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焼きそば丼 ごはん丼 [すててこ!しゃんしゃん!]

「焼きそば丼」というもの!?
ご存知ですか。

不調法ですから
全く!知りませんでしたが。

市井の私たちクラスの心身やせた馬の骨が
勝手にごはんに焼きそばをのせて
かき込んでいるばかりではなく
立派にメニューにのせている飲食店もあるとか!
ないとか。



だいたい!「丼」ものとはなんでしょう。

牛丼とかイクラ丼なんかのように
動物性のたんぱく質をのせたり
ヤマノイモのとろろや豆腐なんかのように
野菜の加工品を
トッピングするものが一般的ですよね。

炭水化物のごはんの上に
炭水化物の焼きそばをのせる丼なんて
ちょっと!おしゃれ!といえるのかどうか。



嵐山光三郎著/料理ノ御稽古に
NHKも巻き込んで考察した
「丼」人気番付がありますが。

86 もの「丼」が並んでいます。

順番はたぶんに
著者の思い入れが深く感じられますが
ともかく数えてみます。

鳥獣の肉類のものが 12 。
魚介類は 38 。
野菜系が 29 。

中華丼のように
獣肉と魚介と野菜が混ざっているもの 2 。
味噌のような調味料の仲間が 3 。

不明 1 。
不明はタヌキ丼というものです。
揚げ玉かも。深く考えると分りません。はは。

結果!炭水化物!
でんぷん質だけのトッピングはないような。
いや!不明のタヌキ丼がそうかも。

余談ですが
「たぬき」について
軽い灰色の脳みそで考察して
余計に混乱したことがありますが。
拙ブログ 2007/12/16



あ!
そういえば
ごはんの佃煮のはなしを聞いたことがありましたね。

貧しい時代のある人の工夫。

炊いたごはんの一部を鍋にとり
醤油で煮詰めた佃煮。(拙ブログ 2007/04/08

この佃煮をごはんにのせれば「ごはん丼」!?



「ごはん丼」といえば
100 年前の食生活を記録した
農文協の「聞き書」に
和歌山県の紀ノ川流域の食に
「おかいさんのつけごはん」なるものが。

冷やごはんに熱い茶がゆをかけて食べるもの。
この地方の夕飯の常食とか。

大阪の河内や南河内地方もそのようです。

あ!
奈良県では全県下
冷やごはんに熱い茶がゆのせはフツーの食?!

ちなみに「つけごはん」とは
「冷やごはん」のことでした。



袋入りのインスタント焼きそば(日清焼そば)に
スライスした金柑(きんかん)と
庭で摘んだセリ(芹)を下茹でして加えました。

麺食い!でもない私には
具がないと寂しいので。

ごはんにのせます。
blog焼きそば丼.jpg

店頭には並ばない小粒の金柑がいいですね。
金柑入り焼きそば丼!おいしいじゃないの。



栄養がどうの!バランスが問題だ!と
騒ぐこともないですねぇ。
おいしかったらいいのですよね。

お好み焼きでもたこ焼きでも
焼き餅でもトッピング可!?

関西ならすでにお茶漬けに
かき餅やあられ!はったい粉(麦こがし)を
トッピングしているようですから。



米も麦もそばも
「野菜」と考えたら
なんら不思議でもないのかも。



(敬称略)
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赤こんにゃくで牛レバー丼!? [すててこ!しゃんしゃん!]

琵琶湖湖畔の近江八幡名物に
赤いこんにゃくがあります。

「赤こんにゃく」と呼ばれています。
そのまんまですが。

ベンガラ(酸化鉄)で着色していると
聞いたことがありますが
詳細な製造方法は知りません。

安土城時代の織田信長に
ゆかりがあるとも聞きましたが
私の手元の信長公記に記述はありません。
見つけていないだけかも。

一般のこんにゃくと同様の長方体です。
端から薄く切って
塩でもんで
下茹でしてから
冷凍室で凍らせてみます。

解凍したら脱水できて
しっかりした板になりました。

牛豚肉の合びきを炒めて
ごぼうを加えます。
赤こんにゃくも炒め合わせて
酒!砂糖!醤油!昆布だしで調味して
煮含めました。

ごはんにかけて
きざみネギと
ほんの少し胡麻油かラー油を振ると
牛レバー丼!?
blog赤こん丼.jpg

牛レバー丼もどき。
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キビナゴから揚げ丼 [すててこ!しゃんしゃん!]

