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けいはんな記念公園 梅の花のころ [みんなで歩けばこわくない]

月例の
仮面(名乗らなくてもいい?)ハイキング。

今回もどこからか亀の甲に苔を生やした
お年寄りばかりが湧いています。

若さが乏しい集団ですなぁ。

最近!気が向いたら相棒をしてくれる
アラフォー(around 40)の
おね~さまが今日はいません。

「ハイキングが終わったら連絡して」

え!?
夜には飲みに行こうとのことですか。
なんだよ~!?
今日のオトコには
夕方までにはふられそうなのかな。



JR祝園(近鉄・新祝園)駅から
歩きますよ!死なないでね。

祝園は「ほうその」と読みます。
京都府精華町。
田んぼばかりののどかなところです。

昨年は日本書紀を片手に
歩きましたが(拙ブログ 2017/03/02
今年は古事記のほうを確認しておきますか。
質問されたら困るから。

崇神天皇の項。
日本書紀とほぼおなじ内容でしたね。

崇神天皇側の叔父の
大比古命(おおびこのみこと)と
崇神天皇の敵になった伯父の
建波邇安王(たけはにやすおおきみ)が
伊杼美(いどみ or 伊豆美)という
河川(?)をはさんで対峙しました。

河川は木津川でしょうけど
「いどみ」はどこ?!
木津川に泉大橋はありますが
それは近代に架けられたものでしょう。

敗走する建波邇安王軍を追えば
逃げる兵士たちが恐怖のあまり
はかまの中に脱糞したので
その地名は「くそばかま」になりました。
今の樟葉(くずは)ですね。

さらに追い詰めて皆殺しにしました。
残酷!?ではありません。
古事記は天皇家の!
つまり個人的な「家」の記録です。
逆らうものには
残酷に応対するのが「正義」です。

兵士たちが屠(ほふ)られた野を
「波布理曽野(はふりその)」と
呼ばれたとか。
今の「祝園(ほうその)」ですね。

「いどみ」「くそばかま」「はふりのその」
現在の地図を見ると不自然に
あっちへ行ったりこっちに帰ったり?!
ま!戦争はりくつじゃないですからね。



来迎寺の
お千代・半兵衛の墓ですよ。
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詳しいことは
近松門左衛門の「心中宵庚申」を読んでね。

歴史がありそうな釈迦の池。
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畑ノ前公園 遺跡の杜。
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メタセコイアの並ぶ精華大通り。
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どうしてここに
こんな幅員のある道が必要なの?!



「けいはんな記念公園」に着きました。
有料の水景園に入ります。

60 歳以上は無料です。
あああ!ほぼ全員スルー!?
恐ろしい(?)ことです。

水際の観月橋を渡ります。
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長さ 120m あまり。
3 階の屋根に上ったくらいのながめですが
それより!高く感じます。

橋のこちら側は池ですが
反対側には巨石群。
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私はこの石に驚きますが
みなさんは果たして、、、。

竹林の前の梅の花がある
四阿(あずまや)でランチにしました。
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ランチ後は
「芽ぶきの森」を散策しますよ。

だれですか!
たわむれにキクイモを植えている人は。
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よいこはマネしてはいけませんよ。

棚田にオーストラリアのニワシドリ?!
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メスを呼ぶためのディスプレイのように
竹の枝がいっぱい刺されています。

鳥よけでした。

「スズメは入れるでしょう?!

「スズメはいいんです」

「?!

まいた種を盗む鳥よけではなく
芽や幼葉を食べてしまうものがいるそうな。

そういえば!どこかの梅園では
菜の花をみんな
食べられていましたね。(拙ブログ 2013/02/24



水景園を出て
「けいはんな記念公園」の「谷あい」の
竹林を抜けると梅林は春。
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公園を出てとぼとぼ駅のほうへ歩きます。

稲植神社で休憩。

ちゃんと狛犬に角がありますね。
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この神社は京都の八坂神社の元だとも
あるいは奈良の春日大社の分身だとも
いろいろの説があるほど
古い口伝があるそうな。



記・紀の質問も出なかったので
こちらから
「波布理曽野(はふりその)」の
説明をするのもメンドくさいので
素知らぬ顔をして駅に急ぎます。



(主婦と生活社/古典コミックス 古事記/)
(古事記/福永武彦訳/)参照
(敬称略)
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