SSブログ
平安京有情 ブログトップ
前の5件 | -

朝粥 知恩院 祇園枝垂桜 [平安京有情]

鴨川の岸に
桜花が見えるようになりました。
blog21.jpg

京都は川際にも
インバウンド(訪日旅行)のひとだらけ。
エサをねだっている鳥もいます。
blog22.jpg

外国語が通じるみたいです。

朝ごはんに
冨小路粥店で買ってきた
「五穀米の和粥」をいただきます。
blog23.jpg

しばらく!さげて歩いていたのですが
まだまだ!熱い。
和粥ですから
梅干やモズクや三つ葉などがのせてあり
おいしい。

税込み 600 円。

安くはありませんが
300cc 以上あるようで
とりあえず!満腹感はあります。



知恩院の三門の前にも
桜花が認められます。
blog24.jpg

それでは!と意気込んで
境内の「友禅苑」に入園したものの
桜の木が少なかったですね。
blog25.jpg

御影堂にごあいさつはそこそこにして
方丈庭園に回ります。

なんだか老いて欲のなくなったような
桜が咲いています。
blog26.jpg

でも!ここも桜の園ではないですね。
blog27.jpg

権現堂にはスモモのような
白い花がありました。
blog28.jpg

これも桜だと思うのですが。

京の町が一望できる山亭庭園にも
桜の喬木はありますが。
blog29.jpg

けれんみはありません。



山亭庭園から裏の墓地に抜けて
千姫の墓へ行きます。
blog30.jpg

向こうに
濡髪(ぬれがみ)大明神がおわします。

花街の芸妓は
よい旦那を引きつけておかねば
成り立たない商売らしい。

舞妓が 13 歳になって
芸妓になるときに!
水揚げ(!)してもらい!
女になって(なんのことやら?)
旦那を持つことになります。

舞妓のときに!
よい旦那ができるように
濡髪さんに祈ります。

旦那ができてからでも
丑三つどきにやってきて
濡髪さんの井戸に小豆を落としたり!
いろんなまじない(?)をするそうな。

そうすると旦那は奥さんや
他の女性と同衾(どうきん)しても
ナニ(知らんけど!)が
役に立たなくなるとか。

旦那は必然的に芸妓の自分のところに
ナニをナニしにくるようになります。
(詳細は専門家にお尋ねあれ)

先斗町の元・芸舞妓の
豆弥姐さん(ご存命かどうか)の
おはなしですから!いつのことやら。
現在の花街はどうなっているのでしょう。

そんなに
変化のある世界ではないでしょうけど。
芸妓になっている時期を
そうとう過ぎている年かさで
舞妓になる昨今!
肉体の発育はどんどん早くなっているのに
逆行しているのやら。

その井戸がありません。
数年前から!
ここにくるたびに探しているのですが。



墓地から出たら
きれいな桜花がありました。
blog31.jpg

テントやタープが立てられていて
鑑賞にじゃまなんですが。

石段を御影堂に降りると
法然上人は花吹雪の中。
blog32.jpg

納骨堂でしょうか。
blog33.jpg

桜と新芽の中にあります。



円山公園に出ると
祇園枝垂桜が観光客を寄せていました。
blog34.jpg

八坂神社を抜けると
道の向こうの「亀屋清永」に
餢飳(ぶと)がありました。
blog35.jpg

遣唐使が持って帰ったという菓子。
米粉や小麦粉で作った生地で
あんこを包んで植物油で揚げたもの。

遣唐使のレシピにあんこはあったのやら。

奈良の春日大社ゆかりのものと
思っていたのですが
京都にもありましたか。

高い!
税込み 648 円!
50g もないのに。

画像の右に写っている
おまけにもらった菓子のほうが
大きいような。



(永六輔著/極道まんだら/)参照
(敬称略)
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

親鸞の墓所 桜花の季節 父の面影 [平安京有情]

大谷祖廟(おおたにそびょう)の参道に
桜が咲く季節。
blog81.jpg

ここは真宗大谷派(東本願寺)の
親鸞の墓所のはず。
東本願寺のものですから
通称・東大谷。

父の生家は浄土真宗だったようですが
西か東か!はたまた他の派か
なにもいわずに死んでしまいました。

父のせいではないのでしょうけど
いろいろ社会的なことや
恥ずかしいことがあって
生家も田畑もなくなり
先祖の墓地もどこかへ移転していて
私はなにも知りません。
調べれば分るのでしょうけど
調べてもなんにもならないような。

