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どじょう地獄 [絵に描いたどじょう地獄]

ぼろぼろの本を入手しました。
昭和4年発行の波多野承五郎著「食味の真髄を探る」!
醤油で煮しめたように変色しています。
めくれば紙が欠けてパン粉のように落ちそうです。

たしか北大路魯山人たち有識者の
口の端にものぼっていた本ですね。
興味がわいて手を出したら大変!
古本屋に大枚3,500円!もとられました。

その時代には高尚な内容だったのでしょうか。
でも!
不似合いな
「どじょう地獄」が書いてあります!?

鍋に豆腐をおき水をさし
どじょうを入れて酒を振って火にかけます。
酒の刺激と熱に苦しんで
どじょうは豆腐にもぐりこんで姿を隠します。
それから調味して食べます。

私はそれは絵に描いた料理だと思います。
著者は調理も
できあがった料理も見てないんじゃないかなぁ。

私の拙い説明は省略しますが
作れるはずがありません。
現に大勢の著名な料理人が試みて
未完成のままです。

どこからそんな料理が有名になったのでしょうか。

岡本一平の漫画が発端と聞いたことがあります。
また
少年倶楽部という雑誌に絵があったともいいます。
またまた
ラストエンペラーの弟君の愛新覚羅ふ傑の奥様の
浩(ひろ)さんが大陸で習ったのが始まり、、、、?
諸説ふんぷん!
失礼ながら
そのどの方も伝聞とか想像だけで
調理に立ち会ったことはないのでは?

そんな昔ではなくほんの一昔ばかり前
新刊の料理本?(釣りか漁の本でしたかも?)に
「どじょう地獄」の絵が
写真ではなく絵!が載っていたような、、、、?
その絵をたしかに見たのですが、、、。

いや!やっぱり「幻の料理」の「幻」だったのかも、、、。(敬称略)


タグ:愛新覚羅浩
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