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奈良の夏みかん 饅頭まつり [南都有情]

修学旅行らしい。
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朝からJR奈良駅前に
大勢集結しています。
さっきまで!
あの 2、3 倍のひとがいましたが。

現在でも修学旅行に
奈良を選ぶ学校も多いのでしょうか。
ま!カムチャッカ日本語学校卒業生には
修学旅行の経験はありませんがね。

向こうに見える和洋折衷の建てものは
昭和の初めに建設した 2 代目駅舎。
奈良市総合観光案内所に使われています。

左に隣接している 3 代目駅舎の 1 階の
「奈良のうまいものプラザ」に
「夏みかん」が売られていました。
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最近!遭遇しなかったような。
ま!注意力散漫なだけかも知れませんが。

たくさんの柑橘類がある中で
生き残っているんですね。

この果実は奈良県の天理市産ですが
長門の国に原木があると習いましたが。

於長(おちょう)という
美人(たぶん!)の娘が
海岸に漂着したくだものから得た
種子をまいたものが
嚆矢(こうし)とされていますが。

播種の年は安永初年(1772)だとか。
於長は嫁いで
宝暦 8 年(1758)に亡くなったとか。

亡くなってから
ずいぶん経ってから種をまくだけに
この世に帰ってきたのでしょう。



せんないことを考えながら
「奈良のうまいものプラザ」の中の
「古都華」で
「モーニング」をいただきます。

「和朝食」税込み 484 円。
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もち麦ごはんにしてもらいました。



三条通りを東に歩きます。
修学旅行生に混じるのがイヤになって
開化天皇陵で休みます。
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京(みやこ)の中にある御陵です。
おかしいような。
御陵を取り込んで造成しますかね。

平城京の計画のときには
天皇陵ではなかったのでは。

開化天皇は 9 代。
存在の影がない!
いわゆる欠史八代のおひとり。

でも!古事記!日本書紀とも
おなじように
名前は記載されているのも不思議。

桜若葉の中に
まだ花びらが残っています。
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フェノロサにゆかりのある浄教寺。

三条通りには
観光客が佃煮にするほどいても
ここも静かです。



「饅頭まつり」ののぼりが立っています。
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漢國神社の境内にある
「林神社」は中国淅江省あたりからきた
林浄因命(りんじょういんのみこと)を
祀っています。
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林浄因命は「わが国饅頭の祖」だとか。
小豆あんのまんじゅうを
考案したひとらしい。

狛犬のあるところに
お供え餅みたいなものがあります。
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今日(2024/04/19)は饅頭まつり
全国から献上された菓子が
並べられています。
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新型コロナウイルス禍以前には
もっとたくさんあったような。

「饅頭塚」に手を合わせます。
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復刻の「奈良饅頭」なるものが
売られていました。

限定 500 箱。
あわてて買いましたが!税込み 600 円。
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高価なものです。
1 個 50g もないのですが。

薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)です。
「奈良饅頭」は
赤いしるしをつけるものらしい。
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