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大神神社から箸墓古墳へ [野道!山道!恋はけもの道!]

参道では秋の大神祭が催行されています。
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大神(おおみわ)神社の拝殿の祭典は
部外のものには見えません。
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ぼ~っと立ち尽くして
拝殿の向こうの高い杉の木にある
避雷針を確認していたり。
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あれだけで雷から保護されるのでしょうか。
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なにか!
浮世離れした考えしか浮かびません。

拝殿の中で雅楽が聞こえ
巫女の舞がかすかに見えます。
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ふと疑問。
境内で「三輪さん」とか
「三輪明神」とか散見します。
大神神社はいくつもの
名前を持っているのでしょうか。

「なでうさぎ」をなでて!行きます。
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今日は三輪山にはのぼれません。
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三輪山はご神体。
下で拝んでいるのに
上で手を振っていたらまずいのでしょう。

日本最古の官道の
山の辺の道を北へ歩きます。

柿の実の季節。
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詩歌などで有名な狭井川(さいがわ)は
草に隠れるほどの細流。
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柑橘のなにかの幼果が
道の上に垂れています。
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龍神神社に寄ります。
龍ではなく雨冠に龍と書く字ですが。
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よく分かりません。

私が好ましく思える石垣があるのは
謡曲「三輪」の玄賓(げんぴ)僧都の庵。
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桧原(ひばら)神社から二上山を見ます。
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春分の日や秋分の日には
二上山の雄岳と雌岳の間に日が沈みます。

山の辺の道から離れて
その二上山のほうへくだります。

「桧原わらべ花の里」公園の
あちこち!いくつかの桜樹に花が見えます。
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十月桜ではないような。

ソメイヨシノのような花の向こうの
水森かおりの歌碑から歌が聞こえます。
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通り過ぎるひとがスイッチを押すのですが
3 番まで聞くことなくいなくなります。

その向こうに見えるのは三輪山です。

道中で買ってきたものを広げます。
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JR三輪駅前の三輪末広精肉店のコロッケ。
小さいほうは 100 円。
大きいほうはミワコロッケというとか。
衣に素麺が混ざっています。300 円。

無人販売所の柿はどれも 1 袋 100 円。
桧原神社の前の茶店で買った
柿ケーキは 380 円。

刀自が自信作だといっていた
栗光製麺所の極細の素麺は 300 円。

梅干は 100 円。

これらをテキトーに食べてランチにします。

さらに西にくだり
井寺池のそばで埋もれそうな
川端康成の万葉歌碑を確認します。
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ホケノ山古墳にあがり
箸墓(はしはか)古墳を見ます。
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このあたりが纏向(まきむく)遺跡らしい。

桜井市はここを魏志倭人伝の
邪馬台国だと主張していますが。

シロート考えでは無理のような。

時代にずれがありそう。
日本の皇統なら男系を重んじていそう。
生活臭がないような。
庶民の墓場とか
戦や武具の痕跡が出てきません。

箸墓古墳は分かっている墳長が 278m の
巨大な前方後円墳。
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箸墓とは
夫が蛇だったと知って!
ショックのあまり!
箸で「ほと(女性器)」を突いて死んだ
「やまとととひももそひめのみこと」が
眠るところだからです。

日本国の正史「日本書紀」に
書いてありますから信じましょう。

宮内庁は大市墓といっています。
孝霊天皇の皇女の墓と治定しています。
私はこんな最大級の古墳が
天皇でも皇后でもない方のものとは
おかしいと思うのですが。

堀のそばに見慣れぬ道標がありました。
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「赤糸の小道」!?
なんでしょう。



(敬称略)
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