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他人に頼むのはやめましょう [小市民ぼうちぎり]

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休日なのにどこへも行かず
女房殿の尻にくっついて離れない趣味のない夫。
うっとうしいので
メロンパンを買いに行ってもらったという。

友人たちが集まって
○○製の「メロンパン」を
研究(?)するというおばさん。

夫は
「焼きそばパン」を大量に抱えて帰ったそうな。

「焼きそばパンの特売日だったよ」

おいしいとか
安いとか
そんな問題じゃないのを
いつも!いつも!理解できない夫。

張り倒して別れなさい!



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ある目的で
某スーパーの某「弁当」を
4 人で食べてみることになったというおじさん。

妻が買いものに行くついでに
「買ってきてあげる」と親切です。

それでほどなく抱えて帰った弁当は
とある弁当店の「とんかつ弁当」?!

「あの弁当!おいしくない」
「これが絶対!おいしい!」

「あの弁当じゃないとあかん!」

「そんなん!食べんでええやんか!」
「おいしくないのに!」

大げんか!

張り倒して別れなさい!


おじさんは
あらためてスーパーの弁当を買い
とんかつ弁当を某飲み屋に放り込み
「それあげるから!」
「今晩 300 円で売って儲けろ!」

「いらん!」
「そんなもんあったら他のもんが売れん!」

いやがる飲み屋に置いて逃げたとか!はは。

ひとつはその夜
私があたためて食べましたけどね。
無料で。



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ある職場でおじさんが
「夕刊を買ってきて」と若い同僚にいったら
「大阪スポーツですかぁ!?」

「そんなんじゃなくて!」
「普通の全国紙!」

「全国紙とはなんですか?」

「A新聞とか!いろいろあるやろ」

なかなか帰ってきません。

だいたい全国紙の夕刊は
私の周囲では
ほとんどのコンビニなんかにはおいていません。

新聞販売店も統廃合ばかりで
近所から消えて行っています。

買えるのは駅の売店くらい。

かれは雨中に
いくつか向こうの駅まで行ったらしい。

「Aは売り切ればかりでしたので」

「他のはなかったのかね?!」

「え?!」

「YやらMやら」

「それでもよかったんですかぁ!?」
「それなら初めにそういってくださいよ~!」



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他人に頼むのはやめましょう。
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大塩平八郎生存説のある街 [わが街・大阪ブギウギ]

近鉄・大阪上本町駅のすぐ北に
やたら!寺院がかたまっている町があります。

城南寺町というのかも。

その街角に!?
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墓石ですよね。
エアコンの室外機器置き場のようなところに。
排気ガスだらけのところに。
それだからか!相当風化しています。

「梅忠の牌」とだけ書かれています。
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近松門左衛門作の「冥土の飛脚」で有名な
遊女・梅川と
飛脚宿の養子の忠兵衛の墓ですか。

忠兵衛は死刑!
梅川は近江で死んだのでは。
ま!細かいいちゃもんはよしましょう。

静かに休んでください。
静かに休めないっつ~の!こんな環境では。



北に少し歩けば、、、!
え~と!読めません。

「楞厳寺」

「りょうごんじ」ですって。

山門をくぐったら本堂の前で
オダサク(織田作之助 1913 ~ 1947)が眠っていました。
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満 33 歳で死んだのですね。
わが身は長く生き!心さらばえていて
申し訳ない気分。

ま!おいらのせいじゃないけど!寿命は。
開き直るべぇ。



近くは龍淵寺には
タヌキ(狸)がいっぱい。
生物ではありません!主に陶磁器のものですがね。

ガラスケースに入った墓石があります。
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秋篠昭足が眠っています。

恥ずかしながら!
秋篠昭足さんなんて全く知りませんぞな。

大塩平八郎(1793 ~ 1837)の縁者だとか。

平八郎は 1837 年に蜂起したものの!すぐ鎮圧され
1 月あまりの潜伏の後
役人に包囲される中
火薬を抱いて死んだのですよね。

それが
秋篠の碑文には
平八郎親子ら 5 人は海伝いに天草島に逃げたとか。
さらに清国からヨーロッパに渡ったと
記してあるんだそうな。

大塩平八郎生存説!はここからきていたんですね。



なにか肩に重いものに乗られてしまったような。
とぼとぼ帰ります。
私には墓参は似合いませんね。



(敬称略)
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ゆきずりの すし遊洛 天王寺うどん [昼定食]