ふと!こんな場所にきたときにだけ
父を思い出す親不孝ものです。

親鸞の墓所はいくつあるのでしょう。
ここは元禄のころに
整備された新しい(?)ものらしい。

南に歩きます。
大変な観光客です。
インバウンド(訪日旅行)だらけです。
貸衣裳の和服だらけです。
歩きにくそうです。
着崩れて大変!
大きなバストがこぼれそうです。

高台寺に行列ができています。
外から桜花を見て過ぎましょう。
blog82.jpg

八坂の塔が見えます。
blog83.jpg

一年坂!二年坂!
三年坂のほうへ行きますか。
blog84.jpg

スターバックスがあります。
blog85.jpg

古民家(!)ですので
にわかに気づきません。

今日は珍しく甘いものでも食べたくなり
竹久夢二ゆかりの
二年坂の石段の下の「かさぎ屋」へ
なん十年ぶりかに寄る気になりました。
blog86.jpg

営業していません。はは。

三年坂の上に桜花がありましたが
上を向く余裕がないほど混雑しています。
blog87.jpg

ごった返す清水の舞台にはあがりません。

下にある阿弖流為(あてるい)と
母礼(もれ)の碑に
みちのく桜が咲いていました。
blog88.jpg

日本の俘囚(ふしゅう)は
同化政策で大陸なんかの扱いより
残酷さが少ないと教えられてきましたが
悲しいはなしはあまたありますね。

大谷墓地の中をくだります。
blog89.jpg

静かだと思っていたのですが
この道にもインバウンドがいっぱい。

仏教の墓地の中に
とんがった墓石も混じっています。
blog90.jpg

戦死して神になったひとの墓標ですか。

神社もあります。
blog91.jpg

桜花満開の妙見宮。
舞台造りの休憩所(?)もあります。
blog92.jpg

妙に静かです。

御荼毘所(おだびしょ)があるのですね。
blog93.jpg

墓地の中を複雑に歩いていくと
谷底のようなところに
親鸞の火葬地がぽつんとありました。
blog94.jpg

親鸞の荼毘の場所も諸説あるのでは。
ここは浄土真宗本願寺派(西本願寺)の
管理しているところかな。

大谷本廟(おおたにほんびょう)です。
blog95.jpg

西本願寺の親鸞の墓所ですから
西大谷と呼ばれているようです。

大谷本廟の中の
喫茶店の「井とう」で休憩します。
blog96.jpg

窓外は車道が見えるだけですが。

このあたりは
飲食代金が無茶苦茶高騰しています。
ビールだけでがまんしますか。
blog97.jpg

いや!シーフードピラフにしました。
blog98.jpg

そんな京都で
税込み 860 円がいやに安く感じます。

ふと!父のことを思い出した日でした。
年に 1 度も思い出さない
薄情な性格なのに。
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

吉田神社 節分 2024 くるまが当たるかも [平安京有情]

もう朝食の時間は過ぎて
ランチの心配をしなければならない
11 時近くですが。
「コーヒーハウス マキ」なら
まだ「モーニング」があるのでは。
blog81.jpg

