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すじ肉丼 葉にんにくニラマヨ味 [すててこ!しゃんしゃん!]

他の地方のことは知りませんが
関西のおでんには「牛すじ肉」があります。

たいてい串に刺してあります。

串に刺しているおでんダネが
どんどんなくなっている中で
頑張って(?)います。

そもそも串のない煮込みものを
おでんと呼ぶからおかしい(?)のでは。

串に刺したものをゆでるか焼くかして
みそやみその加工品をつけて
食べるものが田楽で
それを高貴な(?)お屋敷の女房ことばか
場末の幼児ことばかで
おでんといったのでは。

大阪には
「関東煮(かんとだき)」という
ことばがあったはず。
どこに行ったのでしょうか。
味のついた
だしで煮込んだものが「関東煮」?!

大阪のまん真ん中
JR大阪環状線の内側の出身のご老体が
「おでん」はなかったけど
「田楽」と
「関東煮」は明確に区別されて
ふたつともあったといっていますが。



そんな訳で
スーパーにはおでん(!)用に煮込む
「すじ肉」が売られています。

たいてい柔らかくボイルされて
串に刺されています。

すじ肉といえば
アキレス腱だと思っているのですが。

中には煮込んでいると
小さくなって消えそうになったり
肉(?)がついているものがあったり。
あきらかに
アキレス腱ではないものも
すじ肉といって販売されていますね。



ま!安ければいいですか。
そんなボイルしたすじ肉の買ってきます。

串からはずして
濃縮だしを薄めて沸かし
コトコト煮てみます。

なかなかいい感じ。

土佐から到来した
葉にんにくのたれ(みそ味)に
マヨネーズとニラを切って混ぜ
煮たすじ肉を和えて
ごはんにのせてみます。
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もっとニラを多くしたほうが好みかも。
でも!なかなかのものです。

自画自賛のすじ肉丼です。
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駒川ホルモン 1串80円 [すててこ!しゃんしゃん!]

大阪メトロ(地下鉄)谷町線の
駒川中野駅の東改札を出たところに
ドはでな看板!
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「駒川ホルモン」ですか。

移転したのでしょうか。
以前はもう少し東にあったような。

大きな店舗!
新しい?!
ピカピカ感があるのですが。

お客は立ち飲み。
楽しそうですね。
安価ですから!楽しくなりますか。
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80 円(税込み)の串がいっぱい。

忙しいので(ウソついてすみません)
通り過ぎたのですが
後ろ髪を引かれる思いが去らず
引き返して
ホルモンを 5 本焼いてもらいました。
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チエちゃん(じゃりン子チエ)が
焼いているような串つきのホルモン。

大阪のホルモンから
どんどん串がなくなっていってますけどね。
ただし!チエは炭火で焼いていたような。
これは串がついている鉄板焼き。

「袋!いりますか?」
「いりますよ」

汁が垂れそうなのに。

袋代を 1 円とられました。
とるのならど~んと
10 円くらいとってよ。

持って帰ったのですが
ホルモン臭い!
ホルモンですからね!当然。



好む!好まぬに関わらず
なんでも食べてきた人生なのですが
だんだん好みが変化しているのか!
食べるのが苦痛になるものが
増えてきました。

普通は加齢とともに
好き嫌いが減るものではないのですかね。

汁かけのうどん。
これは昔から
大好きという食べものではないですが。

激辛もの。
結構!好きで!
普通の人よりは
辛さの強いものを好んで食べていたような。
これがダメ!
辛くて食べられなくなってきました。

そして!ホルモン!
ホルモンの臭いが鼻につくんですが。
あまり食べたくないときがあります。
今日はその日かな。

おかしいでしょ。
周囲に
ホルモン好きな人が多かったこともあり
多い週にはなん度もおししく
食べていたこともあるホルモンなのに。



マヨネーズをまぶすと
そのホルモン臭さが減ります!?
今日の私の場合は。

ごはんに青ネギを敷いて
ホルモン焼きを串から抜いて置き
マヨネーズを振って
ホルモン丼。
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食べるときに
もっとマヨネーズをのせましたが。
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討ち入りの親子丼 [すててこ!しゃんしゃん!]

