鯛素麺(2) ホルモン素麺

最初に見た「たいめん（鯛素麺）」は
寂しい料理でしたが
なかなかどうして！
豪華なごちそうの地方が多いのでは。

良い鯛の得られる瀬戸内地方では
たいてい！どこでも作られているようです。

ちなみに
「聞き書　兵庫の食事」を開いたら
（大正・昭和初期の）播州平野の婚礼のときの
代表的な料理としてのっていましたよ。

　　酒！砂糖！味醂！醤油を煮たて　　
　　下処理をした鯛（たい）を丸ごと 1 尾煮る。

　　鯛の煮汁に
　　茹でた素麺を静かに入れる。

　　大皿に鯛をのせ
　　まわりに素麺をおく。

なるほど
めでたい席ですから鯛は姿煮ですね。
醤油は濃い口でしょうか。
素麺は煮汁の中で
あんまり加熱してはいけないようです。


今夜はてっちゃん（牛のホルモン＝腸）を煮ています。
酒！砂糖！味醂！醤油と
チリソースと唐辛子も入れた煮汁で。

この煮汁のあら熱が取れたとき
固めに茹でた素麺をそっと入れました。

わはは！
てっちゃんめん！


てっちゃんには青ねぎを
素麺には大葉（青紫蘇）をたっぷり
薬味といたします。