
今日は特別安くお買い得だとか。



「現代の技展」「上京の料理店」の会場は
最近建設された文道会館でした。
初めて拝見しましたが
梅の古木を集めた庭園がいいじゃないですか。
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境内の西側の御土居(おどい)は
青もみじの季節。
青もみじも有料で見せているんですね。

それもいいけど
やっぱり!私にはいつも変わらぬ
影向(ようごう)の松を仰ぐのが好きです。
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赤松はいいですねぇ。



(敬称略)
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竜田揚げに普賢象散る日 [昼定食]

長居公園(大阪市東住吉区)の東
外周走路から長居植物園のほうを見ると
竹笹見本園が明るい。

柵にしがみついて!のぞくと
(よいこはマネしてはいけません)
筍(たけのこ)がいっぱい!
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「乗り越えたらあきまへんで!」

げ!後ろに初老の男。
大昔!仕事上で知り合っただけの人。

「会いたかったです~」

(全然!会いたくないもんね)

「あい変らず暇そうでんな~」

(ほっといてちょうだい!)

悪いことはできない人なんですが
仕事を離れたら忘れたい苦手な人。

そんなこと!おかまいなし!
私の腕を取って喫茶店に行こうといいます。
こちらの懐中を忖度(そんたく)して
「おごりますから」なんてでしゃばります。



「これから(自然史)博物館へ
「行かねばならないのです。
「竹の遺伝子の件で。

相手がちょっとひるむのが分かります。
この人!お勉強的や学問的なことには
避けるヘキがあるのを知っています。

「ごいっしょしませんか。

「ああ!それは、、、!」

それでも
未練がましく立ち去ろうとしないので
いそいで!博物館への入り口にあたる
「花と緑と自然の情報センター」へ。

ホントにもう!生きるって大変です。



「花と緑と自然の情報センター」の
「軽食・喫茶」の「フォーレスト」で
しばらく避難するはめに。
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遅いランチにしますか。
値段から選んで「竜田揚げ定食」
「税込み 650 円」を食べます。
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おかげで大変な出費です。はは。

メニューには「竜田揚げ」とあるのに
店のおばちゃんは
「から揚げ」と呼んでいます。

「竜田揚げ」は
「から揚げ」とも「てんぷら」とも
「フライドチキン」とも違うでしょうが。

心の中で八つあたり!はは。



自然史博物館へは行きませんが
(私も勉学は嫌いです!)
長居植物園に入園して
竹笹見本園で今度は中から観察です。
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すべての種類の竹・笹を間引いたようで
昨秋はブッシュ状態だったのに
すっきりしています。

年中!なにかの竹・笹の若芽!
つまり「筍」といえば筍が
出ているような気がしますが
春には特に多くの種類が萌えています。



しゃくなげ(石楠花)園が
はなやかになっています。
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いわゆる「西洋しゃくなげ」ばかりかな。
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「西洋しゃくなげ」は比較的丈夫で
花が大きくハデなので衆目を集めています。

ぼたん園はもう盛りが過ぎたような印象。
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あい変らず!三脚やカンバスが多い!
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えせ芸術家の天下。



桜が散り敷いています。
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入り口でもらった開花情報には
関山(かんざん)とありますが。

ハラハラではなく
ボタボタと落ちています。
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あ!これ!関山ではないですね。
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色が白い!
普賢象(ふげんぞう)かな。

横に似たような花。
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こちらの紅色が強いほうが関山!?

ここには関山より
普賢象の木のほうが多いような。

先日!須磨浦普賢象を探して
須磨を歩きました。(拙ブログ 2019/04/25

普賢象の枝変わりが
須磨浦普賢象だそうですが。

須磨浦普賢象の黄色い花より
普賢象の白と薄紅色の花のほうが
目立ちますね。
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菊水山 舞えホタル 咲けアーモンド [手のひらを太陽に]

水槽の中
隠れ家を豊富に作ってやったのですが
清掃とか管理が不便。
土に生える水草が芽を出す前に
もっと!すっきりした
レイアウトにしましょうか。

障害物を取りのぞいていたら
ヘドロが舞いあがり
一寸先は闇(?)になりました。

ドジョウやモツゴはあわてふためき
動き回って私の手にぶつかります。

昼間は大多数が隠れている!
カワニナが!
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どうしたの?!
まぶしい水槽の壁を
後から後からはいあがってきます。

それにしてもカワニナは
水槽の底に幾重にも重なって
すごい数に増えています。



六甲山系の菊水山。
森林浴コースをのぼります。
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明るい!?
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こんなに明るい山でしたか。
まだ夏の葉がそろっていないから?!

山肌には倒木と切り株だらけ。
先(2018/09/04)の台風(21 号)の
影響でしょうね。

渓流に生物が見られません。
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いないのなら放流してもいいかな。
交雑することもないでしょう。
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カワニナ 50 個ほど放流。

山が明るくなると
ツツジは咲きやすいような。
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さらにのぼれば細流になってきましたが。
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ここでも頑張りなさい。
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もっとのぼれば
水が消えてしまいました。

生きものがいないのは
水が枯れやすいから?!

広場がある近くの小さな池。
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ここにも精鋭を送ります。
キッチンペーパーに包んで
保冷剤を入れたボックスで運んできました。
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元気です。
終(つい)の棲家にしてね。

モリアオガエルクラスの
おたまじゃくしが寄ってきました。
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赤い魚もいく尾か棲んでいます。
もし鯉なんかだとエサにされるかも。
頑張れ。
無責任だけど。

ホタルの乱舞する山になれ。



カエデ(園芸でいえばモミジですが)の花と
ヤマザクラの花。
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菊水山頂上です。
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かすむ瀬戸内海を見降ろす石の横に
アーモンドを植えました。
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もう 2 年以上前のこと。
咲いていることを信じてきたのですが。

咲くも咲かないも!
アーモンドの姿さえ消えていました。

それより前に植えていた小菊。
たった 1 株だけ生き残っています。
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やがて!これも消える運命かな。



今まで
公孫樹(イチョウ)の種子(銀杏)をはじめ
アーモンドとかカキとか
なん百粒ものタネをまいて歩きましたが
ただの 1 本も
それと認められる樹木に出会っていません。

苗もまた。
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