寒い!

わが家の庭の!
ま!わが家のものではなく
公園ともいいますが!
桃ケ池にユリカモメが飛来しています。
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例年!正月が過ぎて
厳冬だとなんとなく思えるころに
飛んできていたのですが
今年はもう厳冬の季節ですか。

これは「北極振動」のせいだとか。
初めて聞くことばですが。

毎年なんの芸もなく
12 月 14 日になると
赤穂浪士四十七士の物語が
マスコミに取りあげられます。

あの事件は雪の日のできごと?!
それは北極振動のためではなく
季節がもう少し後なんですね。

12 月 14 日は旧暦
新暦では来年の 1 月 30 日
そのころには雪が降って
ユリカモメがきても
おかしくはないのですが。

ところが今年の 12 月 14 日は
まさに雪降る冬ですね。



若使無茲事
臣節何由立
若常有此事
終將無王法
王法不可廃
臣節不可已
茫茫天地古今間
茲事独許赤城士

なんのことか分かりませんが
江戸の終わりごろの人・阪井虎山の
「四十七士を詠ず」と題した詩。

もしこのこと なからしむれば
しんせつ なにによりてか たたん
もしつねに このことあらば
ついにまさに おうほうなからんとす
おうほう はいすべからず
しんせつ やむべからず
ぼうぼうたるてんち ここんのかん
このこと ひとりゆるさる
せきじょうのしにのみに

と!読み下すらしい。

「王法」と「臣節」の二律背反は
「赤城の士」つまり
「赤穂浪士」にだけ許されるとは
都合のいい解釈ですね。



赤穂事件なんて一方的に
浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が
狂乱しただけでしょ。
浅野内匠頭に
藩主としての資質が全然ないのでしょう。

浅野内匠頭の祖父は
大名火消し!つまり消防の権威
大変聡明な人だったというのに。

平和ボケ時代の
世襲藩主とはそんなもの?!
まさに現代の日本は似ています。

四十七士なんか
退職時に得た一時金をつかいはたして
生きる術もなく自爆的殴り込み!?
殴り込まれて殺された
吉良上野介(きらこうずけのすけ)一統は
大変な迷惑!被害者でしょう。

曲解してもてはやされるのが歴史かも。

常識はなく政(まつりごと)もできない
ただの暴れん坊の
源義経がヒーローになったり
暗躍して大金をせしめ
贋金(にせがね)作りもいとわない
坂本龍馬が「日本の夜明け」の立役者?!
枚挙にいとまがありませんね。



また!この季節には
「池波正太郎」の作品を思い起こされます。

討ち入りの前に
大石内蔵助(くらのすけ)と
主税(ちから)親子は
堀部弥兵衛(ほりべやへえ)宅で
焼いた鴨の肉を炊き立ての白飯にのせ
生の鶏卵をかけて食したと
自著に多く書いていたような。

ちょっと面白い「親子丼」ですね。

史実として出典はあるのでしょうか。
文豪の創作でしょうか。

人形浄瑠璃「仮名手本忠臣蔵」の初演は
寛延元年(1748)の竹本座だそうですが。

赤穂事件から半世紀経ています。
そのときすでに創作 99 %だったのかも。

だから浅野内匠頭ではなく
塩冶判官(えんやほうがん)!
大石内蔵助はいなく
大星由良之助(おおぼしゆらのすけ)が
登場しています。

それから歌舞伎なんかにも取りあげられて
そろいのユニフォーム!
市中に響かせる陣太鼓!
どう考えてもあるはずのない形式美!?
こっけいさだけが強調されていますなぁ。

どんどん史実からはずれて
どんどん新しいはなしを差し込んで
ま!楽しんでください。



私も親子丼を。

ネギを油なしで焼いて取り出しておきます。

油を敷いて鶏肉のミンチを炒めて
エノキダケを加えました。
砂糖と醤油と酒で調味。

ミンチと焼いたネギを混ぜ合わせて
五穀米ごはんにかけて
目玉焼きをのせましょうか。
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目玉焼きがすべって壊れてしまいました。

売りものなら作り替えますか。

もっとも私のほんの少しだけ接触のある
居酒屋のおじさんの料理なら
「シンボして食べとけ」と
客にエラそうにいうところですがね。

客も
「半額にせえ~!」というでしょうけど。



(一海知義著/漢詩一日一首/参照)
(敬称略)
タグ:池波正太郎
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衣笠丼 衣笠山 [すててこ!しゃんしゃん!]

