SSブログ

生根神社 だいがくまつり 宵宮 [わが街・下駄ばきドドンパ]

「三伏の候」なんて書いてくる人がいます。

この季節が「三伏(さんぷく)」ですか。
よく分かりませんが。

6 世紀の荊楚歳時記に
「火は木に代り 木は火を生ず」とあります。
「庚日に至れば必ず伏す」
「庚は金なり」とも。
なんのこっちゃ!?
抹茶に紅茶!(ここ意味ありません)

庚(かのえ)は「金の兄」!?
金は火に伏せられること?!

ともかく暑くてたまらん!
夏の庚の日は凶日です!
庚の日でなくても
日本列島は連日酷暑。
気温が 40℃を越えたなんてニュースも
ゆだった脳に感動もなく聞こえます。



それでも大阪は夏祭りの真っ最中。
今夜(2018/07/24)は
生根(いくね)神社(大阪市西成区)の
夏祭りの宵宮。
blog51生根だいがく.jpg

町の中は歩行者天国。
けっこう大きなお祭りでした。

金魚すくいに興じる浴衣(ゆかた)の子たち。
blog52生根だいがく.jpg

お祭りらしい。
ちなみに浴衣の女の子だらけですが
男の子は普段着が多いようです。

生根神社に「だいがく」が回っています。
blog53生根だいがく.jpg

歌手なのか
出しゃばりの「のど自慢」なのか
お役目なのか
おじさんたちが大声で歌っています。
blog54生根だいがく.jpg

「だいがく音頭」でしょうか。
音痴の私には快くは感じませんが。

「だいがく」とは
やぐらの上に柱を立てて
79 個の提灯をつるしたもの。
blog55生根だいがく.jpg

闇に紛れてよく分かりませんが
提灯の上にも大きな笠があります。
blog56生根だいがく.jpg

大阪市内に現存する「だいがく」は
いろんな悲しい歴史が重なって
境内の 1 基だけのようです。



もともと雨乞いの祭りでしょうね。
このあたり
勝間南瓜(こつななんきん)が特産の
勝間村(こつまむら)と呼ばれた純農村地帯。

今は田んぼなんて探してもあるのかどうか。
それで雨乞い!五穀豊穣!はかすんで
今は
商売繁盛!家内安全!を掲げています。

神さまは融通がきくのです。



近くの玉出西公園にはこどもたちがいっぱい。
blog57生根だいがく.jpg

若ものも年寄りもいっぱい。
この暑さの中!みんな元気です。
夜遊びはだれでも楽しいものです。
間違い(?)が起きても許せる晩です。
期待しましょう。

ここには少し小さな「だいがく」が
作られています。
blog58生根だいがく.jpg

神社のは据え置きですが
ホントは担いで練り歩いたのでは。

公園の「だいがく」は勇壮に動いています。

あれ!?
blog59生根だいがく.jpg

担ぎ手が女性ばかりのものも。



最近!身売りしたとかしないとかいわれていた
安売りスーパーの「スーパー玉出」の
発祥の地でしょうか。
blog60.jpg

それでかどうか
屋台に安価なものもありますね。

「たこせん」50 円!?
blog61.jpg

「氷」100 円?!
blog62.jpg

うれしいじゃないですか。
夜明けまで騒ごうよ。



(宗懍著/荊楚歳時記/守屋美都雄訳注/)参照
(敬称略)
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。