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熊野街道 信達宿 ふじまつり 2023 [町道!街道!眠り未だ足らず]

JR阪和線の和泉砂川駅から
紀州街道を少しだけ歩きます。
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あれ!?
熊野街道でしたやら。
昨年もおなじことを考えたような。
時代によって
呼称が変わったのでした!たしか。

「泉南石綿の碑」があります。
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このあたりはいにしえの「いしわた村」!
200 もの石綿(アスベスト)の工場があり
1 世紀にわたって栄えたのですね。

「泉南石綿の館」で少しだけ勉強。
昨年も勉強したような。
すっかり忘れていますが。

石綿の原石だそうな。
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フジ(野田藤)が咲いています。
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今年も梶本家で
「熊野街道 信達宿(しんだちじゅく)」
「ふじまつり」(2023/04/22・23)が
開催されるようです。
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その前ですから
静かに見られるのかと思ったのですが
大勢のひとが押しかけていました。
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16 日から一般公開されているのです。
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去年とおなじくらい
4 万房くらい咲いているそうな。
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1 本のフジの木ですがね。

仮設の展望台から拝見します。
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街道を北に進めば信達宿本陣跡。
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「ふじまつり」の前には
公開されていませんでした。

いつもとおなじように
熊野街道と交差している信長街道にとり
真如寺に寄ります。
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徳川吉宗が植えたといわれる
カイヅカイブキは今年も元気です。

長慶寺の長い石段をのぼります。
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境内に孔雀宝塔!三宝塔!多宝塔と
立派な塔がたくさんあります。
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昨年も見たシャクヤクが
咲いているのがうれしい。
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私はなんの進歩もなく
1 年過ぎていたのですね。
十年一日のごとし。
「ごとし」ではなく退化著しいような。



藤棚の下で刀自が梅干を売っていました。

「金熊寺(きんゆうじ)の梅」!?
問うと!おばあさんは
「きんにゅうじ」といいます。はは。

金熊寺地区はこの近く
梅花の名所でしたね。

どちらの方向でしたやら。
観梅に歩いて行ったこともあったような。
ゆうにひと昔以上も前のこと。

そんなことをはなしていたら
「もう!花見はない」とか。

今では花見の世話をするひとがなく
梅園は立ち入り禁止になって久しいとか。

金熊寺梅干は知るひとぞ知る!
幻の梅干!
チョー有名な南高梅よりは小粒だけど
タネも小さく!とても繊細な味だとか。

歴史はあるのですが
生産量は少なく!入手困難らしい。

おばあさんの手作りなら
「すっぱいですね」と聞けば
うなづいて
「しょっぱい」と
関東ことば(?)で答えました。

はは!正直な。
市販の加工梅ではなく
ホンモノ(!)の梅干じゃないですか。

500g は越えているのに
税込み 500 円とはうれしい。
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やっぱり!
名産のタマネギと
スナップエンドウを買って帰ります。
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一休はひとやすみ 菜の花を食う [町道!街道!眠り未だ足らず]

JR学研都市線(片町線)の
京田辺駅の前で
30 分ばかり余裕ができました。

朝食を、、、!
しかし!食べるところもなければ
販売している店舗も見あたりません。
近鉄・新田辺駅前まで歩けば
喫茶店があるじゃないですか。
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あと 20 分あります。
「モーニング B セット!くださ~い」
しかし!なかなか出てきません。
15 分経過!
「まだですかぁ!」

やっときました。
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もう!時間がほぼゼロ!
トーストを飲み込み
野菜をかき込み
熱いコーヒーをひと息にあおって
ゆでたまごを持って飛び出ます。

これで!税込み 450 円とは!?



新田辺駅の東に出れば桜花の中の馬坂川。
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さらに東に防賀川(ぼうががわ)が。
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大変な天井川だったそうな。
しかし!付近よりえぐれていますがね。
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近年!改修したようです。
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坊賀川をここから源流まで歩きます。

すぐ幅員がなくなりますが
やっぱり!天井川の面影はありません。
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あ!高い!あの台形の丘が元の川ですか。
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天井川の断面を展示しているかのような。
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JRと近鉄が並んでいる場所に
跨線橋がありました。
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橋を渡っていたのは!もちろん水?!



