ひと足早い知恩院の除夜の鐘

12 月 27 日です。
今年（2009 年）の京都の知恩院は
季節に背（そむ）いて穏やかな日和です。



例年！除夜の鐘の試し撞（つ）きの日です。

日本三大梵鐘（ぼんしょう）のひとつの大きな鐘です。
大みそかの除夜の鐘のときには
そんなに広くはない大鐘楼の周囲に
大勢の人が「おしくらまんじゅう」していて
よく見えませんが
試し撞きのときには容易に前に行けます。



鐘は高さ 3.3ｍ
口径 2.8ｍ
重量 70ｔ
1636 年鋳造だそうですよ。
よくまあ！こんな重いものを
吊り下げる建物があるものです。

子綱 16 本
親綱 1 本が撞木（しゅもく）に結ばれています。



子綱を 16 人の僧侶が引いて
堂内の親綱を持った僧侶が
撞木をコントロールしているようです。



親綱の僧侶は身を投げ出して
鐘の音色を決めます。



2009 年もいきますね。

ん？！「知恩院のお茶」の販売機！？



知恩院が商売をしています。
販売者は
ボトルにちゃんと
「宗教法人　知恩院」と書かれています。



500ｍｌのボトルが130 円。
ありがたいお茶にしては安いですね。