SSブログ

閨房のブランデー [スペインのハエ (R-18)]

「閨房(けいぼう)の楽しみとんと失せたり」
「憂を忘る唯この酒」といって
ブランデーを飲んでいた明治の元勲!伊藤博文。
老いて思うようにSEXができなくなったから
飲んでいるようですね!はは。

ブランデーとSEXといえば
谷崎潤一郎の「鍵」を思い起こしませんか。

45歳の妻にブランデーを飲ませ泥酔させ
すっぽんぽんにして
もてあそんだり!
ポラロイドで撮影したりする小説ですよね。

え~と?!足首でしたか!
念入りになめたりするんですよね!?
なんば!しょっとね!?
作者自身が投影されてるんですかね。

これは伊藤博文からみるとずっと近代!
昭和31年(1956年)のころに執筆されて
なん度も映像化されていますが
そんなに食指が動く筋書きですかね?!

SEXは互いに
起きて!生きて!動いて!
燃えて!はつらつと!楽しみたいものですが。

それに自分の妻の意識をなくさせて!
いたずらして!
なにが面白いの?!
隣の奥さんならともかく!(あ!うそですよ!)

カネもゼニもある年寄りは
市中に出て
ピチピチの娘っこに声をかけて
青春を呼び戻しなさい!

そんな義憤?の夜。

お!冷凍庫にシーフードミックス!

でも!冷凍焼けしたような安もの!
中国産のエビとホタテ!ベトナム産のイカが少し。
大半が中国産の野菜の切れ端ばかり。

くたびれたシーフードミックスに
ブランデーを振ってみます。

帆立貝の貝殻を鍋にして
だしを張り
魚醤を1滴落として
(たくさん落とすと塩味が強く!私には生臭い)
シーフードミックスを1切れづつ煮て食べながら
谷崎潤一郎の文庫本でも探してみる
寒閨(かんけい)の夜更けです。

blog貝鍋.jpg

ブランデーに貝!
ちょっとは色っぽいと思ったのですが。全然!

(敬称略)
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。