入り口がふたつありますが
たいてい賀茂川側のほうから入店します。

間にあいました。
blog82.jpg

「モーニングセット」は
くり抜かれたパンに
ハム!生野菜!ゆでたまご!
ポテトサラダが盛られています。

税込み 780 円。



懐中不如意でも商店街歩きは好きなので
枡形出町商店街のアーケードに入ります。
blog83.jpg

「おた福屋」に
いつもの赤えんどう豆の豆餅の他に
珍しい大豆の豆餅もあります。
今日(2024/02/03)は
節分だからでしょうか。

両方買いましょう。
blog84.jpg

ひとつ!税込み 160 円。



いいお天気!あたたかいので
川の中を渡ります。

まず!賀茂川の飛び石を越えて。
blog85.jpg

つづいて!高野川の飛び石を歩きます。
blog86.jpg

ここは通称・鴨川デルタ。
ふたつの川が合流して鴨川が始まります。



節分の行事が
ハデでにぎやかな寺社が多い京都です。

ここから!これから
行けるところも数あるのですが
忙しい身ですので(ウソついてすみません)
吉田神社の鬼だけに会いに行きますか。
blog87.jpg

東に進み!百万遍の交差点から
京都大学のキャンパスを斜めに横切り
正門から出ると!ぎゃ!
blog88.jpg

別世界!
吉田神社の鳥居に向けて
佃煮にするほど人間がいます。

香具師(てきや)のサンズン(露店)も
半端じゃないですね。
blog89.jpg

「八ツ橋」やら
「みずあめ」やらのブースがあります。
なんとなく京都らしい

吉田神社は
応仁の乱!吉田神道!日野富子!
なんかの単語が
教養のないものにも
かすかに思い出される
大変な神社のはずですが
そんなに驚くほど
大きな境内ではありません。

そこにぎゅうぎゅうの善男善女。
blog90.jpg

「厄除福豆」の授与があります。
それに抽せん券がついています。

景品を飾っています。
blog91.jpg

大きな!くるま(トヨタ ヤリス)から
小さな!はんこ(銀行印)まで
数えていたら分からなくなりました。
200 種類はあったような。はは。

「石製犬」は当たっても
四阿(あずまや)では
どこに置けばいいの。

「ご家族写真撮影」もいらないし
飲食物がいいですか。
といっても!
「納豆 100 個」というのも、、、。

「きれいどころ」というのは
なんでしょう。

当たる前から悩んでどうします。
とりあえず!ふた袋求めました。
blog92.jpg

ひとつ 300 円。



吉田山にのぼります。

「紅もゆる丘の花」の碑があります。
blog93.jpg

さらにのぼっていると
そうとうな老カップルが
自転車で通り過ぎました。
blog94.jpg

こちらは息せき切っているのに!
アシスト自転車の馬力は
すごく向上していますね。

向こうの山に
五山の送り火の大文字の火床が見える
山頂でしばし休憩です。
blog95.jpg



(追記)
厄除福豆の抽せん結果。
一瞬!すき焼き用精肉が
当たった思いましたが
かすめていただけでした。
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

平安神宮 初詣 京都市動物園 [平安京有情]

京都市動物園の 2 階からつづく
空中通路(!)にあがります。
blog21.jpg

正月 2 日(2024/01/02)!
京都の冬に似合わない
おだやかであたたかい空の中に
東山三十六峰が浮いています。

真下は「アフリカの草原」エリア。
キリンやシマウマを俯瞰(ふかん)できます。
blog22.jpg

この園にはキリンが多い。

「みさき公園」にも
キリンがたくさん暮らしていたような。
もう!廃園(2020/03/31)になって久しい。
あのキリン!今はどうしているのやら。

「ゾウの森」にはアジアゾウの群れがいます。
blog23.jpg

春のような気候なので!のんびり
ゾウは砂を体に浴びせています。

「京都の森」のオオサンショウウオに
会いに行きます。
blog24.jpg

猛獣類や類人猿などにひとが集まっています。
ここは私ぐらいしか
関心がないと思ったのですが
意外にもつぎつぎに
おもにこどもがじっくり見物しています。



平安神宮の応天門に向かいます。
blog25.jpg

たくさんの露店が出ています。

「富士宮やきそば」のブースが
10 近くもあります。
blog26.jpg

そこはどこも入れ放題!?
blog27.jpg

大きなトレイにてんこ盛りです。
客のおね~さんの中には
トングを奪って!大山盛りにしています。
すごいですねぇ。

価格は表示していないのですが見ていると
1,000 円札を出しているような。

平安神宮には初詣客がいっぱい。
blog28.jpg
blog29.jpg

「右近の橘」に風除けができています。
blog30.jpg

ちょっと!過保護のような。はは。
blog31.jpg



午後 2 時を過ぎています。
おなかがすきました。
朝からなにも食べていないような。
リュックの底にあった
いつのものか分からない
のど飴を口に入れましたが。

平安神宮の前にきれいな店舗。
blog32.jpg

「本家 八ツ橋 西尾」
そば処「ぎをん 為治郎」!
菓子店ですか!そば店ですか?!

