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白鶴の平等 ワールドビュッフェの不平等? [たべほ!ブフェ!バイキング!]

幼いときには
みんな「平等」だとうるさく教えられ
社会に出たら
「差別化をはかれ」だの
「出し抜け」だのと追い立てられ
まったく笑ってしまいますね。

とにかく他と比較して
幸か不幸か感じる人の悲しい性。
今は自分が一番そうかも!はは。

エラいか!エラくないかを
食べもので差をつけられます。

たとえば 100 年前の食事を調べた
「聞き書 大阪の食事」から
「船場綿貿易商」の
ある日の冬の晩ごはんを見ると

使用人の晩ごはんは
鯵(あじ)の塩焼き!シチュー!青菜のおひたし。

家族の晩ごはんは
あじの塩焼きが
鯛(たい)の塩焼きになっています。
使用人よりエラいんです。
それにパイナップルがつきます。

だんさんの晩ごはんは
家族のメニューにさらに
鯛(たい)の刺し身が加えられます。

一番肉体を酷使しているものが粗食です。
鯛が鯵より栄養価が高いのかどうかは別ですが。

この体験をした使用人が出世して
だんさんになったとき
昔のうらみ!今こそ晴らすとばかりに
余計に差をつける人と
あれは悲しいと
なるべく平等にしようとする人に分かれますね。

もって生まれたセンスは変えようがないのかも。
卑しい根性で生まれたら
どんなに見てくれがよくなっても
徳がないのは前世からの宿命かも。

余談ですが
うらみを晴らすとか晴らさないとかは
嫁から姑になったときと似ています。



灘(なだ)の清酒を造る蔵人には
トップの杜氏(とうじ)から
一番下の飯炊きまで
10 ほどの階級があるそうなんですが。

飯炊きの草履(ぞうり)は一番下ですね。
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でも!ここ白鶴では食事の内容はみんな同じ。
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大昔からそうらしい。

灘(神戸市)の酒蔵めぐりのときには
この白鶴酒造資料館の展示に
必ずみなさんを誘導するのですが
みなさんに私のような
感慨があるものかどうか、、、。

「あ!マイセンだぁ!」
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みなさん!そちらの方に気が行くらしい。
マイセンが作った日本酒の酒器!
108,000 円。
だんさんになると
同じ酒でもこれで飲んで
差をつけなければなりませんか。



平等に個人の責任でランチにしますか。

神戸クックワールドビュッフェ グランド六甲店へ。
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1,620 円(税込)!こんなに高価でした?!
いつもは平日料金のときにきていたのかな。

たいてい半分ほどの料理しか食べていません。
半額にしてもらいたいものですが。

今日は奇をてらってスイーツから始めますか。
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やっぱりスルー。
隣のピザなんかのイタリアンぽいものは?!
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やっぱりへたばっている心身は二の足を踏みます。

結局!和の惣菜ばかりから。
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炊き込みごはんにグリーンカレーをかけてきました。
辛味に目が覚めました。

揚げものとか油っこいものも
食べなきゃ損と思う貧乏人根性は健在。
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入店から 15 分でダウン。
菜っ葉の類でコーヒーを飲みます。
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同行のアラフォー(around 40)のおね~さんが
ビールを買いに行くついでに
ソフトクリームを取ってきてくれましたが。
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無理に食べておしまい。
ちなみにアルコール類は別料金。
私は飲んでいません!
おね~さん!ビールは
私の分は持ってきませんね。はは。

やっぱり!
半分近くの料理に手が出なかったですね。
ハラいっぱいでいいのですが
なんだか損をした気分。
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