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あゆのたで蒸し [いわなが姫の丑の刻参り]

鮎(あゆ)がきました!その(4)

「鮎」の漢字に
「あゆ」の意味を持たせるのは日本だけですよね。
中国大陸では違う魚!
たしか!なまずのことになるんでしたか。

と!ここまでは知ったかぶりができるのですが
どうして「魚」に「占」かは知るよしもありません。

奈良県人は子供だって!
明石家さんまだって知ってますよ。
吉野川の鮎が「鮎の語源」に決まってます。
と!奈良県人に小馬鹿にされました。

鮎!?
万歳旛(ばんざいばん)を見なさい!
旛は旗(はた?)です。
5尾の鮎に厳瓮(いつべ)ですよ!
厳瓮(いつべ)は瓶(かめ?)と思ってよろしい。
と!戦前!代用?教員だったという人に笑われました。

「鮎」は記・紀の世界の話らしい?!

まだ捨ててなかった
ぼろぼろで一部欠落している日本書紀をめくってみます。
ああ!お勉強はメンドくさい!
小馬鹿にされてもいいからやめたくなりますね。

おお!神武記のところに
   厳瓮(いつべ)を丹生川(にゅうがわ)に沈めよう。
   もし川の魚が(中略)
   酒に酔って(中略)流れるようであれば
   私は必ずやこの国を定めることができるだろう。(福永武彦訳)

そして浮き上がった魚が鮎だったというワケですか!!?
そしてめでたく大願成就!日本征服!
占いで浮き上がった吉兆魚なので
ごほうびに「魚」偏に「占」の字をもらったのでしょうねぇ!?

あの!?奈良県の賢人さま!
細かいことをいうようですが
吉野川と丹生川は地図を見ると!違うような気もするのですが、、、。
ま!昔は紀ノ川流域のどこでも丹砂(たんしゃ)が採れたのかも。
で!どの支流も丹生川と呼べるとお答えになりますかな?!

万歳旛(ばんざいばん)は
その鮎と厳瓮(いつべ)が描かれている
皇室の儀式用の旗でしょうか?!

旗の絵がありましたよ!?
思わぬところに!
切手にありました!
紀元は2600年(1940年=昭和15年)の記念切手に!


ま!お勉強?は実につまらん!
早々に打ち切って!鮎でも食べましょう。

今年は馬に食わせるほどあるヤナギタデを刈り取り
塩で洗った鮎を包みました。

蒸し器に入れました。

乾燥の山椒の青実をすり鉢であたり
バルサミコ酢とオリーブ油を混ぜてソースにしました。

2尾目は
柚子胡椒(ゆずこしょう=びん詰め)と
マヨネーズを混ぜたソースでいただきましたが
その方がみなさんに好評でした。

(敬称略)


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