梶井基次郎！レモン豚

今年もレモンが送られてきました。
今年もありがたくもらうだけ。

ホントにすごいことですね。
成長のない私に
大人（おとな）のみなさんはやさしく
大人を見せてくださいますねぇ。

一度に食べられないので塩に漬けますか。

握ってみると
その冷たさがいとおしい。

梶井基次郎の「檸檬」の中の「私」は
レモンを握った瞬間から
しつこかったゆううつが紛らされる！とか。

「檸檬の私」は肺尖（はいせん）を悪くして
掌がだれよりも熱い！のだそうな。

私も掌は常に熱く！湿っていて！
寿司職人にはなれません！
なりませんけど
握手を求められたときや
人に手を貸すときには恥ずかしい。

ハイキングの悪路のときなど
手を差し出すと
Ｍ子なんか
「いやん！ねちゃねちゃの手は！」なんて
露骨にいいやがる！
手を離すぞ！谷に落ちて泣け！バーロー！

なるべく人と
他の部位はともかく
掌は接しないように努力しています。

ん！？
私も「檸檬の私」のように
肺をやられているのでしょうか。

それとも
　　指が冷たい人
　　心が燃えてるんだって（西沢爽・詩／おもいで日記）
でしょうか。

あれ！？逆ですね？！
指の燃えている私の心は
冷え切っていることになりますか？げっ！

ともかく
豚肉に下味（酒・醤油・片栗粉）をつけます。

湯にレモン汁を入れ
たまねぎと赤パプリカを湯通し。

引き上げて
豚肉も軽く茹でます。

フライパンにオリーブ油を引いて
湯通ししたものを炒め
調味料をからめます。

調味料は
醤油！砂糖！酒！ガラスープの素！
片栗粉！ウスターソース！山椒の粉。

最後に
スライスしたレモンを混ぜました。



うんまい！
ま！レモン汁で作った酢豚といえば
いえますが。あは。

（敬称略）