日本最古のオリーブの木

神戸駅前の湊川（みなとがわ）神社。
楠木正成の墓所のあるところですが。

驚きました！立派です。

といって皇国史観の忠臣の鑑（かがみ）ではなく
オリーブの大木！

（石灯籠の右奥に写っている木です）

明治 11 年（1878 年）
フランスからきたものだとか。

意外に丈夫な木ですね！
神戸の気候も
温暖な年ばかりじゃなかったでしょうに。

まだ花は咲きそうですね。
残念ながら 1 本では
結実しにくいでしょうね。

この界隈は素通りすることが多く
ほとんど知りません。

大衆芸能の発信地とよくいわれている
新開地が近くです。
行ってみましょう。

きゃっ！
神社と新開地の間に
性風俗の街
「福原」があるんですね。

福原を避けるように
北に出て西に進みます。

ほどなく地下鉄湊川公園に。

ん？！どこに公園があるの！？

ひぇ～！
街の上？に公園がありました。


広い空地の下が
今！歩いてきた車道です。

公園から南を向いたら
アーケードの入口が見えます。


大衆芸能の道・新開地本通りらしい。
南にずっと
ゆるやかに下がって行く商店街でした。


大衆演劇場と映画館はあったけど
なにが大衆芸能の道か全然分りませんでした。

ＪＲの線路の手前に西国街道がありました。

たどって行けば
あてもなく迷子になりそう。

「西国街道　兵庫　湊口惣門跡」の
石標のところに
みなと八幡神社が。

昔日は相当な往来があったようで
境内に
「まよひ子（迷子）のしるべ」石がありました。


京都の新京極の請願寺にあるものと
同じものでしょうね。

こどもなんかにはぐれた人も
拾った？人も
紙に書いてこの石に貼り連絡を待つのですね。

右の昔からある石は
くたびれてしまっているからか
近年！左に新しい石を作っていましたが。

恋の落としものは無理でしょうねぇ。