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池波正太郎流の梅雨の湯豆腐 [半煮え!生煮え!]

池波正太郎の小説に
「梅雨の湯豆腐」という評判の短編があるそうです。

浅学にして出合ったことはありませんが
作者自らの解説が「食卓の情景」にありました。

ひとり暮らしの江戸の殺し屋が
梅雨の長雨で冷えを感じるとき
「湯豆腐」を食べています。

その日の夕食は
豆腐と油揚げのシンプルな土鍋。
豆飯。
焼き海苔(のり)で酒を飲んでいます。

詳細な筋は知る由もありませんが
翌朝!豆腐屋が
血の海で死んでいる殺し屋を発見して
小説は終わるらしい。

しかし!近年!
大阪では梅雨の冷えを感じませんね。

やたら!蒸し暑い!

前にもいいましたが
わが家にはエアコンが 4 台!あります。
自慢じゃないけど 4 台もあります。
が!もう!なん年も前から動きません!
4 台とも動きません。
夏暑く!冬寒い!冷暖房完備のわが家です。

ま!やけくそになるほど元気はありませんが
その梅雨の湯豆腐でも食べますか。
blog池波梅雨豆腐.jpg

29 円の豆腐と 19 円の油揚げでも
おいしいじゃないの!

今!出盛りの梅酢で食べます。
どうです?!池波センセ!このアイデアは。

枝豆の塩ゆでをごはんに散らした豆飯はいかが。

いい海苔はないけど
到来ものの味つけ海苔で
コンビニで買った日本酒を冷やで飲みましょう。

ああ!生(なま)酔いで
殺し屋の気分にもなれず
「湯豆腐」と「生死」といえば
久保田万太郎の

  湯豆腐やいのちのはてのうすあかり

そんな冬の句しか思い浮かばない
間抜けな夜更けです。

朝がくれば
血の海か
金欠砂漠か。

ふふふ!面白いじゃね~か!
泡より価値のねぇわが人生も。

(敬称略)
タグ:池波正太郎
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