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負け犬演歌!あじさいの季節 [うそ八百]

どう見てもモンゴロイド
そう!
梶井基次郎みたいな顔立ちなのに
自称フランス人!
演歌や日本のはやり歌が嫌いという女史。

私も戸籍調べみたいな質問があると
ギリシャ育ちのオランダ人なんていったりして。
私の場合は演歌はもとより
内外のどの歌にも興味のない生活ですが。

「でもね!この季節になると」
彼女がいいます。
「ヨナ(四七)抜き音階が甦るのよね」

ん?!

男の子に呼び出されて
ちびたゲタでカラコロ走って行ったら
「転校するんだ!ばいばい」
といわれたそうな。

そんなにつきあいの深い
男の子じゃなかったけど
そのクールさにショック!

そしてその日は小雨。
城之内早苗の
「あじさい橋」が流れていた午後。
近所の小さな寺院に
紫陽花(あじさい)が咲いていたそうな。

それでこの季節だけ
自作のヨナ抜き演歌を弾き語り。

blog1.jpg

   ふんふん、、、、、、、、、

   梅雨の合間の あじさい寺よ

   ふんふん、、、、、、、、、

   ふんふん、、、、、、、、、

   カッコウ鳴いてた あじさい寺よ

   ふんふん、、、、、、、、、

「ふんふん」はなんなのよ!
吉永小百合の「奈良の春日野」でもあるまいし。

「歌詞が少しできていないだけ」

あ!そ!
え?!ほとんど!できていないじゃないの。
もう!なん十年も経っているのに。

偽ヨーロッパ人の私も日本人。
乏しいながら日本語を思い出して
演歌っぽく埋めて
今晩中にメールしてあげましょう。

たとえ琴線に共鳴しなくても怒らないように。
歌詞がないよりマシでしょ。

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  はやる心に 七段花(しちだんか)
  梅雨の合間の あじさい寺よ
  胸にほのかな 蛍飛ぶ
  藍のゆかたで 走って行った
  終(つい)の別れと なる道を


  ときが止まって 郭公(かっこう)が
  遠く鳴いてた あじさい寺よ
  紅も知らずに はにかめば
  薄い唇 かすかに触(ふ)れて
  霞む明日(あした)へ 消えた人


  濡れてうつむく 七変化
  小雨また呼ぶ あじさい寺よ
  ひとりぼっちの 十六は
  泣いてうらんで 忘れてしまう
  そんな初恋 したかった

blog3.jpg

「あんがと!ぱちぱちぱち!」
「負け犬の詩は」
「負け犬に任せるに限るね」

ん!?
それ!ど~ゆ~こと!?!

blog4.jpg

(敬称略)
(大阪市立長居植物園にて)
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