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徳庵名物のべっぴん餅 [町道!街道!眠り未だ足らず]

あ!?
大きな塔がありますね。
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ここはどこ?!
あの塔は鶴見緑地!?

よくふらふらと歩いているのに
地図はポイントでしか認識していないのです。
私の頭の中に大阪市の
虫食い状態にスプロール化した地図はあっても
鳥瞰図(ちょうかんず)はありません。

知っている場所でも
違う方向から歩いていて
突然!驚く間抜けさです。

せっかくですから!
下まで行って見上げると!
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すごい塔ですねぇ。
鶴見緑地展望塔(いのちの塔)という長い名前。
観覧料は 200 円。
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せっかくですから!
上ってみますか。

「もしもし!入れませんよ」
公園にランチに来ていたおばさん方に呼びとめられます。

とっくに閉鎖していました。

廃虚のまま朽ちるのを待っているのなら!
いつまでも案内板を置いておくなよ!


その昔!このあたりには
クリーク(小運河)や古道が多くあったとか。

今!くねくねした細道が多いようですが
それはもともとの古道やら
小川を埋めて道に造り変えたものやら。

古い道標がありました。
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するとこのくねくねした道は
昔からの道で「枝切道」?!

「古川」沿いのはず。
やっぱり!
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カメラを構えているこの橋は
葭田橋と書いてあります。

「葭」はアシかヨシか知りませんが
江戸時代には
アシやハスが生い茂った川で
早舟が行き交っていたそうな。
ここから徳庵(とくあん)に出て
寝屋川を下れば
天満橋・八軒家まで 2 時間半くらいで行けたらしい。

今は生活排水で汚れた汚い川!
なんとかならんもんでしょうか。

南下すれば「もろくち村 中茶や」の石標。
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ここは中茶屋ですか。
上茶屋!北茶屋!なんかの
多くの茶店の集落があったようです。

たくさんの水路や陸路が交差し!集中して
人や荷がひと休みして
江戸時代にはにぎやかだったところ。

さらに下れば
古川は寝屋川に合流してしまいました。
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この川に
暴れ川の大和川がぶつかっていたのでしょうか。
大和川付け替え工事(1704 年)以降
比較的に静かな川になって
野崎詣(のざきまいり)の
陸路および水路の主流になったらしい。

画像の右が右岸!
野崎詣(のざきまいり)の古堤街道があったらしい。

古堤(ふるつつみ)というのは
なん度も水路や川の改修が行われてきたので
川の名前や街道の名前の変遷があったのかも。

ここで突然の雷雨!

JR徳庵(とくあん)駅に向かって走ります。

駅前の商店街の布(?)の屋根のアーケードで雨宿り。

徳庵名物「別品餅」!
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「べっぴん」ですか!
「別嬪」ではないんですね。

このあたりには奈良につづく街道があったとか。
幕末のころからの名物で
旅人が休憩し食べていたのでしょう。

今は商う店がなん軒残っているのか知りませんが
この「別品餅」が屋号のような店舗に入り
包んでもらいました。

1 本 110 円。
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くるみの入ったようなあんがかかっています。
帰宅したのは夕刻。
朝から水しか飲んでいなかったので
ぺろりと食べてしまいました。

少し硬くなっていたのですが
空腹を割り引いても
とてもおいしかったですよ。
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