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恋人たちの食卓のあさり炒め [活動写真]

ひと昔前
「恋人たちの食卓」(原題・飲食男女)という
アンリー監督の台湾映画がありました。
小津安二郎の世界のような
父子家庭の庶民の喜怒哀楽!

世界の食通をうならせたという元・料理人の60歳くらいの父が
3人の娘に料理の腕をふるうのです。
三女は20歳!長女は30歳を越えていますが!3人ともまだ独身で
娘たちは心ここにあらず!というお決まりの展開。

この映画の小説版があります。
「飲食男女」(南條竹則監訳)
原作を訳したものではありません!?
映画から日本語の小説をおこした?!不思議な本です?!

長女の親友の妹の娘の8歳の珊珊(シャンシャン)、、、!
ああ!ややこしや!(狂言調で)
珊珊は母子家庭で
長女の親友の妹(つまり珊珊の母親)は料理がヘタなんです。

父は料理をあまり食べない娘たちよりも!
喜んでくれる珊珊が可愛くて
4段がさねの重箱の弁当をつくり!学校まで運びます。
日本では
変なおじさんの教室まで出前は考えられませんがね。

そのうち
珊珊の同級生たちの弁当も作ります。
生きがいの発見?!
ほほえましい限り!

これはほほえましいだけの挿話のようですが
最後!どんでん返し?のストーリィが展開します。

父がこの娘の父親になるのです。
父は珊珊の祖母と結婚するのかな!と思わせておいて
祖母の娘、、、珊珊の母親、、、つまり!
ああ!ややこしや!ややこしや!(狂言調で)
長女の親友の妹と結婚するのです。

初老の独り者のおじさんたちの
希望の星といったら!叱られますか!

ま!今日しあわせに結婚しても
明日がしあわせかどうか分かりませんよ!

ひねくれものの私の琴線は共鳴しませんね。
ふてくされて
「炒海瓜子」(どう発音するのか分かりましぇん)でも作ります。

鍋に油を強火で熱し
にんにく片!唐辛子!あさりを放りこみます。
貝が開きかけたら醤油!酒!砂糖!胡椒を振りかけます。
全開したら胡麻油を振ります。

たいてい
あさりは日本酒を振って電子レンジで加熱するか
鍋に入れ酒と水を加えて熱するか
淡白系でいただいていましたが
台湾風もおいしいですね!

(敬称略)


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