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大とんど祭の久米田池 [猫も歩けば棒立ち]

大阪府の南の方の地図を広げると
なんと!ため池の多いことでしょう。

その中でも最大級のため池は
「久米田池」かも。

JR久米田駅から 10 分も歩けば
冬の空を写して広がる水面が!
え!?
水面がありません!
あるはずの水が!全くありません。
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魚はどこへ行ったの!
遠くから帰ってきた水鳥はどうするの!
ただ哀れ!
はらはらと涙はてなし。
水草もうらみを抱いて木枯しに死す!

「もうすぐ!点火しますよ!」と
尻に網を受けて
わんこの用を足していたおばさんが
教えてくれました。

が!純粋な岸和田弁だったので
よく聞き取れませんでしたが
ま!そういうことだと勝手に解釈しました。

今日(2012/01/15)は
「大とんど祭」の日なのですね。

周辺の集落が合同で
正月のしめ縄や
十日えびすの笹飾りを焼くのだそうです。

「どこでするのですかぁ!?」

え!?
池のあちらの方?!
ああ!遠くになにか立っていますね。

どちら回りでも池を半周しなければ。
考えているより!歩きますか。
よく整備された遊歩道があります。
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水があるところにサギが団体で休んでいます。
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たぶん!
干上がってから水が溜まったのでしょうから
エサになるようなものはないかも。
悲しいですね。

やっと!近づきました!「とんど」のセットに。
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青竹が立てられていました。
100 本以上は使っているのでしょう。

「大とんど祭」の字がいいですね。
無垢なこどもの字でしょうか。
なかなか書けない字です。
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午後 4 時過ぎて点火。
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あっという間に炎が走ります。
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灯油のかけ過ぎじゃないの!?
時折!黒い煙が上がり
いやな匂いが池中に充満!
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青竹効果?!
はじける音が
祝いの爆竹のように鳴り止みません。
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点火から 10 分ほどで
待機していた岸和田市の消防車が帰りました。
青竹がつぶれてしまったからですね。
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池の畔の大きな古刹(こさつ)は
久米田寺ですね。
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行基が天平 6 年(734 年)に建てそうです。
寺が池の管理にあたっていたのでしょうね。
久米田池は
行基が 14 年かけて築造したそうですから。

それにしても長時間かけていますね。
どんな!難工事だったのやら。

今日はこれで帰ります。
暗くなって行く道を急いで駅に向っていたら
「久米田バスセンター」ですって?!
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「bath(風呂)」ですか。
「bus(乗り合い自動車)」ですか。
まさか
「(black)bass(ブラックバス)」じゃないでしょうね。

いろいろと奥の深い町のようです。
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