昔は長崎県や鹿児島県出身の人が
「きんなご」とかいって
干したキビナゴを誇らしげに自慢していましたが
トラック便も整備されて
新幹線も九州まで通じて
生のキビナゴも大阪の店頭にあるこのごろ。

九州土産にキビナゴが到来しました。

冷凍してあります。

お土産になにを買ってくるんですか!
生ものはよしなさい。
ま!もらって文句をいうのも失礼ですが。

焼いて!煮て!食べましたが。

残りは揚げてみましょうか。

キビナゴを生醤油と酒に浸けておいてから
粉チーズをまぶし
小麦粉をはたいて揚げました。

これだけでおいしいのですが
丼にもします。

糸切り昆布を少し水に浸けてぬめりを出してから
醤油と砂糖と味醂と酒とを入れ
はやいはなし丼つゆにして沸かし
繊切りキャベツを入れて煮てから
揚げたキビナゴを並べ
溶き卵をまわしかけました。

blogきびなご丼.jpg
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カステラ耳親子丼 [すててこ!しゃんしゃん!]

可愛いおばあさんが
地下鉄・西田辺駅近くの民家の軒下で
「カステラのはしっこ」を売っています。

200g ほどのはしっこが 250 円。
blogカステラ耳.jpg

甘さがぎゅっと詰まっていておいしい。

ここでカステラを焼いているのじゃないそうです。
心斎橋から「はしっこ」だけ届くのだそうです。

だからか大量には置いていないので
いつでも買える訳じゃありません。

甘いものも辛いものも
出されたらまず完食する私ですが
自分ではあんまり甘いものは買いませんね。

でも!つい!
前を通れば買ってしまうこのごろ。

この甘さとふわふわの食感!
「丼」を思いつきました。

鍋にだしと醤油と酒を入れて加熱します。

早いはなし!
丼のつゆの甘味抜きみたいなものです。

タマネギと鶏肉を入れて煮ました。
ミズナを加えて
すぐ鶏卵でとじました。

ごはんに
カステラのはしっこをサイコロに切って並べ
鍋の具をかけます。
blogカステラ丼.jpg

ちょっと類のない食感の
やさしい親子丼になりました。
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食べるラー油で鯛茶漬け [すててこ!しゃんしゃん!]

なん度もいいますが
鯛(たい)が安い!

鯛はごちそうだった時代もあったのですがね。

   私の少年の頃は
   ちょっとしたご馳走といえば
   スキヤキかタイの茶漬けに
   きまっていたようなものだ。
   (檀一雄著/檀流クッキング)

檀一雄が少年時代というと
大正時代でしょうか。

鯛茶漬けですか!
私の親が作るはずもなく
長じて名前くらい聞いたかもしれませんがね。

胡麻(ごま)をよくすって
鶏卵を割り入れ
生醤油を混ぜたタレの中に
鯛の切り身を浸したら
ごはんにのせ
熱い茶をかけて食すものらしい。

胡麻を油がにじむまでするとあります。

じゃ!胡麻油でもいいのでは?!
ダメなんでしょうか。

今はやりのラー油には
胡麻油が入っていませんかね。

考えるのもメンドくさい!
はいはい!ラー油で決まり。

食べるラー油の嚆矢(こうし)
桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」に
鶏卵の黄身だけ入れて
生醤油をかけた中へ
安売りの鯛の刺身を浸けました。

あついごはんにのせて
ネギと海苔(のり)をぱらぱら。
blog鯛茶.jpg

わさびをおいて
茶をかければ鯛茶漬けになるはずなんですが
衝動的に!
そのまま食べてしまいました。あは。

おいしいじゃないの!

檀一雄は九州は柳川育ちとよく書いていますね。
鯛茶漬けは
九州ではよく知られた食事でしょうか。

遠藤ケイ著/にっぽん求米紀行/に
福岡県新宮町相ノ島の鯛茶漬けが。

タレは
醤油!味醂(みりん)!昆布だし!
鶏卵の代わりに
鯛のエラを焼いてほぐした身を入れています。

鴨居羊子が「カモイクッキング」に
母親から伝授の「ばてれん鯛茶」を
紹介していました。

ばてれんといえば九州の長崎ですよね。
自慢じゃないですが
長崎にも九州にも行ったことはありませんが
そんな気がします。

タレは
半ずりの胡麻に
醤油!味醂!酒!卵!砂糖!味の素。

いろんなものが入るんですねぇ。

茶をかけなくても絶品だとか。

ああ!やっぱり!ね。
私にはお茶漬けではなく丼ものですね。

(敬称略)
タグ:檀一雄
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