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弓削牧場にてしぼりたてを飲む [猫も歩けば棒立ち]

6 月 17 日です。

だれがなんといっても。
だれもなにもいいませんが今日は 6 月 17 日です。

乳牛のこどもが牛舎の外で寝ています。
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ふてくされているのかな。
つながれているのです。
たぶん!おっぱい!いっぱい?!

お母さんのおっぱいをいっぱい飲むからでしょう。

お母さんは暑いので
大型扇風機に当たっています。
こども!日向で!可哀そう!
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六甲山の中の弓削(ゆげ)牧場です。

山中を彷徨中
ふと!
6 月 17 日を思い出したのです。

「6 月 17 日」の詩を書いた人がいます。
宋の黄庭堅(こうていけん 1045 ~ 1105)です。
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  こうじんせきぼう うかのうち
  おもいみる そうしゅう しろきとりのつがい
  うまはこきをかみ ごちんにかまびすし
  ゆめにふううとなり なみはこうにひるがえる
  (荒井健注)

  仙人の島のつがいの白い鳥を思い浮かべていたら
  馬が枯れた豆ガラをかんで昼寝の耳にうるさく
  それが夢の中で風雨となってしまった

とかなんとか解釈できる
詩心も教養もないものには
あんまり面白くもない詩ですがね。

黄庭堅の詩は
当たり前過ぎて
リズムはいいのですが面白くない詩ばかり。
あ!詩心と教養のないものには!ですよ。

しかし!
社会風刺と皮肉を
裏に隠して詠んでいるようで
なかなか奥が深いという人もいますね。

たとえば

  紅梅 佳実(かじつ)あり
  根を託す 桃李(とうり)の場
  桃李 ついに言わず
  朝露 恩光を借(か)る 以下略(荒井健注)

なんて
「紅梅」は「蘇東坡(そとうば)」
「桃李」は「政権を握っていた新法党」らしいですよ。

ということは 6 月 17 日の詩!
なにを皮肉っているのでしょうか。
「馬」とはだれのこと?!

現実に馬が「枯れた豆ガラ」を食べますか。

たしかに冬には食べますが!この 6 月!
枝豆の季節ですよ。
青いですがね!豆ガラは。

考えていても分りません。

牧場に馬を見に寄りました。

が!阿呆ですねぇ!
牧場に馬がいるとは限りません。
むむ!
弓削牧場は牛の牧場でした。

牧場内にしゃれたレストランがありますね。
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ホエーシチューのランチやら
チーズのフルコースやら
おいしそうなデザートやらがずらり。
メニューを見るだけで
心いやしい育ちは垂涎(すいぜん)ものでした。

しかし!事情があって
(ま!懐中不如意だけですがね)
搾りたてミルクを注文。315 円。
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こそこそと!外で
しかし爽やかにいただきます。

おいしい!
おいしいだけで
結局 6 月17 日の意味は分らず。

元祐 4 年(1089 年)6 月 17 日。
中国史になにかありましたか。

(敬称略)
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