大阪城は黄色？！

大川に寝屋川が突っ込んでいます。

大川は明治の初めなら淀川本流
寝屋川は江戸の初めなら大和川の終点。

大川を背にして
寝屋川に架かる寝屋川橋の上から南に向けば
日本経済新聞社のビル。
ビルの東はずれに大阪城が見えます。


ちなみに今の「大阪城」は昭和初期竣工の 3 代目。
初代・ 2 代は
「阪」が「坂」の
「大坂城」と書くのでしょうねぇ！たぶん。

大阪城に向かうので
寝屋川を東に渡って
すぐまた寝屋川を南に渡ります。
ややこしいことになっています。

その南に向かう橋！
上の歩道橋は大坂橋！下の橋は京橋という名前。

「大坂橋」です！「大阪橋」じゃありません。
覚えなくてもいいですよ。
どの試験にもまず出ないでしょうから。



大坂橋に上がりました。


レンガ造りの建てものは
大正 8 年（1919 年）竣工の砲兵工廠化学分析場。

そうそう！
「黄葉」を見にきたのです。

「大阪城は黄色に染まっていますよ」
という情報につられて
仕事がヒマで！というよりないので
朝から仕事に行くふりをして電車に乗ってきました。

お！いい感じ。
黄色い銀杏の葉がさらさら降っています。


強いパーマをかけたような
サザエさんのような頭の狛犬！？


神社が見当たらないのに。

ここの銀杏の葉は残り少なくなっています。



極楽橋を渡って
刻印石広場の向こうが黄色い。


その向こうの赤い柵のところに
淀の方の慰霊のため
観音菩薩を祀（まつ）っています。
立ち寄る人もまずいなく！寂しい限り。

天守閣の真下。


外国語ばかり聞こえます。


豊国神社まで南下してきました。
振り返れば天守閣があります。


やっぱり！黄葉も紅葉ももう終わりですね。



多門櫓（やぐら）の小さな穴からのぞくと！


南外堀の向こうに大きな塔が見えます。
しかも！黄色い樹木に囲まれています。

行きます！行かねば。

さらさらと銀杏の葉の雨！降りやまず。



高さ 30m 。
大きな塔ですね。
大きな字で「教育塔」とあります。

塔のレリーフ。


教育勅語を仰ぐような雰囲気。

それもそのはず！
昭和 11 年（1936 年）建立。

私にはよく分かりません。



もう！帰ろ。

南西の端から大阪城公園を出れば。


奇妙な！威圧的な！なんですか！？

ああ！「大阪府警」ですか。
長い間こなかったから忘れていました。