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魚肉ソーセージの中華風煮 [半煮え!生煮え!]

昭和 42 年発行の
納富則夫著/海に山に役立つ即席料理300種/を
古書店で入手しました。

すごい本ですよ。
微に入り細をうがっていねいなこと。

これ 1 冊で
野外クッキングの
計画から残飯処理までの素朴な疑問が氷解し
全くの初心者が
たちまちオーソリティになれるでしょう。

複数の人が執筆したのか
編集がだらしないのか
用語の不統一や
漢字の使い方がまちまちなのですが
それはさておき
ホントに 300 種ほどのレシピが載っています。

それに
半世紀前のアウトドアの様子が分ります。

今の私たちはなんとヤワなんでしょう!と
思い知らされます。

お!
レシピにスッポン料理なんてありますよ。

それもスッポンを生け捕りするところから
レクチャーしています。
そして!おろし方!ひぇ~っ!

よく考えたら驚くこともないのですが。
ナイショですが 1 度だけ
おろした経験はありますけどね。

私がかみついた木を引っ張って首を伸ばさせ
今はなに食わぬ顔をして
御殿のような家に住んでいますが
過去はイワナの密漁で飢えをしのいでいたお大尽が
出刃包丁を振りおろして首をはねたのです。

ですが!切れない!?
切り落とせない!
なん度もたたきつけて
包丁は刃こぼれしてしまいました!

血をかき分けて見ると
大きな釣り針がのどにあったのです。
とっくに首は落ちていて
私たちは釣り針を切ろうとしていたのですね!はは。

あ!先生!
無理に首を引き出さなくても
スッポンを裏返ししたら
起きようとして首を伸ばすのだそうですよ。

覚えておきましょう。
これからはおひとりでさばいてくださいね。

閑話休題。

スッポンがあれば
鯉(こい)のさばき方も。
ニワトリのさばき方も。
ウサギのおろし方なんか
懇切丁寧に写真数葉つきの解説です!

昔のキャンパーはたくましい!

あれ!?
魚肉ソーセージのレシピがいくつかありますね。

最近!まったく!買いませんが。
好きか嫌いかといえば嫌いですが
出されたら人一倍食べますけどね。
叱られそうですね。
魚肉ソーセージは
みじめな時代の象徴でもありますから!私には。

レシピにある
中華煮というものを作ってみましょうか。

輪切りにしろ!とありますが
ソーセージの鋭角な角が好みじゃないので
スプーンで細かくしました。

干し椎茸はもどして切ります。
たまねぎ!人参は乱切り!湯通し。

全部!サラダ油で炒めて
椎茸のもどし汁で少し煮て
醤油!酢!砂糖!水溶き片栗粉で調味。

レシピにはないけど
胡麻油を少々!ネギをぱらぱら。
blog魚ニソ.jpg

なかなか!
赤ワインが 3 合(540ml)ばかり
知らないうちにのどに流れ込んで行きました。

あ!?
最近食べないのはオイラだけで
「ぎょにそ」なんて若い人に呼ばれて
加工しやすいのか!結構!人気ものらしいです!
魚肉ソーセージちゃんは。

失礼いたしました。
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