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八朔にハッサクがない [桃栗残念!柿蜂の巣?]

9 月 15 日が旧暦の 8 月 1 日。
すなわち 8 月朔日!
「八朔(はっさく)」です。

「はっさく」という柑橘がありますね。

万延元年(1860)安芸国因島の
恵日山浄土寺のゴミ捨て場で芽生えて
結実したものらしい。

この実が
八月朔日のころから食べられるので
明治 19 年(1886)ごろに
「はっさく」と命名されたとか。

因島は気候温暖で
村上水軍などが
遠い国まで出かけていたので
持って帰っていたのか
いろんな雑柑が芽生えていたようですが。

が!八朔になっても
私の近所の店頭に
「はっさく」がありませんが。

そもそも「はっさく」とはなんぞや!?

柑橘の分類を見ます。

1. ミカンの仲間
2. オレンジ・ダイダイの仲間
3. ミカンとオレンジ等の雑種の仲間
4. ブンタンの仲間
5. グレープフルーツの仲間
6. 雑カン(1~5 7~11 ではないもの)の仲間
7. レモン・ライムの仲間
8. シトロンの仲間
9. ユズの仲間
10. キンカンの仲間
11. カラタチの仲間

「はっさく」は 6. の雑カンだそうな。
ナツミカンとおなじ仲間。

熟期を見ると!
ナツミカンは 4、5、6 月。
「はっさく」は 1、2、3 月。

「八朔」じゃないじゃないですか!?
どうなっているのでしょう。



「はっさく」がないので
レモンを買ってきました。

焼きうどんを作ります。

うどんともやしと
粗みじん切りしたレモンを
オリーブオイルで焼いて!
焼いて!というより炒めて!
鶏卵を混ぜます。

だし醤油で調味して
削り節をかけます。

かつお節ではなく!雑節ですが。

焼きめしなら!鶏卵を
いっしょに焼いたらいいのでしょうけど
うどんはうまくからみませんね。

だから!みなさん!
たまごを使うときには
目玉焼きにして上にのせているんですね。

青ネギとレモンをトッピングして
ごまかします。
blog91.jpg

レモンの酸っぱさと苦味がガツンときます。



フライパンにオリーブ油をひいて
繊切りのキャベツをおきます。

お好み焼き粉を溶いて上から入れます。

レモンの輪切りとチーズをのせて
ふたをして!蒸し焼きしました。
blog92.jpg

これもだし醤油で食べましたが。



タマネギとありあわせの葉ものを
しばらく立て塩に浸けておきました。

水を切って!レモンを混ぜます。

梅肉(梅干ペースト)で食べますか。
blog93.jpg

おいしいの!なんの!

ま!私の味覚が
みなさんとおなじかどうか
大きな疑問ですが。



(青木恵一郎著/さくもつ紳士録/)
(講談社/園芸大百科事典/)参照
(敬称略)
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