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上醍醐寺の秋にひとり [野道!山道!恋はけもの道!]

こどもが歴史で習って
古都の神社仏閣の名をいうようになったので
連れて行ってやりました。

という夫婦。

「それが大変だった!」そうです。

家族 4 人でいくつか回ったら
拝観料だけで
夫の 1 月のこづかいの大半が吹っ飛んだ!そうな。
ははは。

高い拝観料を取るのなら
宗教法人でなくても
株式会社でいいのでは?!
税制で優遇することもありません。

え!?

上醍醐寺の登り口の女人堂に
関所がありました!
昔!こんなんありましたか?!

最近!頭の中がスポンジ状態なのか
記憶がどんどん抜け落ちて!消えています。

なん度か通り過ぎているはずなのに
今!上醍醐寺といえば
山頂の如意輪堂の記憶しかありません。
小さな恋の記憶?!
あとは!全く!さっぱり!

ともかく入山料 600 円!

しばらくは
とぼとぼ早朝の森林浴。

登り口あたりは
秀吉のはでな花見の折
諸武将が趣向をこらした茶屋を
連ねたところですから
まだ!坂道はゆるやかです。

じきに秀吉の花見の本陣・槍山。
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うっそうとしていますが
400 年前は見晴らしがよかったのかな。
現在!マネて花見をする輩がいるのか
全山「火気・飲食禁止」だそうです。

立ったまま
冷たいおにぎりの朝食です。
栄華を極めなくても!
ま!いいか!今日もおにぎりが食べられて。

秀吉の花見跡を過ぎたらきついのなんの!
散ったもみじに
顔を近づけるようにかがんで上ります。
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腰の曲がったご老体が
元気よく降りてこられて
励ましてくださいました。
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こちらがしなければならないのに!
ありがたいことです。

山頂の醍醐水を汲んで帰るところとか。
信仰のなせる力でしょうか。
こんな人のためなら
宗教は残さねばならないのかも。

山頂には諸堂がたくさん。
まず寺務所があり清滝宮が見えます。
そして醍醐水のお堂が!
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水は無料です。
水汲み口に容器を入れると
センサーが働いて出水します。
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西国第十一番札所の准胝堂(じゅんていどう)に
工事用シートが?!
ええ?!
最近!焼失したらしい!?
だから再建に向けて入山料を取っているのかな?!

薬師堂!五大堂を経て
頂上には如意輪堂と開山堂がありました。

唯一の記憶の如意輪堂。
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ちょっとだけ感激。

如意輪堂の前で休憩します。
標高 450m。
blog7.jpg

秋が通り過ぎています。
でも!これ以上!記憶を手繰るのはやめます。
悲しいはなしばかりが隠れていそうで。
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