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大阪を通ったシルクロード [町道!街道!眠り未だ足らず]

シルクロード!

なにか不思議な憧憬と
DNAの奥にあるような遠い記憶に
心がぷるるんとなる響きですね。

みんな少なからずそんな気持ちでしょうけど
といって
うまく説明できる人も少ないですね。

だいたい
西の端はイタリアでしょうか!スペインでしょうか。
東の端は中国でしょうか!日本でしょうか。

私は
東の終点は東大寺だと理由もなく頭にあるのですが
大阪市に
「シルクロードの終点」と宣言している地があるそうな!

暗越(くらがりごえ)奈良街道にあるそうです。

奈良と大坂(難波津)をつなぐ最短の道が
暗峠(くらがりとうげ)を越えるその道だそうです。

JR玉造駅を出ました。
北側の鉄橋に穴がいくつかあります。
先の大戦の銃弾の跡だという人もいますが!果たして。
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すぐ東に古そうな道が。
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これが暗越奈良街道ですか。

古い街道には古いレストランが。
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大正の初めからある洋食の店ですか。
メニューは、、、ラーメンが 320 円。
安いですね。
焼きうどんは 390 円とありましたよ!確か。
疑うことなかれ!これも大正時代は洋食ですよ!きっと。
食べたらよかったですね!

「暗越奈良街道距高麗橋元標壱里」の道標が。
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この街道は明治になって
高麗橋を起点と決められたそうです。
その起点からここまでが 1 里ということ。

この奥に八坂神社。
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珍しい鳥居ですね。

道なりに進むと!ありました!
ここがシルクロードの終着点ですか!?
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説明板や道標だらけ。
感動するような記載はありませんが。
大きな板には堺屋太一のサインもあります。

オブジェも建物もなにもありません。
終着点というより
この道が終端の街道ということですか。

さらに奈良に向かって歩いて
妙法寺で契沖(けいちゅう)の墓参をしました。
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徳川光圀の命を受けて
「万葉代匠記」を著したとか。
つまり万葉集を訳したのですね。

寺からすぐに
火袋(ひぶくろ)式といわれる道標が。
blog08.jpg

夜間の便宜に
灯りを入れられるように作られています。
文化 3 年の銘がありますから
今から 200 年前のものですね。

古い街道ということは分りましたが
面白いものは発見できず
寒くて!風が強くて!
根性のない!にわか旅人は
この辺で撤退させてもらいます。

(敬称略)
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