同志社大学の中を横切る道を行きます。
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「出入禁止」とは?!
浅学にして!
こんな場所では見たことのない表現ですが。

観音寺に着きました。
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「京田辺」
「ひとやすみフェスティバル 2023」
(2023/03/25 ~ 04/02)開催中でした。

「ひとやすみ」とは一休宗純の墓所が
ここ京田辺市の酬恩庵にあるからでしょう。

でも!「一休」を
「ひとやすみ」との安易な解釈は疑問です。

25 歳のときの師の華叟(かそう)から
洞山三頓という公案をもらって
「有漏路(うろぢ)より
「無漏路(むろぢ)へ帰るひとやすみ(以下略)
と答えて一休の名をもらったというのは
あることないこと!ないことないこと!
面白おかしく書かれた
江戸時代の「一休噺(ばなし)」に
ありそうな解釈では。

一休の休は
「万事休す」に通ずる「休」では。
「万事休す」はいい意味ではないですが
「やすみ」ではなく「きゅう」です。
自分でなにをいっているのか
分からなくなりましたが。はは。

公案の回答は出し尽くして
もうなにもないという「休」では。
休憩ではありません。

ま!それはともかく
フェスティバルのイベントのひとつに
「菜の花摘み」がありました。
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毎年!無料で摘めるらしい。
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が!桜花も早ければ
菜の花も早く咲いてしまい
食べごろのつぼみは皆無。



これをのがしたら
2 時間はこないという路線バスを
30 分も待って乗ります。

もしかしたら!そのくらいもかからず
歩いて駅まで行けたかも。

JR三山木駅と近鉄・三山木駅が
向かい合っていますが迷わずJRに入ります。

往路がJRだったことと
JRのほうが
大阪の私の希望する駅までの運賃が
なぜか 80 円ばかり安いから。

が!つぎの便まで 46 分あります。
でも!みなさん!待っています。
すごいですねぇ。

今日は待つばかりでした。



摘んできた菜の花を食べます。

「なのはな菜」ならほぼつぼみですが
ホントに花になっています。

花の先だけ生のまま!
かぼすコショウとマヨネーズと
梅肉をつけて食べます。
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醤油も少したらしますか。

菜の花にクセがなく!やわらかい。
きわだつ味もありませんが。

日本酒を冷やで飲んだのに
ウイスキーの水割りを
お代わりしてみますか。
強くもないのに。
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東海道酒蔵めぐり 石部宿あたり [町道!街道!眠り未だ足らず]

北島酒造に着きました。
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創業は 1805 年という酒蔵です。
JR草津線の甲西駅から歩いて
10 分もかかりませんが。

「春の東海道酒蔵めぐり」
「酒蔵でつながる東海道」
(2023/03/25・26)開催中。
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湖南市と甲賀市にあるよっつの酒蔵で
蔵開きイベントをしています。

でも!ここには酒蔵見学がありません。

ともかく!無料試飲のブースへ。
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30cc のカップに 5 種類ばかり。
100cc はいただきましたか。

北島酒造の駐車場では
湖南市の物産品を並べた
「酒蔵マルシェ」を開催されています。
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観光バスまできています。

可愛い小さな女の子が応対していたので
たまごかけごはんをいただきます。
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生姜醤油をかけました。
税込み 300 円。

カラフル人参も買いましょう。
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税込み 200 円。



よっつの酒蔵を巡回する
無料バスもありますが
私は湖南市だけを歩いてみます。

西へ進みます。
この道が旧東海道でしょうか
昔の街道にしては幅員があります。

竹内酒造です。
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創業はいつか聞かされませんでしたが
江戸時代からの技術を
受け継いでいるといいます。

ここも酒蔵見学はできません。

試飲は 8 種類!いいですねぇ。
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ここの試飲カップは 50cc !
いいですねぇ。
計 200cc は飲んでいますね。

「斗瓶取り」!?
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10 升?!
18 リットル!?
このイベントのために
「斗ビン取り出品酒を
「そのまま斗ビンごと販売いたします
とか。

