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北野天満宮 御土居の紅葉 [うそ八百]

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はらはらと 散る 思い出が

かつ消えて かつ あらわれて

春は花   秋  もみじなら

あの人の  頬  染めて散れ


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色づいて  去る 秋もある

音もなく  行く 秋もある

いくたびの その むなしさは

情と呼ぶ  ああ 恋と呼ぶ


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明治なら  ただ 耐えるのみ

大正の   恋  身を捨てる

昭和なら  すぐ ひるがえり

うたかたの 今  秋深く


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悲しみは  また いじらしく

みじめさは また なつかしい

帯解きの  娘(こ)は 七五三

百年(ももとせ)を 飛ぶ 愛らしさ


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ふり向けば 慈悲 逃げそうで

ふり向かぬ まだ ふり向けぬ

鬼の子に  空  まぶしくて

蟷螂(とうろう)は 死に 場所もなく


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コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 2

駒川うめほのり

 素敵な秋の詩ですね。 しんみり心に染みますね。
 写真の紅葉も素敵♪ もうすぐ散ってしまうと思うと寂しいですね…
by 駒川うめほのり (2014-12-02 12:28) 

ほっ

お恥ずかしい。苦し紛れの記事です。
定型詩しか書けないのです。
ま!詩といえるかどうか分かりませんが。
by ほっ (2014-12-02 12:55) 

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