梅田を通り過ぎるたびに
瞠目(どうもく)し
一瞬!頭の中の整理に立ち止まったり。

田舎ものには街の変化が早いですね。

阪急・梅田駅の 2 階の構内に
すし店がオープンしていました。
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阪急・梅田駅は月に 1、2 回利用していても
でも!知りませんでした。
たいてい!
3 階の改札口をすり抜けていますので。

同じところにあった
レトルトカレーショップ」も
ラ王袋麺屋」も煙のように消えています。

店名は「すし遊洛(ゆうらく)」ですか。
「洛陽城」に「遊ぶ」ですか。
洛陽(平安京・左京)に向けて
特急電車が出るホームの下。

持ち帰り寿司店みたいですが
イートインコーナーで 8 時から朝食がありました。

「おむすび定食」は 380 円。

多くの人はなんと!
100 円高い「朝のねぎとろ丼」を食べていました。

私は「おむすび助六」380 円。
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朝の「酢めし」もいいもんですね。



昼過ぎ!
JR・天王寺駅で乗り換え。

あれ!
構内の「天王寺うどん」にワンコインランチが。

値段に魅かれて食べます。
かけうどん(またはかけそば)と牛丼のセット。
blog3.jpg

わぁ!
まずかっ、、、いや!口に合わなかったぁ!

最近!
一時のことかも知れませんが
うどんとごはんの組み合わせは私には無理かも!
気持ち悪くなっています。
そればかりじゃなく!
この店の牛丼がまず、、、いや!口に合いませぬ。

私の「口」が生意気で
体調が悪いのですよ!きっと。
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タマネギカレーに感謝 [半煮え!生煮え!]

タマネギがたまりました!

おカネならいいのですが。

野山を徘徊していて
つい!無人販売所なんかで
なん度も買ってしまったのです。

近所のスーパーで買っても
値段も品質もそん色ないのに。
重いのにかついで帰っています。



こった料理もできないので
肉といっしょに水煮して!
カレー粉を入れたら
タマネギカレーができませんか。

洋食や「たいめいけん」の
茂出木心護(1911 ~ 1978)著/
うるさい男も黙る洋食の本/に
「昔風のカレー」の作り方がありましたね。

豚肉!じゃがいも!にんじん!たまねぎを
全部いっしょに煮て
カレー粉と小麦粉を加えるという簡単なレシピ。

食べるとき
「醤油をかけるととてもおいしくなります」とか。

それだ!それにしましょう。



ん!?

たまねぎを火にかけてから思い出したのですが。

これ!以前にも作ったような。
そのときはコクもなく
味がぼやけていて
マズかったような。

このブログにも書いているかも知れません。

そうそう!
他にも「マズい!」と
断定していた御仁がいましたね。

東海林さだお著/キャベツの丸かじり/には

  おいしくない。
  味もそっ気もない。

と切り捨てられていますなぁ。はは。



コクを出せばいいのかも。

昆布を角に切って加えます。

もどした干し椎茸ももどし汁ごと入れましょう。

初めの考えでは
大量のタマネギの形が残る程度の煮込みで
食べてしまおうだったのですが
それじゃ!コクが出ないと思い直し
長時間煮込むことに。

それなら全部初めに炒めたらよかったのかも。



チャツネなんかもあったらいいのにね。
私には冬の干し柿がまだあります。
チャツネやフルーツの代わりに
こまかく切って混ぜましょう。

塩味を少しつけて
カレー粉と小麦粉を水で溶いて入れておしまい。
blogたいめいけんカレー.jpg

とびきりおいしくはないけど
醤油をかけて!
それなりに食べられます。

荒畑寒村(1887 ~ 1981)はいいました。

  旨いまずいに規則はない。
  置かれた境遇によって旨いまずいは決まる。

その通りでございます。

ちかごろ感謝を忘れて
傲慢(ごうまん)になっていました。
お父さま!お母さま!多くの先人のみなさま!
ゾロアスター教の大魔王さま!すみませんでした。



(敬称略)
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もすりん橋 渡った [猫も歩けば棒立ち]

