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回向院の唐辛子味噌 [いずれ あやめか かきつばた]

報道機関は
あのNHKでも
大相撲を「国技」「国技」と声高にいっています。

おかしいですよね。
他の武道に失礼ですよね。

両国国技館という
国技の文字のはいった名前の体育館で興行しているだけで
法的?に決めた訳でもないのに
大相撲だけを特別視しちゃぁいけません。

明治の終わりに常設施設を作ったとき
「國技館」と
提案した尾車親方(元・大関大戸平=横綱大砲の師匠)はエラい!
ちなみに大砲は「おおづつ」と読み!後の大鵬とは関係ありません。

その前には大相撲は江戸時代から
本所回向院の境内で小屋がけで興行していたらしい。

回向院物語(石井代蔵著)は小説ですが
時代背景も事件も綿密な取材の上に書かれたようで
「ちゃんこ」の言葉の成り立ちなんかの
明治の大相撲の状況がよく分かります。

その小屋がけの裏手に
やはりむしろの小屋がけの共同炊事場があったのだそうです。
力士!親方!行司!呼び出し!その他関係者400人足らずの人間が
入れ代わり立ち代り「めし」を食べていたそうです。

朝のおかずは塩のかたまりみたいな沢庵3切れと唐辛子味噌だけ!
唐辛子味噌?!
相撲協会特製らしい!?
「南蛮味噌に芥子がすりこんである」とか。
「辛いのなんの!舌が焼けて!顔がひん曲がる」とか。

南蛮味噌ってなんです?!
南蛮!つまり外国の味噌!?
う~ん、、、!
四川の豆板醤(とうばんじゃん)と
韓国のコチュジャンしか思い浮かびません。

辛くも甘くもない味噌に芥子をすりこむのかも知れませんが
分からないまま
フライパンにサラダ油を落として豆板醤を炒めてみます。
さらに日本の田舎風の味噌を混ぜました。

火をごく弱くしてコチュジャンを混ぜました。
弱くしないとコチュジャンは焦げます。
次は芥子です。
粉のまま混ぜてもいいのかしらん?!
結局!和芥子を水で溶いてから加えましたが。

ひぇ~っ!
試食!味見するたび!脳天から汗がしたたり落ちますがな!

少し味をつけるため!?
ゴーヤー(苦瓜)を炒めて加えました。
できあがった味噌は硬そうなのでごま油を落として混ぜました。

私流の「唐辛子味噌」でも
白いごはんがたくさん食べられますよ~!

おかずのない貧しい人はどうぞ!
よいこはマネをしなくてもいいです。

(敬称略)


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