よく理解できませんが!ともかく!
税込み 200,000 円!?
なんという値段でしょう。
それには手が出ないので
ま!こちらの
「果恋(かれん)なマンゴー」を。
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マンゴーの果汁の入った日本酒。
200,000 円を見た後で安価に感じますが
これだって!税込み 1,320 円!
500ml なのに。



東海道を急ぎます。

いろいろ歴史の説明板があります。
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現実には形として
残っているものはほとんどないような。

石部宿駅という休憩所を
最近建てたようですが。
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しかし!鍵がかかっていて
トイレさえ使えません。

路地の奥が真明寺かな。
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境内に芭蕉の

「つつじいけて そのかげに ひだらさく女
(原句は漢字だらけです)

の古い句碑があります。

たぶん!真っ赤なツツジの陰で
白い干鱈(ひだら)を調理している
宿の女性を見たのでしょう。

芭蕉の句集を広げると
芭蕉が 42 歳のとき
前に大津!
後ろに水口で詠んだ句がありますから
このあたりの宿で間違いないでしょう。



安藤広重の東海道五十三次の絵の
石部宿田楽茶屋を復元して営業しています。
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はたして復元かどうか。
広重はここまできていないのでは。
東海道五十三次は
だれかの絵を参考にして
想像を加えて描いたものが多いのでは。

ケチばかりつけてすみません。

JR石部駅の前に
石部宿と書かれた門(?)が
造られていました。
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門だけでなにもありません。
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斑鳩町で竜田揚げ定食 天理軽便鉄道跡 [町道!街道!眠り未だ足らず]

大和川が奈良県の河合町の
北の境界線に沿って流れるあたり
北からやってきた富雄川が
合流しています。

合流近くの富雄川は
右岸は斑鳩町!左岸は安堵町かな。

川がおだやかな日には
おだやかな河川敷公園があります。
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さかのぼります。
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春が待ち遠しい桜並木です。

ジョギングでもしたくなるような
橋もあります。
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ひとつ上流の
弋鳥橋(読み方は忘れました)を渡って
JR法隆寺駅のほうに向かえば
いわくあり気な路地がありました。
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この直線!もしかして。

進めば静かな厳島神社。
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路地を抜けると!やっぱり!
天理軽便鉄道跡が!
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しばらくこないでいたら
なんだかすっきりしていませんか。
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冬枯ればかりでもないのかな。

でも!あの路地は鉄道跡ではないですね。
田んぼの中の鉄道跡は角度からいえば
JR法隆寺駅に向かっています。

そちらには今は住宅がひしめき合って
大昔をしのぶよすがは皆無のような。

法隆寺駅に出ます。
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駅の南の広場の東の端の用水路に
レンガ積みが認められます。
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これが鉄道跡ですね。



ランチするところが見あたりません。

法隆寺駅の北側に回れば
レストランの「若竹」が営業しています。
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懐中不如意と身心不調で
食指が積極的に動くものがないのですが
消去法で
「竜田揚げ定食」をいただきます。
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竜田川が流れている町ですからね。

テーブルに福神漬けがありました。
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カレーを注文しなくても
食べていいのやら。
叱られたら!叱られよう。

ああ!やっぱり!育ちが悪くて
どんなときにも
白米と漬けものがおいしい。

福神漬け!たくさん食べてすみません。

税込み 880 円。
タグ:廃線
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阪急沿線 西国七福神 初詣の終わり [町道!街道!眠り未だ足らず]

阪急電鉄の「ぐるっと初詣パス」という
乗車券を買いました。
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京都線をのぞく区間が 1 日乗り降り自由。
500 円とは安い!
ちなみに大阪梅田から
一番遠そうな宝塚までは
片道が 280 円ですから
そこだけ往復してもお得。

