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中学生と玉川峡(1) さっぱり [不謹慎ですが、、、]

さっぱり!分かりません。

「バーベキューをしたいのですが」

私は耳を疑いました。
中学生がいうのです。
今まで小・中学生たちと
食べもののはなしをしたことがありません。

私の周囲には
食べることに無関心なこどもばかり。
ハイキングに行っても
弁当を半分くらい食べ残して遊んでいます。

不思議なこともあるもんです。

玉川峡(たまがわきょう)がいいです!」
え?!遠いなぁ!ま!いいですけどね。

“ なにをどんだけ食べたいの?”
「フツーでいいです」

“ 野菜は?”
「フツーでいいです」

“ ピーマン!食べれる?”
(あたしゃ!野原しんのすけか!)
(クレヨンしんちゃんの作者のご冥福を祈ります!)(合掌)
「フツーです」

なにを尋ねても「フツー」ばかり。

酒場のおばさんに聞いたら
「うちの子!中学のとき!」
「肉 1 キロは食べてたわ!」
「 10 人なら 10 キロは用意してやらな!あかんわ」

別のおばさんは
「今の子は食べへんわ!」
「ひとり 500 グラムやな」

最近の私のバーベキューの経験は
おじさん!おばさんとばかり。
そこでは
ひとり 200 グラム用意した肉が
たくさん余りますがね。
ご年配は
油揚げやらこんにゃくやら
野菜ばかり食べたがりますから。

あ!?
今まで
小・中学生が私のアウトドアの料理に
関心を示さなかったのは
肉料理じゃなかったからかも。

さつまいもとか!とうもろこしとか
野菜が多いもんね。
そっかぁ!?肉なら食べるのかも。

それでも!悩みが払拭できた訳じゃないですが。

ただし!人に聞かないことにします。
余計に分からなくなります。

当日がきました。

中学生の男の子ばかり 6 人が参加。

悩んだ末
肉はひとり 400 グラムにしました。
不足分は焼きそばにしましょう。
蒸し麺を10 袋買い足しました。
まだ不安になって
串つきフランクフルトを 20 本!
野菜も!

難波に出て
南海電車に乗り
林間田園都市駅で乗り継ぎ
橋本駅で乗り換え
やっと高野下(こうやした)駅に着きました。

blog01.jpg

駅の下に清流・不動谷川があります。

駅員さんが
「野生の鴨(カモ)が住んでいます」と
案内してくれました。
鴨?!
カルガモではないホンマの鴨なんですか!?

あいにく!
鴨の夫婦(たぶん?)は外出していましたが。

「ここでいいです!」
「ここでバーベキューしましょう!」
“ だめ!”
“ コンロと炭がないでしょ!”

コンロと炭は予約しているんです。
5 キロ先の「さえもん」(農林総合研修センター)に!
なにがなんでもそこまで歩きます。

「ええ~っ!?」
“ ええ!じゃない!舗装道の 5 キロ!がなんだ!”
“ キミたちは現役の運動部じゃないの!”
“ マラソンなら 15 分!オリンピックでは!”

“GO!ゴー!”

よしよし!やる気を出しましたね!

しかし!速い!速い!

“ お~い!待っておくれ~!”
おばさんを!
あ!いや!昼間はおじさんかな?!(冗談ですよ)
放って先に行くんじゃない!
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