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知恩院 友禅苑の紅葉 [平安京有情]

観音さまが迎えてくださいます。
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たしか!高村光雲作。

友禅染め祖の宮崎友禅斎が
紅葉を見ています。
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「友禅苑」の初冬。
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友禅斎の家でも
かれが造った庭でもないようですが
友禅苑と命名されています。

知恩院の国宝の三門の南にあります。
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友禅染めの定義や
作品の知識はありませんが
この庭のような
はなやかな色彩なんでしょうか。



知恩院の国宝の御影堂の北の
方丈に回ります。

方丈庭園を散策します。
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緑から赤への
グラデーションのカエデがあります。
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絵になるススキがあります。
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浄土への来迎雲をあらわしているのかも。
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高台の山亭にあがり
京(みやこ)を鳥瞰(ちょうかん)します。
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私の町では散っている
ドウダンツツジの
紅葉が美しい知恩院の庭でした。



三門から参道を西にくだります。

お好み焼きののれんが架かっている
「あらちゃん」がありました。
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もう 2 時を回っていますが
ランチのメニューが出ています。

入店すれば外国語!?
インバウンド(訪日旅行)の客だらけ。

ランチは 960 円(税込み)のものが
たくさんあります。
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とん平焼き定食がありますね。

「とん平」は
大阪のお初天神の近くの店が
発祥といわれていますが
いろんな形があるような。

京都の「とん平」とはどんなものか
興味はありましたが。

食べたい気持ちが勝り
「鶏とキャベツの
  柚子こしょうポン酢定食」を選択。
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税込み 960 円。

私にはボリュームがありました。
ごはんがすすみます。

お代わりでもできそうですが
お代わりは 150 円追加料金。
やめます!はは。

観光地価格にしては割安感を覚えました。
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京都駅で朝食 本願寺の銀杏 [平安京有情]

JR京都駅に着けば
旅行しているように心が浮き立ちます。
自分でもよく分かりませんが
遠くにきたような感じなんでしょうか。

たいてい!大阪から京都へは
阪急か京阪を利用します。
そのときには!
あまり旅行気分は出ないのですが。
それは大阪から特急で
50 分以上かかります。

JRの大阪・京都間は新快速で 29 分!
とても近い。

たとえば!大阪メトロ(地下鉄)で
大阪市の北の端の江坂駅から
南の端のあびこ駅まで乗ったら
36 分はかかることを思えば
大変近い存在です。

それでも!JR京都駅が遠く感じるのは
阪急・京阪に比較して
運賃が 150 円以上も高いからでしょうか。



そんな気分で駅のホームの
「塩小路カフェ」に入ります。
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朝の和食「焼き魚セット」がおいしい。
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ま!なんの変哲もない食事ですがね。
税込み 600 円。

食後にドリンクを注文しなくても
いっしょに提供されたお茶で十分。
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このごろ!水しか出さない店舗も多し。



昼過ぎ。
西本願寺(浄土真宗本願寺派)!
公孫樹(いちょう)はまだ緑の葉。
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御影堂の前の「逆さ公孫樹」も夏の色。
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この境内の木々には
銀杏(ぎんなん)がついていませんね。
みんなオス木なのでしょうか。

東の御影堂門から出ると
国道(堀川通り)の向こうの総門の肩に
モスク(?)の屋根が見えます。
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モスクではありません。
本願寺伝道院です。
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明治時代の終わりの建てものだそうな。



東に進めば
塀の向こうに公孫樹が並んでいます。
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塀の東に回ります。
最近!広々と改修されましたね。
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「お東さん広場」と命名されています。

東本願寺(真宗大谷派)に入山します。
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塀の内側から見る公孫樹の木々です。
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やっぱり!まだ緑色の葉をつけています。

が!
銀杏が無数と思えるほど落ちています。
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ポリ袋を手袋にして銀杏を拾います。
帰路!乗りものの中で
臭気が出ないか心配ですが。

それより!これ!
泥棒になるのでしょうか。
掃除してあげたつもりでも
所有権の侵害になりそうですか。



休憩所に行くと
自販機に東本願寺の水が売られています。
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ラベル違いでいくつかあるようです。

西本願寺ではなかったような。

「東本願寺では
「御朱印のお取り扱いはございません
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西本願寺でも
「お取り扱い」はありませんでした。
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北野天満宮ずいき祭 2023 [平安京有情]

千本釈迦堂で
「おかめ」さんに会って行きます。
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たぶん!現存する京都最古の花街の
上七軒をゆるやかにのぼります。
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ここは北野天満宮の参道でもあり
「ずいき祭」ののぼりが並んでいます。

今日(2023/10/04)は還幸祭ですか。
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北野天満宮の東門の前の
古い!いや老舗の天神堂で
「六方焼」を買いますか。
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あ!それは季節もの。
今売っていたのは「焼きもち」だけ。
皮が薄くてあんこ好きにはたまらん。

東門の前にくるまがありましたが。
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境内では!みなさん!ぞろぞろ
どこかへ行っています。
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神幸祭(2023/10/01)に神輿なんかが
御旅所に行っているので!お迎えかな。

牛さんもどこかへ行っています。
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境内の北の文子天満宮に参詣して
北門から出ます。
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西に歩けば平野神社。
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桜の名所に紅白の彼岸花が満開でした。
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やはり!ここも開花が遅れているのでは。



平野神社の前に
「ハイライト食堂」がありました。
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「ハイライト食堂」は
京都市内に数店舗ありますね。

どこも学生相手の!
学生といっても!貧乏の!あ!いや!
懐中に空っ風が吹いているような
学生を相手にしているような
メニューが多いように感じますが。

勝手に感じているだけです。
すみません。

定食は税込み 590 円からありますが
私は大金持ち(!)の社会人ですから
税込み 680 円の
「サービスランチ」をもらいます。
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鮮魚のアメリカン!ロースハム!
ビーフミンチカツ!ポテトコロッケ!
だそうですが
鮮魚のアメリカンとはなんぞや!?

