今世紀で人類は終わる(3) 火の鳥のチヒロ

手塚治虫の「火の鳥」復活編は
ロボットのチヒロ 61298 号しか
愛せなくなる少年のはなしです。
もちろん！ときは未来です。

少年に特殊事情があり
一方！ロボットのチヒロは
心を持ってしまいますが
こんな特殊なケースだけではなく
フツーにロボットと恋愛して！！

なにが悪い！？

ＳＦ小説のサイボーグというものは
脳以外は機械に置換されたりしていますが
たぶん未来はそんな小説の域を越えて
脳も人工頭脳に置き換えるでしょうから
ロボットやら人間やら区別がなくなっているのかも。

ロボットに恋しているこちらもロボット？！

それが進化の果てですか。

待ってください！
自己複製が可能でしょうから
男女の区別も
恋もいらないのかも？！

？？！

火の鳥では
少年の意思で
脳の全てのデータが
チヒロ 61298 号に移され
恋するふたりは一体化して
ロビタというロボットに生まれ変わります。

ロビタは人間臭いところが気に入られ
複製されどんどん増えていくのですが
ある日突然！ひとつの理由で 1 体を残して
全員！溶鉱炉に飛び込みます。

残った 1 体は殺人を犯し
自分で自分の電源を切ります。

自分の意思で殺人と自殺ができるのは
果たしてロボットなのでしょうか。

不老不死の行き着く先は
なにやら寂しい！？

（敬称略）

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