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亀吉のワンコインランチ [昼定食]

文庫本をもらいました。

不要になった本は私に
不要になった家具は
場末の某居酒屋に集まるようです。

私が読書好きでもないのに。
某居酒屋は広くもなく家具を
特別必要としている訳でもないのに。

ほんの狭い世界のはなしですけどね。

それはともかく
酒井順子著/食欲の奴隷/という本が
回ってきました。

ぱらぱらながめると
著者が大学生になって
初めて
「鯖(さば)の塩焼き定食」800 円に出会い
「有頂天になる」ほど感激しています。

いつの時代のはなしでしょう。
立派な値段していますね。

ま!そんな定食もあるのかも。
100 年くらい前に
たとえば資生堂パーラーなんて行けば
「定食」といえば
コース料理を指すのかも知れません。

私のような由緒正しい貧乏人は
「定食」なんて
匂いもかげない存在だったのかも。

「定食」の意味あいが変わっていった!?

新吉原の花魁(おいらん)なんて
なん人もいなかったのに
時代がさがると
散茶(さんちゃ)にも埋め茶にも
「おいらん」と声をかけるようになり
みんな「花魁」になってしまったようなもの?!

たとえが悪いですか。



不調法で申し訳ないのですが
なにをされる方か存じあげませんが
酒井順子氏は 1966 年のお生まれ?!

すると学生時代は
今から 30 年前?!

「鯖の塩焼き定食」の 800 円!
高いです~!
現代の(私の)物価でも高いです。
どんな
お嬢さま・おぼっちゃま大学か知りませんが。

学食の定食なんて
たとえば
東海林さだお画伯のエッセイによく出てくる
「魚肉ソーセージ定食」なんて
100 円もしなかったのでは。

あ!ごめんなさい。
それは!女史の時代より
さらに 30 年も前のことかも。

今!ランチどきに私は
「鯖の塩焼き定食」が
いや!ランチのどんな定食でも
500 円程度のものはないかと
野良犬のように徘徊しています。

それが 800 円なら
特別儲けている店と認定してしまいます。

ま!特別いい鯖を使えば
800 円でも安いでしょうけど。

某百貨店の総菜売り場の
「鯖の塩焼き」は
1 切れ 700 円くらいしていますから。
それはとても肉厚で
おいしそうな切り身です。



またまた!発見しました。
全品!税込み 500 円のランチ。
blog1亀吉.jpg

探せばぶつかりますね。

残念ながら「鯖」はありませんでしたが。
鶏の唐揚げ定食をもらいましょう。
blog2亀吉.jpg

香のものがありません?!
漬けもの好きには少々不満。
あ!ごめんなさい。
テーブルに
好きなだけ食べられるように
おいてありました。

外に出てあらためてふり返ると。
ラーメンと染め抜いたのれんが出ています。
blog3亀吉.jpg

ラーメン店でしたか。
「亀吉」(大阪市住吉区長居)という屋号。

いや「串かつ」「定食」さらに
「創作料理」とも書いてありますね。



(敬称略)
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