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正岡子規大坂市長の鰻丼 [すててこ!しゃんしゃん!]

正岡子規の日記「仰臥漫録」によると
明治 34 年(1901 年) 9 月 2 日に病床で
鰻飯(うなぎめし)を食べています。

   大坂では鰻の丼を「まむし」といふ由
   聞くもいやな名なり
   僕が大坂市長になつたら
   先(ま)ず一番に布令を出して
   「まむし」といふ言葉を禁じてしまう

はは!ひどいことをいいますね。

でも!
権力を握ったらフツーのことかも。

和気清麻呂(わけのきよまろ)は
称徳(しょうとく)天皇に
別部穢麻呂と改名させられました。
天皇の愛人・弓削道鏡(ゆげのどうきょう)に
たてついたので。

ほんのこの間!
大阪市は地名を全市!大幅に変更しました。
(現代も暗躍する汚い)権力者が
気に入らなかったからでしょう。

こんな事例は枚挙にいとまがありませぬ。

それはともかく
寒くなったので
冷やごはんを蒸してみましょう。
わが家には炊飯ジャーがないので
炊き立てじゃないと冷たいごはんです。

鰻のかば焼きを
ごはんの中へうずめ
甘辛く煮た干し椎茸と錦糸卵を散らします。

ホントーに鰻をうずめていますよ。
ほら 1 尾 350 円の鰻の
中ほどを使っているでしょ。

blog蒸し鰻丼.jpg

これを蒸します。
電子レンジで加熱してもいいのですが
蒸し器を見ていると
「ほっ」と温かくなるでしょ。
湯気もご馳走です!わが家では。

ちなみに大坂(現代の表示は大阪)の「まむし」は
鰻をごはんの中にうずめて
ごはんで「蒸し」ているとか
ごはんに「まぶし」ているとかいう意味ですよ!きっと。

(敬称略)
タグ:正岡子規
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