みんな!高価なものばかりですが
正月ぐらい見栄を張りますか。

「京の茶そば三昧」税込み 1,220 円!
blog33.jpg

薬味が 3
香のものが 1
ごはんも「八ツ橋」もついています。
上品過ぎて 5 分で完食。

あの「富士宮やきそば」てんこ盛りなら
1,000 円でしたか。
由緒ある貧乏人!つまらん後悔。

おいしかったから!いいじゃないですか。



ん!?
「八ツ橋」「西尾」「為治郎」?!

ちょっと気になることを思い出して
平安神宮の北西の京都熊野神社に行きます。
blog34.jpg

ここには初詣客がいませんね。
このときだけかも知れませんが。

境内に「八ツ橋発祥之地」の碑があります。
blog35.jpg

横に立っているおじさんは
「八ツ橋の中興の祖」といわれている
「西尾為治」だそうな。


先ほどの「八ツ橋」「西尾」「為治郎」と
合致しませんか。



(敬称略)
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

鬼洗い 蛸薬師の大根だき [平安京有情]

大みそか!京都は雨模様。
blog31.jpg

「濡れてよし 三条大橋 鬼洗い

私の名句です。
ま!迷句といわれてもうれしいですが。
季語は「鬼洗い(おにあらい)」です。

「そんな季語はない!」と師匠がいいます。

師匠といっても!
後ろ姿はスレンダーですが
自称・アラフォー(around 40)と
年をごまかしているおばさん!もとい
美女(と親は思っている?)おね~さん!
「エロごと」の師匠ですが。

そんなはずでは。

なるほど!
手元の俳句歳時記にのっていないですね。

しからば!
虚子編の新歳時記を見ても!ないですね。

もっと古いところで!
1803 年刊行の曲亭馬琴編の
俳諧歳時記栞草で探すと
やっぱり!記述はありません。

これ以上!無学な茅屋(あばらや)には
たどるよすがはありません。
もういい!今から季語にしましょう!
ご協力くだされ。



「鬼洗い」は大変珍しい雨です。
大みそかに降る雨です。

毎年!大みそかはありますが
雨が降るかどうかは分かりません。
なん年も
「鬼洗い」がないかも知れません。

今日(2023/12/31)はその珍しい
「鬼洗い」に濡れることができる日です。
濡れなくてもいいですが。

もっとも!旧暦のはなしでしょうけど。

追儺(ついな)の行事!
節分の鬼を濡らすから
「鬼洗い」というのでしょうけど。



三条大橋を右岸に渡りましたが
朝食を摂れるところがありません。

たまに遭遇する喫茶店には長蛇の列が。
あきらめますか。

ん!?
スーツケースか
キャリーバッグ(Carrier Bag)か
長い間!旅に出ていないから知りませんが
自走(?)するものがあるんですね。
blog32.jpg

もっとも!どこに行くにも
たとえ!海外でもリュックサックしか
私は持って行けなかったような。



新京極商店街のアーケードを南に歩けば
にぎやかな蛸(たこ)薬師堂。
blog33.jpg

例年!大みそかに
「大根だき」が催行されます。

鐘を撞(つ)いて入ります。
blog34.jpg

大根だきをいただきます。
blog35.jpg

志納です。
硬貨をひとにぎり納めました。
ま!小銭ばかりですから
200 円もないでしょうけど!すみません。

タコのおみくじ!?
blog36.jpg

境内の中にも鐘がありましたが。
blog37.jpg

これは撞いてはいけないのかな。

ま!さっき撞いた鐘で
除夜の鐘の代わりにしますか。



河原町通りに出たら
朝!行列があった
「六曜社珈琲店」に座れそう。
blog38.jpg

12 時まで
「モーニングサービス」がありました。

一番高価なものを。
blog39.jpg

野菜ジュースもついています。
blog40.jpg

税込み 700 円。
ランチになりました。



先斗町を抜けます。
blog41.jpg

幅員のない道に
可愛い犬矢来がたくさん見られます。
blog42.jpg

先斗町公園。
blog43.jpg

面積はないのですが
立体的に造られています。

金魚が店舗の内外で泳いでいます。
blog44.jpg

「うさぎのアトリエ」なのに。

気のせいか!
路地が少なくなったような。
blog45.jpg

先斗町には
31 の路地があるといわれていましたが。



やんでいたのですが
また!雲行きが怪しくなってきました。
ま!雨ぐらいでは
驚かない鈍感さが身についていますが。



「ほっとけば またおめでとう 鬼洗い
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理
前の5件 | - 平安京有情 ブログトップ