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秀頼とサザエ(2) サザエのマヨ和え [お命!いただきます]

俗に
サザエの角は
波が荒ければ長く大きく育ち
穏やかな海ではなくなってしまうといいますが
ホントでしょうか。

私は個性だと思うのですがねぇ。
太平洋岸の荒波の岩礁でも
角のないサザエばかりという地方が
ありませんでしたか。

昔の板前は
150g以上のサザエばかり扱ったそうですが
今!シモジモのスーパーには
そんな大きな貝はありません。
blogサザエ.jpg
6個で598円。500g。長崎産。

1個あたり約100円。約80g。
小さいですね。
高いものです!しかも食べられない貝殻もカネのうち!

乱獲の果て!大きいものがいなくなったのでしょうか。
でも!昔から例えば日本海ものは
小粒が出荷されていたといいますから
意識して小さいものを集めているのかも。

サザエの下半身(生殖部分?!)でごはんを炊きました。
それでは上の正身で
白和えを作ります。

身の縁のぴらぴら(こしまきという人もいます)は
苦くてうまくないので
むきとって捨てろ!と聞いたような気がしますが
こんな小さい貝でやっていたら
なくなってしまいます。

ま!酔っ払っていてやる気がないから
いい訳ですがね。はは。

木綿豆腐とマヨネーズと和芥子と
塩(白味噌か白醤油があればいいのですが)を
指でくちゃくちゃ混ぜて
粗い和え衣を作りました。
裏ごしした繊細な衣は
磯の貝に合いません。

blogサザエ白和え.jpg

茶々と秀頼母子は
芝居で活躍するような強いタマではなく
ま!フツーのおばさんと過保護の息子じゃないでしょうか。
もし2、3階級下の身分に生まれたら
もっと平凡にしあわせを享受できたのじゃないかと
私には思えます。

秀頼が現代に生を受けていたら
マヨネーズを手放せない
いわゆるマヨラーになっていたような気がする夜更けです。

(敬称略)
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