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千苅ダムでペルーのごはんを炊く [七面鳥六目半ごはん]

石積みの千苅堰堤(せんがりえんてい)の下に立てば
インカ文明を連想しました。

日本の多くは
穴太(あのう)積みに代表されるように
大小のさまざまな不ぞろいの石を組み合わせて
石垣を築きますよね。

インカあたりでは
きちんと成形した石を
かみそりの刃さえ入れるすき間のないように
積み上げるんじゃなかったですか。

千苅堰堤の石模様は日本らしくないんですよね。
整然としています。

blog001.jpg

それで唐突に
ペルー料理を作ろうかと思う私に
赤とんぼよ!笑えよ。(浜村淳の口調で)

夏にはにぎわっていたはずの河原には
夏草が紅葉を始めているだけで人影はありません。
私の奇妙な料理に不審がる人もいないでしょう。

ザックにあるものは下記のとおり。

洗い米
缶ビール
鶏肉のから揚げ
粉のパプリカ(唐辛子と間違えて持参)


それに菊の花・野菊の花。

黒いとうもろこしの酒かなんかで作る
炊き込みごはんがペルーにありましたよね。
帰宅して調べたら「アロス・コン・ポーヨ」かな?!

米にビールで水加減してから
パプリカと塩を振り
から揚げを載せて炊きました。

blog002.jpg

食べるときに
秋の風情を愛(め)でて菊の花びらを散らしました。

blog003.jpg

ほろ苦い!
菊の花がさらに苦い。
たまねぎ等の野菜がないから甘味は皆無です。

おとなの味ですね。
ひとりでかめば涙がこぼれますね。
人生の終焉の味かも、、、。

これは「アロス・コン・ポーヨ」とは程遠い?

(敬称略)
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