菜蒔季バイキングでダウン

あるお大尽をバイキングに連れて行きました。

「行ったことがない」というものですから。

遠（とお）に還暦を過ぎているのに
少年のように目を輝かせています。

「ぼく！カレー！好きやから」

ごはんをてんこ盛りにして
カレーソースをあふれるほどかけてきました。

たぶん！大金持ちですから
××十年も
自らしゃもじを持ったことはないはずです。
加減が分らなかったに違いありません。

あ！残したらおしおきがあるそうですから
私！半分いただきます！

と申し出たのですが
「ぼく！カレー！好きやから」

結果！
カレーだけでおなかがはち切れそうになり
「次は懐石料理かなんかにしようよ」と
その後会うたびに
うらみがましいことをいっていましたね。

荻昌弘が伝授していましたな。
バイキングの心得。

　　　まず 1 番目は
　　　開始時刻に駆けつけること。

　　　2 番目は
　　　初めに全品をひと口ずつ食べてみること。

全品をひと口というのは
私の考えといっしょですね。

その後ゆっくり
おいしかったものを食べればいいとか
いろいろと書いてありますから
ご不信なら「男の縁日」をご一読あれ。

今日は誘われて
（ん？！でも！オゴるとはいわなかったな）
なんばパークス 6 階の
自然食バイキングという
「菜蒔季（さいじき）」へ。

土日祝は 1888 円ですが
平日は 1468 円！
お得感があります！心身が貧しきものには。

とりあえず 16 種類取ってきました。


おなかが空いていたのです。
十六穀米ごはんにとろろ汁をかけて。
ちらし寿司も。


また 15 種類ばかり。


食べ疲れてきましたね。
白いごはんに肉味噌とラー油を塗って。
漬けものがおいしい。


美容に生野菜を食べるもんね。


ああ！おなかが空いていたのに
今日は食べられません！ビョーキかも。

デザートでも。
ついでに冷やしうどんをもらってきました。はは。


まだ！いくつか食べていません。

荻昌弘指南では
これからゆっくり食べなければならないのに
餓鬼のような貧乏人がダウンです！ビョーキです。

（敬称略）