もうひとつの奈良！裏道観光

近鉄・奈良駅の近くに
女子大学で国立とは珍しい
奈良女子大学があります。

ナラノヤエザクラ（奈良八重桜）の咲く
キャンパスがありますが。

明治 42 年（1909 年）創立以来の建物のひとつが
木造の旧本館（今の名称は記念館）だそうです。


2 階の講堂は現役で
100 年前に購入したピアノもあります。

観光客を避けて東大寺の裏を歩いて
若草山のふもとに出ました。

乏しい草を探して山肌を上って行く鹿の群れもあれば
ひたすら！人間を頼って生きている鹿もいます。


春日大社の奥の院道に向かっていると
なんですか！？
世界文化遺産にふさわしくないけばけばしい色？！

夫婦大國社の絵馬ですか。

相当な奈良通の人でも関心を示さないけど
私は不思議でたまらない奇妙な建造物があります。

頭塔（ずとう）です。


土で作った塔です。
1 辺 32m 方形
高さ 10m 7 段。
奇数段に石仏がまつられています。


世の中！木造の塔ばかり残存し信仰を集めていますね。
どうして土塔（どとう）は忘れられていったのでしょう。

ちなみにこの土塔を頭塔と呼ぶのは
玄昉（げんぼう）という僧の頭が飛んできて
埋まっていると信じられているからだとか。

姿のいい神社があります。


瑜伽神社。
なんと読んだらいいのでしょうか。
石の灯籠なんかに
瑜伽大権現と刻まれています。
どういう神でしょうか。

猿沢池の前に江戸時代の高札場が。


天和 2 年のものがありますが
西暦では 1682 年？！
はっきり墨の跡が残っていますが
これ！レプリカですよね？！