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田邊のホタル タナバル カワニナ [手のひらを太陽に]

朝から夜までパーティの裏方。
帰宅したのは日付が替わっていました。

1 円にもならんことでも
頼られると断れませんね。
この広い地球上で
私に依頼しなければならないとは
依頼する方も
よほどの苦々しい思いでしょうから。

そして空腹で目覚めました。

昨夜は生ビールの樽替え直後の試し飲み!
ま!ジョッキに多めに注いで
試し飲み(?)しましたが(すみません!)
長時間なのに 10 杯も飲んでいないでしょう。

それと焦がしたのではねてあった
イワシの丸干しやイカ(烏賊)を分解して
焦げの少ない身を少し食べただけ。

もう 6 時!夜が明けているじゃないですか。
明るくなったら目が覚める毎日なのに
珍しく疲れていますね。

しとしと雨。

うっとうしい。
身も心も腐ってしまいそう。

なにもかも腐ってしまうようでも
腐草(ふそう)から生まれるものもありましたね。

「季夏(きか)の月 腐草 蛍と為(な)る」

2,500 年ばかり前の礼記(らいき)には
ホタルは腐った草から生まれるとあります。

それから詩歌にはこの説を踏襲すれば
悩まなくてもいいようですが。



そんな日に
大阪市東住吉区の
地下鉄谷町線の田辺駅周辺で
「田邊のまちなみで楽しむホタル・七夕・バルの夕べ」を
今年(2015/07/04)も催行していました。

「バル」の参加店は 7 か所 8 店かな。
しとしと雨は絶好のホタル日なのに
盛りあがらないことはなはだしい。

寿司割烹の「どんなもんや」で
「タナバル(田邊バルの略か!)巻き」なるものを買って
夕はんにします。
税込み 500 円。
blog03.jpg

カニ(?)の身が入っていましたが
そんな価格のもんですかね。



夜になっても降りやまぬ中
大きなお屋敷の阪本家に入れてもらい
飼育しているホタルを拝見。

たくさんのヘイケボタルが光っていましたが。
blog04.jpg

はは!
写させてもらったのですが!なんの写真やら。

カワニナなんかの餌も飼育されていましたが。



カワニナは
私の育った家の周囲の大小の川では
フツーに見られて
珍しくもなかった貝ですが
人工飼育は大変だという人と
ほっとけば自然に増殖するという人とがいます。

大阪産のものを昨秋
京都産のものをこの早春に
わが家の庭(?)の桃ケ池の
モツゴとメダカを主に
雑魚を飼っている水槽に入れておいたのですが。
合わせて 10 個もなかったような。

ん?!
気づいたときには!
blog01.jpg

水槽(水槽といっても押入れケースの流用ですが)の
壁面にくっついている貝!
カワニナのこどもたちでは。

あ!
底にはいっぱいいます。
blog02.jpg

右横に写っているメダカは
メダカの中では小さな方ですが
それが大魚に見えるほど小さな個体ですが。

深夜にのぞいたら
それらが上ってきていて壁面が黒くなるほど!

簡単に増えているじゃないですか。

こうなれば!なにか餌をやらなければ!
といって!どうすれば。
市販の川魚の餌!メダカの餌は
底に落ちる前に
あらかた小魚が食べてしまうようです。

沈んだ餌はドジョウが探しています。

他の魚が食べないキャベツを沈めると
群がって食べますね。

ジャガイモや
カボチャは自ら沈んで食べられています。

ごはんもうどんも食べます。

煮干しにもとりつきます。
死んだ小魚は
1 夜で食べ尽くしてしまいました。

早いはなし
なんでも食べてくれます。

すごい!
これならゲンジボタルが飼えるかも!はは。

ゆでたサツマイモや
ジャガイモも好きなようですが
それは動きのいい魚が先に全部食べてしまいます。



ん!?
これ!な~に。
blog05.jpg

トンボの幼虫のようなものが泳いでいました。

ベランダのエアコンの室外機の陰。
1 日に 1 時間も直接日があたらないところに
水槽を置いていますが
トンボが飛んできたのでしょうか。

なにか飼育に自信が出てきたような。
単純な脳みそです。

しかしですね!
トンボの幼虫なら肉食のはず。
どんな餌を入れてやればいいの。

そのうち!小魚を食べてしまうのかな。



蛇足ながら
地下鉄・田辺駅周辺は
大昔は北田辺村だったそうな。

正確にいえばそのときの漢字表記は北田邊村。

今でもこのあたりの人は
「田邊」表記がお好きなようです。
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