どれも鬼の牙を持つ私には
歯ごたえのないものばかりでした。

カレー用の福神漬けでしょうか。
目の前にあったので
たくさん食べてしまって!すみません。



南にとり
妖怪ストリートを確認しながら。
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さらに南下していたら
西大路通りを横断するものが!
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神輿の屋根が「ずいき」でできています。
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「ずいき」とは漢字では「芋茎」と
書かれているようですが
これ!茎ではなく里芋の葉柄では?!

それはともかく!
還幸祭の行列は御旅所を
午後 1 時出発の案内があったのに
まだ 20 分ばかり前なんですが。

こどもがいっぱい。
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小さな「ずいき」の神輿を引いています。

行列はしずしずとつづきます。
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カメラの電池が切れかかったので
熱心には写せませんでしたが。
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牛はいませんが馬は動員されています。
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ずいき祭は「芋茎祭」と
書くのではないのですね。
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皿盛はカレー 肉のないかしわ店 [平安京有情]

ここは白川。
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比叡山のほうから流れてきて
鴨川に落ちる川の終わりのほう!
知恩院の西側の街の中です。

花崗岩の砂が流れてきていたので
川底が常に白かったのだそうな。
それで白川。
明解な名前。

でも!今では南禅寺の西側で
琵琶湖疏水と合流してから
分流してくるので
往年の色があるのやら。

西に目をやれば!商店街のアーケード。
「知恩院 門前町 古川町商店街」です。
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商店街を歩くのは楽しい。
なにも買わないのに。
買えないのに!懐中不如意は寂しい。

まぁ!レトロ感!いっぱい。
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インバウンド(訪日旅行)のひとばかり。

錦市場と並ぶほどの
有名な商店街だったのだそうですが
今や錦市場のほうは観光客で
おしくらまんじゅう状態ですがね。

商店街は南北につづいていて
北の端は三条通り。

三条通りにはひともくるまも
売るほど往来していますが
商店街に気づくものがいるのやら。
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頑張ってくだされ。



商店街を出たところが東山駅ですが
三条駅まで 500m もないので
そちらに向かって歩きます。

篠田屋の「皿盛(さらもり)」で
ランチして帰りますか。
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カツカレーを
皿盛というのですが。
そうとう昔から。

おお!カツは薄いけど
カレーのルーはあふれるほど。
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ひぇ~!税込み 800 円!
大昔の感覚で
500 円以下のつもりでいますが。
ときが流れているのを自覚しましょう。



偶然にも
知恩院の近くの商店街を歩いたといったら
ちょっと!美人ぶって
おりこうぶっているおね~さんが
「肉のないかしわ店」があったか?と
聞きます。

なんですか!?

「かしわ」とは
茶褐色の羽の鶏の肉かな。

関西では羽の色がなに色でも
鶏肉は「かしわ」と呼ぶのかも。

「夢路いとし・喜味こいし」の漫才では
ニワトリが死んだら
戒名が「かしわ」だそうな。

茶褐色の鶏は高級な鶏でしょうか。
だから!どんな鶏の肉も
かしわの肉だといいたがるのかな。

ま!牛肉でいえば
ホルスタインの肉でも
松阪牛の肉というようなものでしょうか。

お叱りを受けそうな発言。
すみません!あやまっておきます。



閑話休題。

古い「かしわ店」の
古い冷蔵ショーケースが壊れたので
生肉を陳列できなくなったのだそうな。

店主夫妻は高齢で
高いお金をつぎ込んで
入れ替えるほどの元気はないとか。

だれかが陳列の肉の代わりに
写真を置いてくれたといいます。

それが!よかったのだそうな。
注文してからさばくので
新鮮で!評判もよく
店もロスが少ないとか。

商店街の写真をいくつか撮っていますが。

ああ!この店舗ですか。
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そのつもりで撮影していないので
角度も悪く!分かりにくいのですが。
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たしかに「写真」の陳列ですね。



(敬称略)
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平安神宮 タチバナとスッポンとシジミと [平安京有情]

平安神宮にきました。
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左近の桜!右近の橘です。
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平安神宮は明治 28 年(1895)に
創建された新しい神社です。

だから!左近は桜。
桓武天皇(737 ~ 806)の
平安京遷都のときなら!左近は梅のはず。
嵯峨天皇(786 ~ 842)ゆかりの
今も大覚寺として残る宸殿には左近は梅。

それ以後は左近の桜になり
右近は橘のままかな。

焼酎の水割りに入れたらおいしそうな
橘の青い実がいっぱい。
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今日(2023/09/19)は
秋の神苑の無料開放の日。

萩の花は咲いていますが。
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そんなに目立つ花はありません。
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橋殿で涼んでいるのは
インバウンド(訪日旅行)のひとばかり。
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あ!?スッポンが!
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これらの亀たち!種類が違うのでは。

大きな鯉がうんざりするほどいますが
小魚もたくさん見えます。
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なんでしょう。

苑内の細流をのぞきます。
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オイカワのような
動きの速い小魚がいます。
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水底に死んだシジミの殻が少ない!?
いなくなったのかと思ったら
まだ!たくさん棲息していますね。
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1 円玉の上にいくつものるほど
小さな個体ばかりですが。

これ!マシジミではないですね。

大阪の万博記念公園の小川にも
売るほど棲んでいますが。
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みんな!タイワンシジミでしょうか。

日本の小川は
恐ろしいことになりつつあるようです。
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