SSブログ

おカネ持ちになる法 都野菜のランチ [たべほ!ブフェ!バイキング!]

京都駅から西へとぼとぼ 10 分ばかりで
通称「あわしまさん」の
粟嶋堂に着きます。
blog51.jpg

粟嶋(あわしま)明神を祀るから粟嶋堂。

でも!正式な(?)名称は
浄土宗の宗徳寺じゃないんですか。

日本人はやさしく
神道にも仏教にも土着の神さまにも
寛容だったのでしょうね。

それらの融合というか!
合体した神さまも
出現したりしていたのでしょうけど。

明治政府が神仏習合は嫌いといったから
どちらかにしなければ
ならなかったのでしょう。

与謝蕪村の句碑があります。
blog52.jpg

 粟嶋へ はだしまゐりや 春の雨

蕪村もひとの親!
娘の病気平癒を願って
お参りにきていたのですね。
ここは「女の一生」の守り神だそうな。

蕪村は摂津国毛馬村の生まれです。
今!村は淀川の川底に沈んでいますが。
大阪市都島区あたり。

20 歳ごろ!出奔して
死ぬまで帰郷しなかったとか。
近くまできても寄らなかったそうです。

故郷を詠んだような句は
たくさん残しています。

私は思います。
故郷は心の中に生きていたらいいのです。

阪急電鉄の事実上の創業者の
小林一三もふるさとの山梨に
親の墓参さえも
まったく帰らなかったようです。

なんの関係も!共通項もないのですが
このふたりの偉人に
共感する自分がいます。

人間至る処青山あり。



さらに西に進めば龍岸寺の門前に
「どうしたらお金持ちになれる?」
とありました。
blog53.jpg

トマ・ピケティがいっていましたね。

資本収益率 > 経済成長率
だそうな。

富裕層にはどんどんおカネが溜まり
持たないものは
働けど働けど永久に牛馬のごとし。

たまに運よく
発想!発見が時代に乗るか!
エンターテイナーになるか!
悪事を働いて軍資金を作った後に
フツー(!)の商売に
切り替えるかして
おカネ持ちになったひとがいますが。

NHK 銀河テレビ小説の「下町三人娘」で
ビルを建てた男(浜村純)に
小学校の同級生の女(南美江)が
「粛正しろ!」といっていました。

「ぼくはまじめにコツコツ生きてきたら」
「ビルが建っていたんだ」

「まじめにコツコツ生きてきたものには」
「ビルは建たないんだよ」

戦中・戦後のどさくさに紛れて
悪事で儲けたことを
かの女は知っているんですね。

手っ取り早くおカネ持ちになるには
おカネ持ちと姻戚関係を結ぶか
痴呆になったおカネ持ちを
傀儡(かいらい)するかしましょう。

このお寺の「おカネ持ちになる法」は
どうなんでしょう。
悪い道に誘う
おとり法話でないことを祈ります。



まだ西に行けば
梅小路公園にあたります。
blog54.jpg

公園内の京都水族館のすぐ横に
「都野菜 賀茂 京都駅前店」があります。
blog55.jpg

「ランチビュッフェ」をいただきます。

筍ごはんがありました。
blog56.jpg

筍とあさりのクリームシチューと。
大根ばかりで筍がないんですが。

九条ネギはおいしいけど。

カレーとみそ汁をひと口。
blog57.jpg

他におかずはこんなもの。
blog58.jpg

うどんと
自分で揚げる鶏肉とポテト。
blog59.jpg

なんだかインパクトがない食事。
ひとり!ぽつんと食べているからかも。

先ほどの「おカネ」のことが
頭の隅にあったからかも。

ランチどきなのに
客の入りが少なくなっていました。
blog60.jpg

「都野菜 賀茂」は
先日「大阪駅店」がオープンしましたが
京都では
人気がなくなってきたのでしょうか
現在 2 店しかありません。

この店舗も
朝食の営業はなくなっていました。

時代は私を置いて流れて行きます。

ま!ここの「売り」の生野菜を
もりもり食べましょう。
blog61.jpg

税込み 1,180 円。



(敬称略)
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理