豆腐は安い。
貧乏人は助かります。
もっとも!気の遠くなるほど
高価な豆腐も売られているようですが
そんなもん知らなくても生きて行けます。
後ろ指!さされません。

油揚げも同じ。
大きな油揚げが
2 枚で 39 円のものしか買いませんが。

油揚げとネギと鶏卵を煮て
ごはんにかければ
貧乏人の肉丼だぁ!
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油揚げをあらかじめ煮て味をふくませておいたり
玉子とじにしたり
レシピは案外広いようですが
京都では
「衣笠丼」なんて呼ばれるのがフツーかも。

「衣笠丼」は
九条ネギを使用するのでしょうけど。

「衣笠丼」は
「衣笠山」にいわれがあるのでしょうね。



衣笠山を訪ねてみます。

山麓にネギ畑が広がっていたり!
山中に油揚げが咲いていたり!
ま!油揚げは咲かないでしょうから
大豆畑があるのでしょうか。
今まで全然意識したことはありませんが。

地図を見ると
金閣寺と竜安寺の間あたりに衣笠山がありますね。

その山に一条天皇陵があります。
まず!
その陵(みささぎ)を探して行けば
山頂まで行けるのでは。

嵐電(京福電鉄)竜安寺駅を出ると
北に様子のいい山が見えます。
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もしかしたら!あの山。
あの山ではなくても!あの山に連なる山でしょう。



竜安寺に向かいます。
そちらの方に足がかりがありそうな気がして。

御陵の道標が。
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「二條天皇陵」「一條天皇陵」「光孝天皇陵」
さらにまとめて
「外五陵龍安寺山」なんて書いてありますね。
一条天皇陵にはこちらで間違いないようです。

「龍安寺御陵道」の道標も。
泉涌寺 (せんにゅうじ)ほどでもないですが
このあたりも王家の谷でしょうか。

「きぬかけの路(みち)」に出ました。
仁和寺!竜安寺!金閣寺を結ぶ道。

名前は優雅です。
歩けば 30 分ばかりの道です。
でも!ただの面白くもない車道ですがね!
あくまでも私の感覚では。

その昔!宇多天皇(867 ~ 931)が
真夏に雪見をしたいなんていい出したそうな。
上に立つものがわがままいい放題ではあかんよ。
ほっておけばいいようなものなのに
衣笠山に絹の布を雪の代わりにかけたそうな。

だから衣笠山は別名「きぬかけ山」!
その山麓の道に平成になってから
「きぬかけの路(みち)」の看板をあげたようです。

宇多天皇のわがままを肯定してどうします?!



竜安寺に着きましたが
一条天皇陵への参道がありません。
参道につづく道も分かりません。

竜安寺に入山しなければならないのでしょうか。
入れば拝観料を取られます。

竜安寺を見学したい訳じゃないのです。
あわてて拝観料を払ってはいけません。
たとえ寺領に御陵があっても
明治の神仏分離で陵だけを独立させているはず。

駐車場にまわれば。
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あの山かしらん。
とりあえず駐車場の奥に進んで行きます。

やたら
「ここは竜安寺のもんじゃ!」
「関係のないやつは出て行け!」
「拝観料の払えないものはくるな!」
の意味の立て札ばかり。

僧兵の放つ矢が飛んできそうな雰囲気。
織田信長の化身となって
寺領を守ることだけに徹している寺院は
焼き討ちにしたくなりますな。

さすが私は(自称)良識人ですから
気を取り直して静かに見渡せば
やはり「進入禁止」の大きな看板の横に
小さな小さな古い木製の道標を発見しましたぞ。
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字は消えかかっていますが
後朱雀天皇!後冷泉天皇!
後二條天皇!禎子内親王!
一條天皇!堀河天皇!
圓融天皇!とかの字が読みとれますね。
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御陵はとても遠慮しているような。