その利用期間が今日(2023/01/07)まで!?
「初詣」ですからね。
そんなに長く初詣する訳はないですか。

あれ!?
たとえば「初日の出」とは
新年初めてあがる太陽のことですよね。
元旦のお日さま。
だれかが正月に
初めて見るお日さまじゃないですよね。

初富士でも初鶏でも
元旦じゃないといいませんが。

初詣とは新年に初めて詣でることで
元日でなくてもいいのでしょうか。

そういえば
初荷でも書初(かきぞめ)でも
出初式(でぞめしき)でも
元日じゃないですね。

「初」の字がついていても
元日限定と
そうじゃないものがあるようです。
今さら!教養のないことをひけらかして
汗顔の至り。

阪急電鉄はその「初詣」期間を
7 日までと決めているようです。



そんな訳で宝塚まできたのですが。

阪急電鉄のパンフレットやポスターに
宝塚沿線の
「西国七福神集印めぐり」がありました。
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そういえば!新年の俳句の季語に
「七福神詣(しちふくじんまゐり)」が
あるじゃないですか。

いつまいってもいいようなものですが
「七福神詣」は正月だけの季語!?
それも!
「松の内」だけにまいるならわしと
書いている歳時記があります。

「松の内」ですか。
正月のことなんでしょうけど。
それがまた難問題。
これって!地域によって違いませんか。

関東では元日から 7 日までかも。
ここ!関西では 15 日ごろに
「松」を焼きませんか。

別の歳時記には
「七福神詣」は元日から
7 日までの行事と決めつけています。

その期限は今日じゃないですか。
急いで「七福神詣」に行きますか。
「行きます」とは不謹慎な表現ですが。



宝塚駅からとぼとぼ歩いて 25、6 分。
清荒神 清澄寺。

拝殿に向かって左の
眷属(けんぞく)堂の入り口に
布袋尊(ほていそん)がおわします。
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布袋さまは
三宝荒神の眷属(けんぞく)でしたか。

初詣祈念品として招福箸をもらいました。
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多少空腹ですが!でも!また生意気にも
胃の腑に違和感を感じるので
自販機の熱いカフェオレでがまんです。
250cc くらいで 110 円!一番安いもの。

清荒神の長い参道をくだります。

セイロから湯気が出ています。
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冬はあたたかいものがごちそうですね。
残念ながら!通り過ぎます。



歳時記の
「七福神詣(しちふくじんまゐり)」は
字数の多い季語ですね。

9 字。
俳句は全部で 17 字が基本です。
その中で季語に 9 字使えば
残りは 8 字じゃないですか。
8 字でどうやって
俳句を作ればいいのでしょうか。

たとえば
「まりちゃんが ふられ」で 8 字です。

「まりちゃんが ふられ 七福神まいり

はは!俳句にするにはむずかしい。

「武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)が
「七福神まいり

にすれば!大幅な字あまり。
ま!そんな句を作るバカは
いないでしょうけど。

高浜虚子は季語・季題に
17 字を超越するものがあったと
書き残していますが
そんな季語!どう使うのですか。
それだけで俳句は終わります。

「ふゆにはね ねこがこたつで あたたまる

参道俳句会の
こどもの句が掲示されていました。
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これなんか季語がひとつじゃなく
重なっていますがね。



参道の途中から巡礼街道をたどり
中山寺に向かうつもりでしたが
清荒神駅まで降りてしまったので
ふた駅!電車に乗ります。
乗り放題の乗車券があるので!はは。

中山寺!
なんですか!七福神ののぼりだらけ。
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七福神!みんな
りっぱなお堂におわします。

沿線をたどらなくても
ここだけで!ことたりるじゃないですか。

阪急電鉄指定の寿老人堂だけおまいりして
初詣祈念品をいただきます。
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招福吉祥飾紙です。

境内の「喫茶 梵天」に寄りましたが
やっぱり!食事はやめておきましょう。

蓮筍(はすたけ)ごはんを
テイクアウトして帰ります。
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蓮の葉でくるんだタケノコごはん。
税込み 540 円。



「西国七福神集印めぐり」の
宝塚沿線から離れ
乗車券があるので今津線の
門戸厄神(もんどやくじん)東光寺に
初詣に回ります。

龍壁を見てから入山しましょう。
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ああ!雨になりました。
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初詣祈念品は破魔矢です。
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初詣祈念品はすべて無料です。
大阪を出るときに
阪急電鉄でもらった引換券が必要ですが。



(敬称略)
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