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泥棒がバター焼き?! [不謹慎ですが、、、]

「女中」は
悪い言葉じゃないような気がするのですが
現代じゃ使いませんね。
「家政婦」とか「メイド」とか「メード」とかに
置き換えて使わねばなりませんか。

100年くらい前は
「女中」は労働契約というより
主従関係!家来の位置づけだったのでしょうか。
1日24時間こき使って当たり前というあたり。

台所改良(天野誠斎著/明治40年発行)や
台所顧問(武田櫻桃著/明治44年発行)には
ずいぶんなことが書かれていました。
女中なんて言葉じゃなくて!
「下婢(かひ)」!ですからね!

桂庵(仲介業者)が連れてきたとき
注意して見れば
目つきに泥棒根性があるかどうか分かる、、、とか。

風呂敷包みひとつしか持っていない女は
悪事を働いて逃げ出すのに容易だ、、、とか。

耳漏(みみだれ)とか脇臭(わきが)とか
持病を問いただして!あれば雇わない、、、とか。

その他等々!働く女性を蔑視し!
奉公人を信用するな!と喚起しながら
外見より
第一に心の美しい女中を雇いましょう、、、なんて書いています。
勝手すぎますよね。

雇用の記述は古風なんですが
「台所顧問」に
料理は結構ハイカラなことが書かれていました。

魚を焼くときにはバター焼きにするのが一番、、、とか。
サバ・タイなんかの背中に切れ目を入れ
バターを塗りこんで焼く、、、と。

切り身に無塩バターを塗りたくって焼いて
醤油をかけました。
確かに!う~んまい!
スーパーで半額になっていた鰆(さわら)ですが。

(敬称略)


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