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今年のお花見は反動!いや不動主義 [西田辺探検記]

一杯酒桜花春風
百年愁浪華淫声
持家但有四立壁
隔渓猿哭瘴煙藤

  春の花の下で酒を飲めば寂いしいね
  淫らな大阪!百年は治らないだろう
  貧しいままなにもない家に住めば
  向こうの違う世界で
  毒をまとった藤にぶら下がった
  ケダモノどもが騒いでいるよ

なんて漢字を並べてみます!暇だから。
北京語ではありません。はは。
ま!昨夜
黄庭堅(1036 年生 1101 年没)の詩を見ていたからですね。

今年!なん度目かのお花見です。
私にとっては唯一!恒例のお花見です。
前日まで準備に腐心したから今日は動きません。

blog01.jpg

会費の徴収と
東日本大震災の義援金の箱の番をしながら
だれかが揚げたエビのてんぷらを食らい
だれかが焼いた牛肉とサザエを食らい
豚汁を手招き
焼きそばと焼きとりと焼き餅を前に置いて
酒をなめております。

blog02.jpg

染井吉野が満開です。

昨日(2011/04/09)まで
無粋な大音響が席巻していましたね。

市会議員と府会議員の選挙があったのです。
選挙運動かなにか知りませんが
公園の桜の下でくつろいでいる中にまで土足で入ってきて!
政治家になろうとするヤツは
人心の機微も忖度(そんたく)しないのでしょうか!

大勢が自転車に幟(のぼり)を立てて走るのが
はやりみたいです。
「徒党」を組むというのはこういうこと!?
本来!悪いことを意味しますよね。
ということは
政治結社の「党」は悪い人の集まりなんですかね。

立候補者だけ「本人」と書いた幟の自転車でした。
blog0.jpg

笑えましたね!
笑えば寂しい!

選挙運動さえ個性がない時代です。
前に見た「選挙」という映画のまま永久に
日本に民主主義もまともな選挙も皆無ですね。

ああ!反省。
花の下でひとり
いきり立ってどうします!

先日!たどり着いた永訣の詩(わかれのうた)
耳の奥で流れます。

  悲しいことの ある日にも
  ほのかに笑う 人だった

  せつない愛を 知りながら
  睫毛を伏せる 人だった

  生命の灯り 消えるまで
  思いをひめた 人だった

そんな人生もありですね!
うらやましい。
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