野郎っ子の鉢巻は日本のブルーベリー

「あ！？やろっこのはちまき！」

「やろっこのはちまき」とはナツハゼのこと。
今！紅葉の季節です。



昔！草木酒を250種以上作っていたときには
毎年
特定の実の集める場所はだいたい決まっていました。

なぜか
ナツハゼとネズとコバノガマズミの実は
千苅（せんがり）貯水池から
百間（ひゃくま）滝！百丈岩！鎌倉峡と歩いて
採取していましたね。

久しぶりの千苅でしたが
ちゃんと季節に実をつけていました。

「やろっこのはちまき」を漢字で書けば
「野郎っ子の鉢巻」です。

男の子が鉢巻しているように見えると
解説する人が多いと思います。

そう見えますか？！

確かに頭に見えなくもないです。

が！
それでも疑問に感じませんか！
鉢巻なら男の子でなくてもいいのでは？！
女の子でもおじいさんでもいいのでは。

これは
男の子の「おちんちん」からの命名でしょう。
ね！そう見えるでしょ！？

野の民俗／中田幸平著なんか開くと
イヌノフグリ（犬の睾丸）みたいな
庶民はえっちな命名が好きなようです。

こどものときから
ナツハゼの甘酸っぱい味が好きでした。

日本のブルーベリーです。
ともにツツジ科ですからおんなじです。
野生ですからアントシアニンの含有が多いかも。

砂糖で煮ました。
ホットケーキの上に載せました。



左はいっしょに採集したムカゴ（自然薯の肉芽）の砂糖煮。

（敬称略）