あ!やっと参道かな。
宮内庁と竜安寺が肩を並べて注意書き。
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御陵は竜安寺に間借りしている印象です。



すぐに禎子内親王の御陵。
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横に 3 柱が合祀された御陵がありますが。
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私の計画では
とにかく一条天皇陵を探さねばなりません。
ふたつの御陵の間の参道を上ります。

京都盆地を見降ろせる清々しい中腹に
一条天皇と
堀河天皇の合祀された御陵がありました。
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たどりつきましたね。
この上の高いところが
衣笠山の頂上に違いありません。

さらに参道が上がって延びています。
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平らそうな石を並べてコンクリートで固めている
このあたりの御陵ではフツーの参道がつづきます。

一見すれば美しい散歩道のようですが
歩きにくいのなんの!
鋭角な凸凹だらけ。
人間を大根おろし(?)にする
鬼おろしの上を歩くかのようです。
おしゃれな靴ではころんでしまうでしょう。

山頂!?
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円融天皇の火葬塚だそうな。
こちらではなかったのですね。



一条天皇陵まで引き返し
裏にまわって林の中に入りますか。
とにかく高所に行かねば。

道やら
雨水が流れた跡やら区別がつきませんが
下草の少ないところを探して
ほとんど崖ともいえる急斜面をはい上ります。
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やっぱり道なんでしょうね。
ところどころ
「ここは竜安寺のもんじゃ」といわんばかりの
威張った石標がありますから。
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やがて!白いひもが張られていて
「はいるな」との文言の札が下がっています。
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この白いひもをたどって行けばいいのじゃないの?!

いいのでした!
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山頂ですね。
衣笠山国有林の立て札がありました。
どこまで国有林なのか
どこから竜安寺の寺領なのか知りませんが
山頂にも
「入山禁止」の白いひもが横断していました。

見晴らしはまったくよくありません。



ま!そういうことです。
どういうことか
いっている私もよく分かりませんが
衣笠山です。
衣笠丼です。



(「竜」と「龍」 「円」と「圓」)
(「条」と「條」など混ぜて使ってすみません)
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納豆とサバの丼 [すててこ!しゃんしゃん!]

珍しいことにあのケチな居酒屋のおじさんが
サバ(鯖)をくれました。
あることでちょっと脅迫(?)したら。

普段!ケチなのは私にだけで
好意を持っている女性には
すごく親切でサービスがいいですけどね。

本人はこっそりしているようでも
はたから見ていたらこっけいなくらい。

私をアゴで使うアラフォー(around 40)の
きれいな(という人も過去ふたりぐらいいた)
発情!いえ!もとい!お色気おね~さんが
パンツの見えそうなミニスカートをはいていたら
「やらせろ!」なんて臆面もなくいっています。

まったくその気がない人には堂々といえるのですね。

少々の男には負けないおね~さんですから
「よっしゃ!すぐ店閉めて」と答えたら
「今日でなくてもいいです!」
「おっちゃん(自分のことです)体が弱いから」
なんてごまかしていましたな。



閑話休題。

焼き冷ましの売れ残ったものでしょうけど
大きな薄塩だったらしいサバです。

余計なことですけどね。
こんなに身が厚くて大きなものは
仕入れがかさむでしょうが。
薄くて安いものを買ってらっしゃい。

「小さな!幕の内弁当に入れるようなサバ!」
「お客が喜ばんやろ!ますます売れん」
「うちは高級割烹やから」

それは自称でしょうけど。
ま!結果!売れ残ったら損ばかりじゃない!?

「やっぱり!セーフの政策が悪いのかなぁ」

悪いのはあなたの顔?!

「顔はカンケーないやろ」



大きいので 2 回に分けて食べられますね。

まず!ごはんに切ったミョウガを混ぜました。

サバの身をほぐし
ブロッコリーのスプラウトとミョウガと納豆!
みんなマヨネーズと醤油で和えて
トッピング。

納豆はたたいた方がいいかも。
それに大好きな青ネギがないけど
ま!焼きサバ丼!完成です。
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残りのサバはあしたの昼ごはんのおかずです。

どこまでつづくぬかるみぞ。
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