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天王寺七坂!咲いた桜もある [わが街・大阪ブギウギ]

2、3 日前まで冬!だったのに
急にあたたかくなりました。

昼休み!
まぁ!朝からぼ~っと昼休み?していますから
眠気覚ましに散策です。
天王寺七坂をめぐります。

まず!お骨仏の寺・一心寺の前の
逢坂(おうさか)です。
blog01逢坂.jpg

ん?!
情緒もなにもないですね。
騒々しいだけ。
昔から幅員のある道だったのでしょうか。

明治 18 年(1885 年)の地図。
blog02地図.jpg

画像中央。
左の今宮村から四天王寺へのびています。
当時すでに他の道より大きな道だったのですね。

逢坂を下らず安居天満宮の北側の天神坂へ。
blog03天神.jpg

下ってから!北に行けば
すぐ清水坂(きよみずざか)がありました。
blog04清水.jpg

大阪市を北から南へ上町台地が走っています。
上町台地の西側が大阪湾に急に落ち込んでいます。
そういうことで
坂はどれも西から東へ上っています。

清水坂を上り!一度!谷町筋に出ます。

この谷町筋には寺ばかりです。
どうして寺ばかり集中させたのか!
豊臣秀吉の都市計画のときからだそうですが。

織田信長は本能寺で死にました
知恩院には葵のマークばかり。
つまり寺社は軍隊の宿泊所!ホテルだったのでは。

大勢の兵隊の宿泊には広い本堂が最適なのでは。
まして寺院が集中していたら
軍のいたずらな分散が少なくてすみます。

ま!浅学ゆえの思いつきですがね。
ゆめゆめ信じて他言はなりませぬぞ。

愛染堂に参詣してから
愛染坂を下ります。
blog05愛染.jpg

下っても途方に暮れて
また上ってきて大江神社に寄ります。あは。
夕陽岡(ゆうひがおか)の石碑があります。
ん!桜が咲いています。
blog06夕日丘.jpg

よく分からないまま!道に埋められた
「歴史の散歩道」の伝い石をたどれば
口縄坂(くちなわざか)の上に。
blog07口縄.jpg

口縄とは「蛇(へび)」の古名ですか。
天王寺七坂といえば
たいてい代表してメディアに登場する坂ですね。

下ってみたけど
なにもないようなので!また上がりました。はは。

左右に目白押しの寺ばかりの中を北へ。
法仙寺で
文楽の二世桐竹勘十郎の墓参をしたりしながら
銀山寺まできたら羽音が!
染井吉野のような大きな桜が満開。
blog08銀山寺.jpg

満開の桜の横に源聖寺坂(げんしょうじざか)が。
blog09源聖寺.jpg

くねくねしています。
こちらの方を口縄坂と呼びたいくらいですが
周囲が騒々しく!イケませんねぇ。

下ったところが松屋町筋。
土着の人は「まっちゃまち」と発音しますね。
「まっちゃまち」と打ったのに漢字変換しないと
自称・有識者のじいさんが
パソコンメーカーに電話したそうです。

「ば~か」と私が電話を受けたらいうのですが
どんな答えだったのやら。

千日前通りに出て
真言坂を上ります。
この坂だけ北から南へ上がっています。

上り切ったところが生國魂(いくたま)神社。
神社の階段ににゃんこが 2 匹ひなたぼっこ。
横に座らせてもらって真言坂を見下ろせば。
blog10真言.jpg

ここはラブホテル街でもあるんですね。
昼休みが終わりそうだからか
次々にラブホからカップルが吐き出されています。

ラブホには仕事でイヤというほど行きましたが
(風俗の仕事ではありましぇん)
こんなにのんびりと
ひなたぼっこしながらながめるのは初めてです。

ま!つまらん!見ていても!すぐ飽きますね。
生國魂(いくたま)神社の
大坂落語の祖の米沢彦八の碑の前で
にゃんこちゃん!
記念撮影でもしませんか。

カメラを構えたら
あああ!みんなどこかへ逃げてしまいました。
blog11彦八.jpg

昼間のラブホのカップルのように
にゃんこにも写されたくない事情があるようです。

(2011/03/29)

(敬称略)
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