阪急・神崎川駅に降りてみます。

神崎川!猪名川!旧猪名川!藻川!
このあたり暴れ川のなごりの川だらけ。

ああ!これらの川沿いで浮名を流したことも。
大昔にはつまらん恋の数々。
恥ずかしいこともありません!今は。
なぜなら!忘れていますからね。

忘れようとして忘れた訳でもありません。
覚えていなければならないことでも
忘れてしまう無責任な性格ですから
すぐ忘れますよ~だ。

神崎川。
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大きな川です。

水際に舗装された
「なにわ自転車道」が造られていました。
その道を下流に向かいます。



ほっそりと軽やかに見える橋があります。
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カメラの望遠で見ると橋に
「毛斯倫大橋」と書かれています。
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ああ!ここがウワサに聞いた「もすりん大橋」かぁ!
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橋の向こうの水門は旧猪名川の出口でしょうか。



もすりん大橋!渡ります。

渡ってはいけないような胸騒ぎがしますが。
ま!いつもそんなときには渡っています。
渡れば地獄を見ることが多かったのですが
それでも渡る人生です。

大橋というけど 2 車線 1 歩道だけ。
ほっそりしていますね。
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ああ!雨になりました。
雨具の用意がありません。
今日に限って持参していません。
胸騒ぎが早くも的中。

大阪市淀川区から渡れば尼崎市ですね。
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正面に見えるゴルフ練習場のネットのあたりに
「毛斯倫」という名前の
織りものの会社・工場があったらしい。
「もすりん」というのは
生地の織り方のひとつでもあるようです。

その会社が架けた私設橋が
この橋の歴史の嚆矢(こうし)かも。

右前の新しくできたような公園が
「もすりん橋公園」と命名されていました。

左の交差点の角に交番があります。
「モスリン橋交番」と掲げられていました。
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「もすりん」だらけですね。



あれ!バス停は「戸ノ内」!?
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ここは神崎新地とか
神崎遊廓とかいわれていたところなんでしょうか。
間違っていたら!ごめんなさい。

地形からみて遠い昔は中州か小島だったのかも。

「モスリン橋の、袂に潜む」という
映画がありました。
娼婦の世界のはなしだったと思いますが。
2、3 年前に上映されていましたね。
スケジュールが合わず
私は観ることができなかったのですが。

あの映画はここが舞台でしたか。

雨が強く頭を打つようになりました。

対岸から見えた旧猪名川!
その娼婦の世界をたどってみたい気もしますが
気力がなえてきました。

水門の内側に行ってみます。
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旧猪名川は落ち着いた静かな川。

昔日の地図には太い暴れ川の顔をしていますが。
明治以降!なん度も川の改修があり
今は西に流れる今の猪名川が本流になっていますね。



もすりん大橋に引き返します。

雨に濡れながら渡る「毛斯倫」大橋!
詩心あれば詩や短歌が生まれそう。

詩心のない私も「毛斯倫」の漢字に魅かれて
漢詩もどきでも作りたい気分。
気分だけですが。

あ!すでに歌っている人がいますね。

  園田離れて 神崎過ぎりゃ
  恋の花咲く 十三よ
  やがていつかは 結ばれる
  ね~ちゃん ね~ちゃん 十三のね~ちゃん
  もすりん橋を
  今日はふたりで 渡ろうよ

藤田まこと作詩の「十三の夜」!

これはふたりで神崎新地から
十三(じゅうそう)へ行きたいのでしょうか。



橋を渡って再び大阪市にもどったところにある
富光寺で雨宿り。

お顔の大きな仏さまが!
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大きく見えるのは
私に邪心満々ある証拠かも。

切ないねぇ。



(敬称略)
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