兼好のまな板?! [わが街・下駄ばきドドンパ]
平安京は海まで遠い!
海の魚は塩干ものしかはいりません。
獣肉は表向きには食べられません。
鮮度から考えるといきおい川魚を尊重するようになりますね。
吉田兼好の「徒然草」に
「鯉(こい)ばかりこそ(中略)やんごとなき魚なり」と
鯉は最高の食材と誉めてあります。
さらに
鯉の羹(あつもの)!を食べたら精がつき
たちまち!
髪の毛がにかわのようにねばったとも書いています。
あつものとは鯉こくみたいなものでしょうか。
髪の薄いことで悩んでいる人!
かつらメーカーや増毛会社に高いお金を払うことはないですぞ!
鯉を食べれば解決です!
もし!解決しなかったら苦情は兼好法師にどうぞ!
そういえば
わが街に「兼好のまな板」がありましたね!?
鯉を調理したのかしらん?!
ありました!
「天下茶屋の聖天さん」と呼ばれているお寺の
なんと!?
「大聖歓喜天」と書かれた石標の台!になっていました。
(中央の石碑の台です)
(厳重なフェンスに囲まれていて撮影が思うに任せられません)
その横の碑には
「兼好法師藁打石」と書かれています。
あら~!?
まな板ではなく
藁(わら)を打った石でしたか!?
すみません!
私の記憶なんてそんなもの!はは。
しかし!どうして
吉田兼好はこんなところで
藁を打っていたのでしょうか。
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