山頂の強姦？！葛城山余聞(2)

大和葛城山の山の上には
トイレが
2ケ所ありました。（私が出合った数ですが）
水洗のきれいなトイレです。

そのどちらにも
「トイレの維持管理のため」
「ひとり100円の使用料」のお願いが書かれていました。

山頂を少し降りたところ
藤棚の横のトイレの前に立っていたのですが
次々やってくる老若男女！
だれもお金を払いません。


50人数えたところで
バカらしくなってやめました。

ロープウエイの駅に近いトイレもおんなじです。


私がお金を取り出して箱に入れていたのを見た少女が
親にお金をもらおうとしたら
親は吐き捨てましたね。

「変な人のマネをしたらあかん！」

ああ！そうですね！
私の風体は変な人ですね！？
ん？！こら～っ！

街の人心は荒れに荒れていますが
山の中でも、、、！
こんな日本に誰がした！

おい！人面獣心のブルジョアどもよ！
やり逃げなんて！
強姦とおんなじだぞ！

死刑！

張り倒しますよ！

あああ！
銀行のＡＴＭは長蛇の列！
尻尾は支店の外！この寒いのに！
年末です～！

急いでいるのに
もたもたしている人がいます。
ＡＴＭのタッチを幼児にやらせているんです。
「は～い！次はここを押して～」なんて！
遊びは外でやりなさい。

張っ倒しますよ！

目白押しの列の中でケータイを話さないひねた女がいます。
「まきちゃん！今日の晩ごはんなににしよう？」
そして
明石家さんまみたいな素敵な歯茎をむき出して
「がはがは！がは」大声で笑っています。
外に出なさい。

張っ倒すよ！

郵便局にまわれば
やっぱり！人が押しかけていて
入口の自動ドアが閉まることができません。

人ごみをかき分けて前に出た初老の女！
「私を先にして」
整理券の番号がすごく若い？！？
2時間前に整理券だけ取りにきているんです！

「その券は無効になりました」
職員がいうと
さぁ！ごね出した腐りかけの女性！
外に出ろ！

張っ倒すぞ！

コロッケ弁償！3千円！？

自転車の1本足のスタンド！
あれ！よくないですよね！
すぐ転ぶ。
そんなボロ自転車！不安定なところへ
停めておくなっ！つ～の！

コンと持っていた荷物が当たったのです。
強く当てた訳ではありません。
1本足のスタンドの自転車が倒れました。
網かごの紙袋が飛び出ました。

「なにを！すんねん～！」
後から自転車の持ち主が怒鳴ります！
意外にまだ若い？！
おね～さん風の服装の40歳前後のおばさんです。

「コロッケ！どうしてくれるんやぁ！」
コロッケは袋に入っています。
コロッケが袋から出て舗道に転がった訳じゃないでしょ。
「ぜ～ったい！こんなん！食べられへん！」
ああ！目を吊り上げて女は主張します。

なにか悪いチューシャでも打ってるんかな。
行きずりの男にスピロヘータでも感染させられたのかな。
普段！こんなときにはトサカを充血させて応対する私なのに
この日は冷めて女を観察してしまいました。

悪いけどもう一度！買ってくださいね。
いくらしたんですか。
との私の言葉に興奮から少しだけ冷めた女は
「3千円！」といいました。

ちょうど3千円だけ！持っていたので渡しました。

貧しき女よ！
飢餓の海でおぼれながらも生きているのか！ほめてあげよう！
コロッケをたらふく食うがよい！
しかし！ハラはふくれても
心をむしばむスピロヘータをおさえられるかな。
貴女は神を信じますかぁ。

この日の私は聖人のようでした。（エライなぁ！ぱちぱちぱち！）

そのときです！
「ちょっと！待ち～！」
知らないおばあさんが飛んで出ました！

コロッケ3個や4個に3千円とはなにごと！とご立腹です。
いいんです！
それでその女の気がすむものなら。

「いいや！そりゃ！あかん！」
おばあさんは許しません！
「返さんかい！どろぼ～！」
「カンケーないやろ！」
正義の？おばあさんと貧しき？女のけんかになりました。
すると！おばあさんには助っ人が現れました。

騒ぎが
燎原（りょうげん）の火のように広がり始めました。
私はそっと場を離れました。

「お～い！どこへいくんやあ～ぁ！」
「お金や！お金や～！返してもらい～！」
おばあさんが背中で呼んでいます。
私はちょっと豊かな気分で
振り向かないで自転車を走らせました。
映画ならイイ場面！

そんで！
今！
文無しです！
はは！損したかなぁ！
悔やむくらいなら！
初めからエエカッコするなっ！つ～の！

本文には関係ありませんが
私が昼食代わりによく食べる
「北海くんコロッケ」の「コロッケサンド」130円。揚げたて。

盗ったもん勝ち！？

ある女性が
スーパーの袋に入れた鮭の切り身をひとつ
自転車の網かごに置いて
別のスーパーに入って出てきたら
老婆が
鮭をつかんで逃げようとしていました。

ちょっと～！おば～さん！？
「いらんわ！こんなもの！」
老婆はわびることもなく放り投げて逃げたそうです。

またある人は
缶チューハイを2本
網かごに入れてネットをかぶせていました。
クリーニングを預けるわずかの間
盗んで歩き去る女がいます。

どろぼ～！
「どあほ！ワシのんじゃ！」
（意訳＝おほほ！ワタクシの物でございます）
違うでしょ～！
「ジブンのモンゆ～証拠～あるんけ～！ぼけ！」
（意訳＝貴女のものという証拠はございますの！ごきげんよう！）

その女は人間ではなかったのかも？！
類人猿に近い顔をしていて
たてがみを逆立てていました！
「怖かった」ので
缶チューハイをあきらめたそうです。

この街の人心は荒廃していますねぇ。

大阪！「花泥棒」の町

大阪は「花泥棒」の町です！？

旧聞に属しますが
中之島公園の咲き誇ったバラを
白昼堂々と
市場に卸すほど大量に切り取って
捕まったおばさんがいました。

その大阪のおばさんには
罪の意識がなく！
なぜ捕まったのかも理解できていないのかも？！

そう！
大阪のおばちゃんの「花泥棒」は日常茶飯事！
むしろ！？
「花泥棒」は
「善行」「義理」「つきあい」と思っている節があります。

店舗の開店のときなんか
贈られた「花」は花屋が持ってくるや否や
あっというまにむしりとられます。
オープン前だろうがなんだろうがおかまいなしです！

お客はまだなのに！たちまち台風一過のきれいさっぱり！

「花はとられなかったら可哀想や！」
ん？？！
花を盗んであげることが
関心を示していますという
近所の礼儀と思っているようです？！
それで！あちこちに声をかけて
団体？で盗みにくるおばさんもいますから
もう、、、お手あげです。

歌手の三橋美智也のお葬式のときも
まだ告別式もなんにもしないうちに
「花輪」はむしられ！持ち去られましたね。
無残でした！

町内円満　みんなでやろう　花泥棒！
花泥棒　やらないやつは　村八分！

これが空気のように身につかなければ
立派な大阪のおばちゃんになれまへん？！

（敬称略）